PM_RIDERS:ランニング
2024-03-28T06:39:32+09:00
pmrider
PM_RIDERの走り方
Excite Blog
熊野古道と伊勢・旅ラン・3日目(伊勢神宮)
http://pmrider.exblog.jp/33730131/
2024-03-25T23:22:00+09:00
2024-03-26T09:25:03+09:00
2024-03-25T21:22:13+09:00
pmrider
ランニング
ホテルは素泊まりのはずだが、案内には、「簡単な朝食をご用意しております」と書いてありました。
ならば、行ってみる。
結局昨日はトータル17キロほどの半分を、坂道ルートを歩いたり走ったりしたので、さすがに夜中に両足の筋肉がなんとなく痛んで時々目が覚める。
6時くらいには起きて着替える。
7時に朝食会場と思われる1Fに行くと、客はほぼ満杯。
いちおうバイキング形式なのだが、おかず類は3種類でヤキソバもあったが、ヤキソバはパスしておにぎりを3個。
無料サービスにしては味噌汁は美味しかった。
7:20 セルフ・チェックアウトして、「貸傘」を借りる。
まあまあ強い雨の中を歩く。
7:40 外宮7:50 正宮
事前にみた動画では、「同じ神社といっても、ここは格が違う。ここではお賽銭を入れてお願いしてはいけない。ただ感謝するべき」と説明があったのでこちらも手を合わせただけだったが、そこにひかれた白布の上には、ばらばらとお賽銭が。😅
とても神聖な石らしい
多賀宮
土宮
風宮
団体さん?
8:10くらいには別宮も回り終わって道にでる。
8:25発の内宮行きバスに乗るために並ぶ。
その間に調べると、このバスはICOCAが使えそうだ。
バスはぎゅう詰めではないが乗客は多い。
8:50 内宮着。寒いのでトイレでダウンを重ね着する。
宇治橋前で3人グループの人に写真を撮ってもらう。
9:15 正宮
荒祭宮
お土産を売る場所で、ヨメさんに干支のウサギの置物。妊婦の娘には安産お守り。息子には厄除けお守りを買う。
風日祈宮(かざひのみのみや)
10:00 内宮を出る。
昨日、山で会った人から、ボクが「伊勢に行くんです」というと「それなら伊勢うどんですね」と言われる。
続けて「伊勢うどんなら、岡田屋がいいよ」と、2回別の人から勧められたので、これは行かなければと探してみる。
人気のある店は、行列ができているからすぐわかる、とも言われました(汗
ネットで場所はすぐわかる。開店は10:30らしいので、ちょっとぶらぶら。
ヨメさんが気に入りそうな「菩提樹の実」のアクセサリを買う。
10:15にうどん店の前に戻ると、一人男性が立っていたので、待ってるんですか、ときくと、そうだよ、と。ならば、と横に立つ。
開店は10:30丁度。
入店して「相席になるかもいいですか?」と言われるが、もちろん問題はない。
ただし、いまだにアクリル板を前に置かれる(苦笑)
注文は、普通の「かけ」でいままでのうどんと比較対象したかったが、せっかくだから、と「かやく伊勢うどん」(800円)をオーダー。
他の人の多くは玉子入りを頼んでいたようだ。
でてきたのは、丼にダシの入ったうどんというより、「ぶっかけ」系の、濃いめのダシがかかったもの。失敗したなぁ・・と思ったが、あとで動画を見ると、「伊勢うどん」とは汁物ではなく、そういうものらしい。
麺は、さぬきうどんよりは柔らかいが、粘りがあり、ただの「のびたようなうどん」を予想していた自分が恥ずかしい。
確かに美味しい。
10:45 店を出て「おかげ横丁」にはいり、「焼き桧扇貝」を食べて、自分用の箸を買ったりしたが、ずっと雨で寒く(4℃くらい?)、傘をさしたまま何か食べながらぶらぶらする気分にはなれず。
帰路につく途中、バス路線の停留所に「猿田彦神社」があったはずなので、歩いていく。
11:34 猿田彦神社
「火の鳥 ヤマト編」の設定はこの逸話がベースかぁとか思いながらお参りする。
伊勢市駅までのバスの本数はまあまああるだろう、と思って、バス停に着く前に目の前を通り過ぎるその方面行のバスを余裕をもって見送ったあと、時刻表を見て、がっかり。
さっきのを逃すと次は1時間後。
まいった。
マップで見ると、「五十鈴川駅」がある。
そこまで行くか。
さっきまではたくさんの人と同じように歩いていたが、今同じような方向に行く人はいない。
12時過ぎに駅に着く。
切符を買うが、あとで見ればJRではなく近鉄の駅なので、ICOCAが使えた。
12:30 伊勢市駅着
近鉄出口改札(北側)から出たので、正面となるJR改札(南側)までぐるっと歩いていく。
13:46発の近鉄に乗って帰ることに決めたので、それまではお土産を買って、できれば名産のごはんを何か食べたい。
