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左手小指骨折顛末

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3日の朝のラン中、いまになって思えば、余所見していてコケた結果、左手小指の骨折にいたる。

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その日は娘とバイクで出かける約束があり、そんなチャンスはめったにないので、左手の痛みは置いておいて1日、直島で瀬戸芸を回ることにしました。

じっとしていれば痛みはないし、骨折なら吐き気がするような症状の鑑定もきいたことがあるが、それはなし。
打撲ならばそのうち治るだろう、と。

でもその日は終始バイクのギアチェンジのたびに痛みがあり、できるだけ定速(=かなり低速)にしてトロトロ走って、家までは帰り着きました。

翌日にはちょっとは改善されているさ、と思って次の朝を迎えるが、ほとんど変化なし。

会社に行くためにバイクに乗るが、前日のとおり、ギアチェンジには痛みを伴う。やむを得ず引き返す。
せめて今日1日様子を見て、土曜の翌日に病院にでも行けるかと思ったけど、これでは無理!と判断。

仕事先と本社に電話を入れて、とりあえず「体調不良」ということで休みをもらう。

整形外科はいままでほとんど行ったことがなく(総合病院ならあるが)ネットで探して比較的近所のO整形外科に行くことに決定。

先生から診断+レントゲン写真の結果、
「左手小指骨折ですね」
言うが早いか、すぐにギプスの準備。
肘部分まで擦り傷があったためあっという間にロケットパンチぽい重傷者用包帯の姿に。

まずは一ヶ月ですね、回復が遅ければ2ヶ月、とか先生がつぶやく。

レントゲンやギプスの型取りのせいだろうが、1万近くの医療費。

家でヨメさんに説明すると、そういえば・・・・と、保険会社の補償のことを言い出す。
たしか、「骨折治療」ならば無条件に5万もらえるよ、と。
ならば、明日も来いと言われているので、そうする。

仕事先には電話して休暇を了承してもらった。
自分の所属する本社にも、休暇を申請した。
しかし、10時過ぎ、今後はバイクでの通勤はできないので、バス通勤に切り替えることで、本社の上司Kに電話。
取り次いでもらうと「それは総務から聞いているから」と面倒そうな言い方。
「そうではなくて、病院にいった話はまだしていません」とことわった上で状況説明。
上司Kは、今の職場に拾ってもらった恩人とも言えるけど、あまりにも人をバカにしすぎる。

翌日。
医者に行くと、ギプスはずっとこのままと思いきや、再利用できるそうで(だから、昨日からずっと、氷か保冷剤で冷やして成型せよと)ざっと患部の消毒をやり直してもらい、すべては元通り。

「では、次回は来週の月か火に・・」と言われたので「ちょっと待って!平日は時間がなくて通院できません」と答えると
「じゃ、治らないですよ。それでいいの?(こっちは、全然気にしないけど、みたいな)」
仕方なく、火曜日の午後に休みをとることで自分なりにシミュレーション。

はー、なんでこんなに苦労を・・・

保険会社からの骨折治療経費請求は、他にもいっぱいいるらしく、おおよそ一ヶ月待ち(苦笑)


左手小指の骨折、という軽症に思われるキズだが、実際は左手の握力がゼロとなる。
動かすことはできても、軽量のモノはゆっくり動かせても、以前のようなてきぱきとした動きは望めない。
オートマ車のドライブ切り替えも、バックならボタンを押しながらシフト、というのができない。
フロに入れば、ビニールカバーをつけて障害のある手を使うことになり、できないではないが時間がかかる。
タオルを絞るとき、仕方なく両足も使ったが、イマイチ。
水道蛇口に濡れたタオルをかけてねじって絞る方法で。
そういう不便さを感じることができたからこそ、事実はマイナスばかりではない。


by pmrider | 2016-11-05 22:56 | ぶつぶつ | Comments(0)