成田家リポート!
でも、今はみんなやってるから(笑)平気。
成田家、といえば、かつてボクの父親からは「安い・美味い」を前面に出して強調された、もっともお手軽な岡山の飲み屋。
以前、家族では行ったけど、会社に入ってからは、イマイチ垢抜けない感覚があり(日ごろ飲むのにはいいが、若い女性社員も喜んでついてくるようなハレの感覚ではない)会社の飲み会とかでは一切利用しませんでした。
それ以外にも、店のキャパは比較的小さく、いつも客で一杯だから、という理由もあったと思います。
日曜が店休日、というのも、なかなか行けない理由にもなっていました。
で、この祭日の11日。
自分のバースディのお祝いに、自分にご褒美をあげるつもりで、「一人飲み」を敢行。
家では、だからといって特別な夕食を用意してくれるのはまったく期待できないし、飲むと、あまりいい顔をしないヨメさんがイヤだし、友人を誘うと、バースディのオゴリを意図しているようで、そう思われるとイヤだから。
なんとなく表町を歩いていって、ダメ元でこの店の前にくると、・・営業しているようだ。
客は1階だけでは4割ほど埋まっている。
カウンターの一番奥が居心地がよさそうなので、ここにする。
最初のビール、ヱビスプレミアム
鳥酢。これは定番だ
隣の客が「酒」を頼む。メニューにも「酒」とあるが、ここでは日本酒。
溢れる注ぎ方が、昔からの居酒屋ならではで懐かしい。
こちらも頼んで、合計2杯を飲む。
ヤキトリ。身と、ズリ
鳥モツ煮
周りの客は、「手作りコロッケ」を頼む人が多いようだ。
なので、こちらも。
カレイの唐揚げがメニューにないので、主人にきくと「カレイはないんです・・ゲタならできますけど」
「それじゃ、ゲタで」
煮付けはよくあるが、ゲタの唐揚げは初めてだ。
よく味がついているが、ゲタ自体の味はわからないのがちょっと残念。
ゲソ焼き。
あとは焼酎の麦のロックを2杯頼んだが、そこらでお開きに。
3500円あまり。
成田家、のイメージとしてはちょっと高い気もする。
美味しさ、はいいけど、安さ、というカンバンは、ちょっと損なわれているような。
家に帰ってから娘がくれたバースディプレゼントのひとつ。
ちょっとほっこりした。