「へんば餅」があったのだが、賞味期限は明日まで。
子供たちに渡すにはリスクがある。買ってきたよ、と言っても、いらない、とか明日なら取りにいきます、とか言われればこちらで食べるしかない。
赤福も、明後日が賞味期限だ。
最悪はヨメさんとボクで片付けられるだけの量を買う。
赤福1箱(8個入り)とへんば餅5個入り。
あとは普通のお菓子やらを買う。
問題は、ホテルで借りてきた傘。
返却にいくつもりだったけど、もはや時間がない。
ボクの今の「施設管理者」の業務からして、忘れ物のカサをホテルが再利用しているように推測できるし、JRに置き忘れたカサは珍しいことではない。傘の柄にはホテル名がどっしりテープで貼られているから、いつかあのホテルに戻るだろう。許せ。そっと駅の片隅に置いていく。
結局、今日も「伊勢うどん」は食べたが、家に帰るまで、普通の食事は取れそうもないので、駅でオニギリ2個とお土産の練り物(海老マヨ串)を買ってホームの座席で食べる。
13:34 気が変わって、早めに伊勢市からなんばまでの特急に乗る。特急券は車内で買う。
全席指定なので、乗り込んで適当に座った席が他の男性の席だったらしく、そそくさと違う席に逃げて、車掌さんから券を買う。
「特急券は買っていただきましたが席の指定はできませんので、今のお席が途中で乗ってこられた別のお客様の席だった場合、別の空いた席に移ってくださいね」
と言われる。仕方がない。
でも、譲ることはありませんでした。それほど込み合った車内ではない。
なんばで新大阪まで地下鉄乗り換え。
ナビタイムで指定された新幹線より、少し早く発車するひかりが、各駅だが岡山止まりだったので、そちらに乗る。
結果、ナビタイムの指示の方が早く岡山に着いたのでした(苦笑)まぁ、落ち着いて乗れたからいいじゃん
帰りの新幹線ではちょっとうとうとしたけど、さほどの疲労感はない。
帰りながら、子供たちに「お土産わたしたいぞ」メールして、結局は19時くらいに下の娘が家に来てくれて、無事に上の娘のぶんのお土産も渡してくれたのでした。
ヨメさんへのお土産も好印象。ほっ
今回も、「ただの旅行」ではなく「旅ラン」の要素を加えた工程であったことが嬉しい。
できれば紅葉の伊勢神宮も行きたいし、やはり熊野本宮大社にも行きたい。
ガイドブックの所要時間と、今回の自分の工程時間を比べれば、より実測値に近い計画が立てられることを願いながら、・・・次の旅に続く。
#旅ラン
#伊勢路
#熊野古道
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熊野古道と伊勢・旅ラン・2日目(熊野市・尾鷲)
http://pmrider.exblog.jp/33729163/
2024-03-25T22:20:00+09:00
2024-03-26T09:24:32+09:00
2024-03-25T00:20:37+09:00
pmrider
ランニング
紀勢本線の列車は便数が限られる。
予定では
1.熊野市付近(熊野市駅方面から有井駅方面へ)
2.尾鷲市付近(相賀駅方面から尾鷲駅方面へ)
の順で熊野古道を走る。または歩く。
熊野市エリアからは11:26有井駅発12:33相賀駅着
の計画だったが、昨日ローソンまで走ったことで、熊野市駅がさほど遠くないことがわかりました。
なので、熊野市駅8:36発に乗ればもう少し時間に余裕ができることに気づきました。
9:20相賀駅着。
※駅の位置関係
北からの駅の位置
■相賀 (予定ではここから尾鷲まで歩く)
🚃
■尾鷲
🚃
■熊野市
🚃
■有井(花の窟近く)
朝5時15分頃に起きて、準備して6時には出発。
宿のご主人に新たな計画を話すと、ちょっとびっくりしていました。無理かも、って顔で。
主人からは「ボクなら、松本峠を登って鬼が城(このエリアの南端)まで歩いて1時間くらいですよ」と言われて、参考にする。
「松本峠のそばに赤いお地蔵さんがあって、そこを左に。まっすぐ行くと山を降りてしまいますから」とアドバイスをもらう。松本峠の石畳の道は急だけど、それほどでもない。
朝の森が美しい。
いにしえの旅人が、ここを幾人もの人たちが通り過ぎただろうことに思いを馳せる。
赤いお地蔵さんを見つけて、さて、山道に。
それほど険しいかんじはしない。
熊野灘と朝日を見る。
鬼の城跡に6:40くらい。
あとは下山。
途中に桜の木がたくさん。
もう少しすれば絶景だろう。
反対の登山口となる場所には7:00着。ご主人のいう通りだ。
「断崖の遊歩道」に向かう。
数人とすれ違う。服装は確かに「散歩」のようないでたちで。
トレッキングのようではない。
いくつも絶景が広がる。
危険さは感じないが、「非地球的」な風景が続く。おもしろい。
風が強かったら、波の音とか、恐怖を感じるのかも?
