山あり谷あり花あり雨あり・・~正木山トレイルラン~

b0057140_17261588.jpg



初めて、正木山トレイルランにエントリーしました。
トレイルランの大会は、2年前の阿讃山脈以来2回目で、そのときは14キロちょいのショートコースなのに3時間以上かかってしまい、同じクラスでは最後から3番目という残念な成績。
トレイルシューズではなかったので、滑りまくり、というのは言い訳だが、今回も15キロ。
まだ、5時間以上とかのコースを走る勇気はない・・・

あとは、コース途中にある桜の道が「きれいなのよ!」という昨年の参加者の方の情報と、主催者の一人にチャリランとかの顔見知りの坂口さんがおられたから。

家は7時にでて、40分ほどでサントピア近くにきたけど、少し渋滞して、警備員が先頭車を誘導している。
もう、サントピアの駐車場はいっぱいになったようだ・・

代替の駐車場は1キロちょい先。
そこからシャトルバスが用意されていたが、なかなかこない・・
総社マラソンのような大型バスは用意できないとは思うが、待つ場所は屋根があるのはいいが日陰なので、けっこう寒い。
b0057140_1883382.jpg

いっそ、走ってもいけそうな距離だが、大会コースでは最初に駆け下りる急な坂がサントピアの直前にあり、ここを登るのはさぞかし疲れるだろうと、そこまできて思いました・・

受付を済ませて、テントの下に荷物を置いて、少し歩いてたら、うっかりiPhoneを小さい溝に落として水没寸前で救出。
なんとか無事で済んだようだ・・

もらったもの
b0057140_18103425.jpg


開会式での坂口さんの挨拶。
ゲートル、色もメーカもボクとオソロだ。・・
b0057140_18115357.jpg


M川夫妻と、以前1234階段登りで見かけた女性とかとちょっと話。
再度確認したが、トレイルシューズではなくても問題ない。
周りの人のシューズも、トレイル用ばかりではないようだ・・

9:30スタート。直前に突風が吹き、みなさん「さみー!」と。
b0057140_18133397.jpg


下り坂のせいもあり、最初は5’11/キロで、ボクとしては速い。

でも、1キロ過ぎからは「無限に登るかのような」坂道。
曲がり口では坂口さんが案内を。

何度もあとから来るランナーに道を譲る。
するとずっと連なっているから、次に割り込むタイミングを考えないと・・・
東方面
b0057140_1817359.jpg


4キロあたりまでは、なぜかけっこう苦しくて、なんでこんなことしてんだ、みたいな気持ちで、ネガティブ。
でも、なんとか歩き続ける。
すぐ前を行くOMDのTシャツの女性ランナーを抜きたいのだが、道は狭く、ダッシュするタイミングを探していたが、瞬発力がでそうもないのでそのまま続いていく。

麻佐岐神社までくるとあたりが開けて、上り坂がなくなる。
写真も撮って、ちょっとほっとする。

しばらくは広い道を下りもしくはフラットな状態で走る。

少しずつ山桜の風景が見えてくる。

大野エイドに着く。
ここからしばらくいくと、お目当ての「桜道」がありました。
まさに、満開。
b0057140_18244994.jpg



b0057140_18281091.jpg



b0057140_18301616.jpg

ハイスピードのランナーがよく走るから、ドライバーに注意?みたいな?
b0057140_1821348.jpg


ガケから落ちて根元から倒れているけど、それでも咲く桜。
b0057140_18315478.jpg

ここらは道が狭く、車も通っている。
走りながら車が通過するのはムリ。
一旦脇に逃げる。

湖があった。
b0057140_18324761.jpg



b0057140_18334068.jpg



b0057140_18343354.jpg

2~30人のご老人が並んでハイキングしていたようで、こちらが通過するとみなさんが「がんばって~」などと言ってくれるので、こちらもほとんど全員とハイタッチしながら走っていきました。
楽しい。

そうするうちに、雲行きが怪しい。
そして、雨。
小雨ではなく、風も強く冷たい雨。
カッパを着ることにしてそれから走っていきました。
ほとんどの人は、そのまま濡れながら走っていました。
濡れるのはいいが、そのあと冷えるのがちょっと気になりました。

雨も3分ほどであがり、日が差してくる。
今日はこのあともこんな天気でした。帰る前はアラレも降っていました。

ふと、RunKeeperの距離を見ると、10キロ。
4キロで1時間近くかかっていたので、どうなることかと思っていたけど、案外ロードで早くこれたようだ。

ここからは再び山越えの登り道。
ぬかるみで、シューズはかなりぐちゃぐちゃ。
b0057140_18353021.jpg


ここまできて、ふと気づいたのは、最近ではめったに見ない「ミミズ」をよく見かけたこと。
それも、かなりデカい。
ミミズがいるということは土壌も豊かで、それを捕食する動物にとっても、よい生態系が保たれているということ。
トレイルランがこれから盛りあがれば、ここの環境も、もしかして変化していくのかもしれないな・・

b0057140_18363037.jpg

行きの道を、一部再び走っていく。
スタート時と違って、案外走れる。

残りの距離の表示が、RunKeeperに比べて1キロほど短いが、まあいいだろう。
そうするうちに、この前、M川さんからきいた話を思い出しました。
ゴール近くに激坂があるんだよ、と。

まさに、だんだん見えてくるのがサントピアの建つ丘で、ははあ、あそこか、とわかってきました。

夫婦岩の坂に比べればたいしたことはないが、最後の試練となる。
今日はなんとなくいい走りはできなかったと思ったので、ここだけは「歩かないで登る!」ことにしました。
歩く人も多かったけど。
結果としては、遅かったけど、歩くことはしませんでした。
数人抜いたし。
でも、ゴール後の飛び賞(着順で当たりがある)をみると、抜かなかったほうが当たったかも・・??

完走証と豚汁。完走証のコトバも、ここならではだと思いました。
b0057140_18372425.jpg

距離は14.08キロでした。
タイム、2H9M45S。
累積標高、約700m。熊山の620mを凌ぐ。

サントピアの入浴券があったのでついでに着替えて、外に出ると、またも雨・・
駐車場へのバスはちょうど着いたとこだったので、乗せてもらいました。

いつものとおり、あれだけしんどかったはずなのに、疲れとか後悔はまったくない。
今回のサクラは、ソメイヨシノももちろんキレイだったけど、山腹に点在する山桜のグラデーションに目を奪われました。
ほかのランニングの大会でもよく感じるけど、レースは人生の縮図。
苦しいけど、そのうちいつか楽しいことが待っている(ことがある)。
それと、これは「トレイルラン」といいながら、トレイル部分は5割程度か。
地元のハイカーの方からも気持ちよい挨拶をもらい、この大会が地元でも愛されて守られていることを実感しました。

来年も来るかどうかわからないけど、この大会の良さはずっと伝えていけると思う。


余談ですが、われわれと同じようなコースで、某地元大型店舗のスーパーチェーンの新入社員研修が行われていたようで、坂道を10人ほどの集団(チーム、らしい)で、何度も何度も、なにやら念仏のように同じ言葉(お客様第一、とかみたいな。忘れた)を唱えながら、中には泣きそうにして走る女性もいました。
サントピアの入り口前では全部で70人くらい(?)が整列し、軍隊のような掛け声を・・
いまどき、あるんだ・・こんなの。
b0057140_18383252.jpg

by pmrider | 2014-04-06 23:47 | Comments(0)