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神様は、「働け」、と言う

土曜日の17時に、iPhone4Sに機種変更する予定にしていました。
発売当日は、システムの不具合で登録が遅れたりしていたので、その1日あとに申し込むことにして、しめしめよかった、と思っていました。

そのために、午後は休みにすることにして、自分の仕事を片付けていました。
昼休みも食事はヌキにして、できるだけ早く。
なんとかメドがたちそうなとき、向かいの席の後輩の同僚の様子をきいてみました。
カレは納期が厳しい仕事をかかえていて、先週は困っている様子だったので、早めに納期交渉してみたら?とか助言してあげて、一部は納期が延びたはずなのだが、まだ苦しそうだ。
どうしてもダメなら、確認作業も手伝うよ、とは話していたが、てっきり、なんとかなるものだと思っていた。
「で、どう?大丈夫そう?」ときいてみると
「ええ、たぶん、・・・今日がんばれば、大丈夫だと・・・思いますぅー」みたいな。
いままで、カレをみていた様子からいえば、これはたぶん、危険信号。

でも、夕方の予定を変えたくもない。だから
「どうしてもムリそうだったら、明日の日曜に午前中なら手伝うから」
といいのこして、会社を出ました。

これも予定通り、百間川の河川敷にクルマを置いて、中で着替えて、泣き出しそうな空の下、何度も迷いながら(止まろうか、止まるまいか)結局10キロをランニングで走りました。
最後はやや本降りの雨の中。

さらに普段着に着替えて、17時にSBショップへ。
いきなりカウンターに近づこうとすると「(順番待ち用の)番号札を持たないで、いきなりいいのか」みたいな客の視線を感じたので、ささっと「予約してたんだけど」と店員に小声で伝えると、カレは店の奥に入っていきました。

2分ほどして、呼ばれると
「お客様、申し訳ありませんが、まだ、登録用のシステムがトラブルで・・」
「昨日のトラブルが?」
「ええ。今、お渡しすることもできるのですが、使われている途中で、予告なしにいきなりシステムが切り替わるのも、ご都合が悪いかと」
「そりゃそうだ」
正常に登録できるようになったら、連絡をくれるらしい。それでも、全然かまわない。

ならば、と、SBショップを出てから、会社に電話。今から、チェックを手伝うよ、と。

18時頃に会社に戻り、22時半くらいまでかかって、予定の作業はすべて終わりました。
後輩のカレは電車で帰るのだが、待ち時間があるようなので、岡山駅まで送っていってあげました。


カレを見捨てて、iPhoneの手続きに行くときも、後ろ髪を引かれる思いだったので、それを見ていた神様は「そりゃ、あかんやろ」と、トラブルをもう少しの期間、直らないようにイタズラしたのだろうか。
そうだとしても、神様を恨む気はない。むしろ、感謝するかな。
by pmrider | 2011-10-16 01:27 | 写真 | Comments(0)