このエリアを抜けて、次の「獅子巌」を目指すが、すぐに階段を登ると、ルートとなるR24は歩道がないことを確認。
一旦降りて、細い道を進む。
やがて堤防みたいな道があり、そのフラットな上を進む。
獅子巌と思われる岩の手前から、浜に降りて、砂利の浜辺を進む。
遊泳は禁止だが、立ち入るのは禁止ではないらしい。
走りにくいが動画を記録する。
砂礫はキレイなので、白いのを2個拾って、ヨメさんへのお土産にする。
安上りだ!(( ´∀` )
獅子巌の近くにくるが、そういうふうには見えない。
道路に上がって、しかるべき場所なら、ちゃんと見えました。
さて、時間は8時ちょうど。
残りの「花の窟」(はなのいわや)に行ったら、列車に間に合うかどうか微妙。
でも、ここまできたら、行くべき。
もしかしたら、バスの便もあるかも?と楽観して、先に進む。
8:07 花の窟神社
他に観光客はいない。
石がご神体ときいてはいたが、正面には金属製のデカい「玉串」。
頭上の木には、しめ縄のようなものがかかる。
こんな神社は初めて。さすがは日本最古?
来てみてよかった・・・
それはそうと、もう8:13。
8:26がゴール。たぶんあと2キロ。
熊野市駅までのルートはシンプル。
なにせリュックがあるのでいつも通りの速さでは走れない。
途中で、2分遅れるのがわかりました。万事休す。
熊野市駅のJR窓口で「尾鷲までバスとかありますか?」ときくが「そのバス停で時刻表を調べてください」と言われるだけ。高速バスはあるが、尾鷲行きはないし、便数はわずか。
JRしかない。とはいえ、こんな便数・・
確認すると、JRの次発は9:33の特急。尾鷲まで乗るしかない。
相賀駅までいくのは諦めて予定と反対のルートを考える。
まだ9時前とあって、ここらの相当田舎な雰囲気以上に閑散とした駅前の風景。
店も開いてないし人もほとんど歩いていない。
少し寒いので自販機でコーヒーを買って飲んで待つ。
さっきまで開いていたJR窓口は「9:10に開けます」と紙に書いてある。
まー、1時間に1本あるかないかだからな。
切符は券売機で買って、そろそろという時間にホームに向かう。
「自由席は、那智黒の前です」と駅員さんに言われたとおり、そういう陳列物の前に行く。
同じ列車に乗ると見える、ボクより少し若いくらいの女性が背中に大きな荷物を背負っているので「熊野古道に行かれるのですか?」ときくが「いえ、地元なんです。法事で里に帰るんです」と。
それからしばらく、その女性とあとからきたその人の姉妹の女性や別の女性や熊野に詳しい男性(関連の本を30冊くらい書いておられるらしい)などが加わり雑談・・
那智黒の囲いの中に黒石が敷かれていて「勝手に持って帰ってもいいのかな?」とかボクが冗談ぽくいうと「いえ、これは碁石の不良品。那智黒は碁石の産地です。持って帰って、ご自分で磨いたら碁石になりますよ」と言われる。なるほど・・でも、何十個磨けばいいの?(笑
10:01 尾鷲駅 着
自由席には無事座れて、駅を出るが、熊野古道の案内らしきものはなく、旅行案内所らしきものもみつからない。
仕方なく、交番に入ってみる。とりあえず、馬越峠への入り口を聞く目的。
地図を開いてもらい、丁寧に説明してもらう。
「尾鷲神社がここにあります。隣の金剛寺の、すぐ先の道を入ってください。さらにその先の太い道ではありません」
尾鷲神社の巨大なクスノキも見てお参り。
10:20 熊野古道入り口
ここからは最初の数10mを除き、ずっと坂道。
途中のちょっと広い場所で、完全にランの服装にチェンジ。
この頂上かなぁ・・・
昨日も今日も、ボクと同じような観光客(外国人も含む)は、いままでの見て来た観光地の客数と比べてはるかに少ない。やはり外国人には(電子カードが使えない)JRが使いにくいのだろうか。
石積の道をひたすら登る。
傾斜はそれほどでもない。
気温の低さは、いまのところボクには有利だ。
11:10 馬越峠着
天狗倉山に登るんかーい、登らないんかーい、ドッチ?登る~~
朝はコンビニのサンドイッチのみ。
これまでコンビニがないので補給できなかったから、もってきたパワージェルだけ補給する。
おそらく先に登っていると見える人の数人の大きな荷物がベンチに置かれている。
