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見晴るかす瀬戸の島々

数日前。
母校の県立H高校に通う下の娘から
「お父さん、教頭コール、見たいんじゃない?」
ときかれる。
そういえば、下の娘の通うH高校の体育祭の前だ。
「そうだな・・・まだやってるのかな」
「伝統らしいよ」
「そうか、当人の教頭は数年前に故人となっているけど、続いてるのか」

第17回蒼碑祭、と冠された文化祭と体育祭。
昨年も体育祭は行きたかったけど平日なので諦めました。
今年は、そういう話もあり、なんとか午後なら仕事が終わりそうなので、行ってみました。

上の娘は別の県立高校だったが、ボクが行くのを避けるように、開催期日を母親にしか告げていませんでした。
結局、ちょっと顔を出したのだけど、
下の娘の対応とは違う。

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ボクの頃は応援のカンバンは木製で、休日に何度も学校に行ってクラスの人と作っていた。
今は布なので、ちゃんと張らないと見にくいのが難だな。

来年は娘も参加する「仮装」は見れなかったけど、高校のリレーはさすがに3年生ともなると迫力があって、スキです。
ランナー3人とも、宙に浮いてる。偶然のシャッタータイミングだけど。
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高校の校歌は、創立当時の大原校長が作詞・音楽の西田先生が作曲。
西田先生は、生徒からははっきりいって嫌われていたけど、ボクはそうでもない。
この校歌は、自分でも、とても好き。

閉会のときに、今日は1番までしか歌わなかった。
アンコールがあり、再度斉唱。校歌のアンコールって、なんだ、これ・・
でも、なんでまた1番???3番の歌詞にも、いい言葉があるのに・・・

さて、注目の(笑)教頭コールは、というと、自分の記憶からはすっかり消えていたのだけど(当時は、全員でのジェンカのあとだと記憶)、閉会宣言のあとの、まさにサプライズなタイミング(生徒にとっては予定通り?)
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教頭コール、とは、メインは、「H高校、万歳!」の掛け声なのだが、その前フリで「精一杯やったか!」てなドリフ・いかりや調なセリフも含まれる。

結局、娘の姿は確認できなかったけど、今日の生徒=後輩たちの態度は、とても嬉しかった。
ハメをはずす部分もあるけど、指示のあるときは、キチンと従う。
まさにボクの目指す態度だ。
体育祭の賞をとれたからといって、一人がクラスの列の端っこから端っこまで走るとウェーブが自然と起きる。
バカになれるとき、それを肯定できる時間は、おそらくわずかしかない。
それを大切に仕舞っておくことは確かな自分への試金石だ。
彼らの素晴らしい未来を願わないではおれない。
by pmrider | 2013-09-11 22:10 | Comments(0)