まー、ここで盗難に遭うこともなかろうという判断か。
それもアリだが、ボクはそのまま背負って登る。
11:20 登山開始
標準では往復1時間(らしい)。
途中、かなり段差のある階段もあり、ポール代わりの枝を探すが、見つからず。
頂上手前の「北ルートと南ルートの選択」の看板では北ルートを選びましたが、あとで登山客にもききましたが、南ルートの方が楽そう。北は岩場が・・
11:40 登頂
南側の岩。先客の3人の外国人女性。
アメリカ人ぽい一人に写真をお願いして快諾されるが、彼女のスマホがポトリと岩の上に落ちて、あやうくはるか岩の下に落ちそうになり、全員ひやっと・・
他の2人は中国人ぽいけど、日本語は少し通じました。
でも、ボクが「このあとは、アイ・ウィルゴーツー、イセ・シュライン」と言っても伊勢神宮だと伝わらなかった・・発音悪い??
もう一つの北の岩にも登り、そこにはおそらくボクと少し下の年代の男性が2人。
三重県内の人のようだ。
写真を撮ってもらいました。
さっきの外国人3人も来てそのうち一人が男性にシャッターを頼んでいましたが、カメラはペンタックスの光学式カメラ。
「すごいねー」
「なつかしいねー」
「・・ということは、我々は同年代だとバレちゃいますね(笑)」
みたいな話。
「伊勢うどん食べるなら、岡田屋がうまいよ」とか教えてもらって、彼らとは別れて先に下山しました。
12:00 下山開始
途中、登ってきた女性(おそらく50代だと思うけど、今どきならもっと年配かもしれない)と雑談になり、さらに、この急勾配の坂を走って2往復してた30代くらいの男性トレイルランナー(最近、近くの38キロのトレイルレースで優勝したとかいうヨシザワさん)も加わり話が続く。
彼からも、「伊勢うどんなら岡田屋」の助言をもらい、この店の味に確信を持つ(笑
この女性は、この山に「週2」で登っているらしい。おかげで、骨量も増えたとか。すげー
彼女の話では、自衛隊は訓練でこの山に登らされるらしく、「下から天狗倉山頂上まで30分で行け!と言われるらしいわよ」とか・・。あの登山口が「下」だとすれば、ボクは1H20Mかかってる・・
ボク「この急な階段で、ケガする人っていないんですかね?」
ヨシザワさん「いましたよ。こないだ高齢者の人のツアーで、下りで将棋倒しになって大けがになりました。」
「ヘリで搬送とか?」
「そうですね。ボク、ここいらでは一番現場に早く行けるので、呼び出しされてかけつけましたよ」「へー!」
12:35 馬越峠に戻る
あとは下山。頂上であった男性は道の駅海山(みやま)から登りで上まで1H30Mかかったそうだ。
あとは楽かなぁ、とか降りてゆく。
分かれ道になり、「一里塚」の案内表示があったが、iPhoneのマップではそうではなく、(結果として遠回りの)林道を示したので、そちらを信用したのが間違い。
1時間ほど余分に歩き、13:50に道の駅に着いたときは先ほどの男性2人と再会し、「道を間違えました」とこちらはポリポリ頭をかく(^^
空腹ではないが、何か補給した方がいいと思うのだが、ちょっとした店もなく、食事ができそうな店も、どこも開店していない様子。
道の駅も、テイクアウトの店はあったが、呼んでも人が来ない(笑
ゴンベさんの由来。
14:20 相賀(あいが)駅着
無人駅らしく、券売機もなく、キップの買い方がわからない。
待合にいた女性は地元の人かと尋ねてみると、時刻表の下に、整理券を取ればいいと書いてあります、と淡々と教えてくれました。(結局、彼女も同じような旅行客だったらしく、伊勢市まで同じ列車に乗っていました。)
14:46 相賀駅 発
15:04 紀伊長島駅 着
次の便まで1時間ちかくあるので、改札を出て駅前へ。
地図ではすぐ前に寿司屋があるはず。
普通は正月にしかない「しめ飾り」がこの店にはまだ飾ってあり、「なんかズボラな(失礼)店だな」と思ったけど、伊勢やこのへんでは、1年中お飾りを飾る風習があるらしい。すみません
ちなみに調べてみると
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ではなぜ伊勢で一年中しめ縄を飾るようになったのでしょうか?
この文化には、地域の言い伝えがかかわっているようです。言い伝えとは…
その昔、伊勢を旅していた須佐之男命(スサノオノミコト)が夕暮れに泊まるところがなく困っていたところ、蘇民将来という男が貸し貧しいながらも一夜の宿を貸し、もてなしました。須佐之男命はこれを喜び、一宿の恩として『蘇民将来の子孫と書いて茅の輪を門口にかけておけば子孫代々病を免れる』と言い残し、以来、蘇民家は疫病を免れ代々栄えました。
というもの。この言い伝えにあやかって、伊勢の人々は「蘇民将来子孫家門」の札をしめ縄につけて、一年中、門口に飾るようになったそう。
ちなみに須佐之男命は、古事記や日本書紀に出てくる神様で、天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟であり、暴風の神様や厄払いの神様として信仰されています。
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テイクアウトのみで、店は営業しているようだ。
テイクアウトの理由が「コロナのため」というのは、あまりに前時代すぎ。
それでもここらの名物の「さんま寿司」があるようなので、注文。
普通のサンマ寿司と「焼きサンマ寿司」があり、「どっちがいいかな」と悩んでいると、「半分ずつのがあります」とメニューを説明されるので、それで。
生のはかなり酢がきいていたけど、焼きサンマは、より美味だったのでした。
まだ時間があったので、ちょっと歩いてみると、レジからすればハローズ系らしきスーパー「オークワ」があり、ちょっと買い物。
ここまで、かなりの田舎風景だったけど、ここだけは岡山と同じ感覚。
16:07 紀伊長島駅 発
18:06 伊勢市駅 着
近くの店で「伊勢うどん」が食べられれば少な目でいいから食べようと思って探したけど、もう閉店だったり、他の飲み屋系も、大方店が暗い。
ローソンで買い出しして、東横INN伊勢市駅を探してチェックイン。
ここにもしめ飾り。
ここも、セルフ形式のチェックイン。
明日の雨対応で、「レンタルのカサありますか?でも、明日一旦チェックアウト後に返却することになるけど、大丈夫ですか?」ときいてみる。
「あそこにある(入り口の自動ドアの中にたくさんある、明らかにいままでの客の忘れ物の)傘は自由にお使いください」
「ありがとう。じゃ、チェックアウト後でも返却にくればいいですね」
「ええ・・」
なんとなく、そこらはあまり厳格なルールではないように思えました・・
エレベータもルームキーのかざすタイプだが、位置が下過ぎて、わからなくて、フロントのオネーチャンに教えてもらったよ、バカヤローメ、コンニャローメ(^^
部屋のバスは蛇口の向きで洗面所用とフロ用が一体式。
ビジネスホテルもどんどん変わっているのを感じる。
明日の起床時刻は決めていないが、雨の伊勢神宮なので早く起きる必要はない・・
#旅ラン
#伊勢路
#熊野古道
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熊野古道と伊勢・旅ラン・1日目(新宮)
http://pmrider.exblog.jp/33729057/
2024-03-25T17:01:00+09:00
2024-03-28T06:39:32+09:00
2024-03-24T22:01:33+09:00
pmrider
ランニング
この春も、どこか旅ランに行きたい。そういえば、伊勢神宮はいまだに行ったことがない。動画でそういうのをテレビで見ていると、ヨメさん「伊勢神宮、行ったことあるの?」「いや、行ったことないから、こうやって調べている。そっちは?」「行ったことない」「じゃあ、ちょっと見てみ。」行く前に、そんなの見たくないなぁ、とぶつぶつ言うが、以前も旅行に行って、「ここも見ればよかった」とあとで後悔してたのは誰だっけ?たしかに初めて訪れるインプレッションは大事だが、効率的に旅行するなら、動画でみておくべき。だと最近思う。動画で見たからといって、実際に見るイメージとはかなり違うことはわかってきた。外宮60分・内宮90分と説明があるコースの動画を見せた結果「私はいかない」だとさ。多分、かなり歩かなくてはならないから。
ボクは、よくある観光バスツアーで、ドアtoドアな観光なんてしたくない。
昨年の吉野山旅行で感じたが、ある程度歩けなければよりよいものを見ることができない。
もちろん速く走るのではなく、ペースは自由だが、「歩きたくない」のは大きな損失。
結局単独行となる。
ならば、行きたかった熊野古道も視野に入れる。
動画や本で調べて、熊野本宮大社に行くには中辺路とかを通るべきだが、それなら和歌山経由が便利だとわかる。
今回は伊勢に行くので、ならば、伊勢路を選ぶ。
こちらも立派な世界遺産だ。
これだと2泊は必要だとわかる。
熊野古道のすべてを回るには時間がないので、熊野市と尾鷲市と新宮市に絞る。
あとは天気。
ランするときは雨では困る。
21日~23日に仕事の休みを確保してから、天気予報を毎日確かめながら計画する。
1週間ほど前、21~22日は好天だが23日は雨模様だと判断する。
21~22日に走り、雨でも行ける伊勢神宮は23日に決定。ホテルを予約する。
しかし、ちょっとタイミングを逃したようで、駅の近くの手頃なホテルはかなり予約済みだとわかる。
寝るだけなので、素泊まりで最低のアメニティがあれば十分。
1日目6000円と2日目7140円の宿を確保。
走るなら、大方の荷物はロッカーに預けて、軽装で走って、そこまで戻るのが楽なのだが、以前高野山では起点とした九度山が、列車の便数が少ない場所だったのでちょっと焦った記憶が蘇る。時間効率を考えれば、すべて背負って走る必要がある。なので、普段着とランニングウエアを持っていくのではなく、ランに特化した服装にする。
しかも、重さもなるべく軽くする。
天気予報では、もう3月なのに予定の日はかなり冷え込む(最低気温0℃予想)ので、スポーツウェアーの上下もウィンドプロテクションのプーマの約2万円のものに新調する。ヒマラヤでは、ミズノのもうちょい安いのは「走るとかなり暑いです」と言われて通気性のよい、こちらに。
最終的には、ランの服装の上にヒートテックのアンダーウエアとしまむらのウルトラライトダウンを着てからジャージとする。
もう1枚セーターを着るかどうか当日までかなり迷ったが、風は弱いとみて、セーターは回避。
シューズはもう4年愛用(?)のアルトラ。
リュックの重さはざっと5キロ。
モバイルバッテリーとかシェイバーが重い。
(ようやく出発)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
21日 6:45 家を出発。駅近くの仕事用パーキングへ
7:25 新幹線 岡山発
8:13 新大阪着
行く前から気になっていた、通勤ラッシュ。案の定、つかまる。
OsakaMetro御堂筋線でなんばに向かうが、新大阪の着いたホームに現れた地下鉄は満杯。
それでも数人が降りる。こける女性もいる。
列の3人目に並んでいたが、先頭の男性は微動だにしない。
はよ乗れよ、と思うが、乗れたのは横のちがう列に並んでいた2人ほど。
下手に動くのは田舎者らしい(笑)。
次の便はかなり空いている。これも、先頭の男性はわかっていたのか?
無事乗れる。
しかし、ナビタイムの案内では1便遅れで、なんばでの徒歩での乗り換え時間が短くなるし、初めて歩く道だ。
多分予定より2分ほど遅れてなんばに着く。
案内板はよくわかったので、小走りにホームに向かう。間に合った。
「大和西大寺行に乗る」ことまで覚えていたので安心して乗れたかも。
8:54 鶴橋 松阪行に乗り換え
なにげに乗った車両だが、名張では「列車の後ろ2両はここで切り離します。7〜8両目の乗客の方は前の車両の移動を」とアナウンス。え?これ、何両?どうやら6両目らしい。周りに慌てるひとはいないし、対象の車両なら直接案内があるだろう。
松阪まではかなり時間があるので、これからのことを調べる。
今日の旅の終点となる新宮には13:37に着く。
ならば、それまでの列車の中で駅弁を食べたい。松阪牛の弁当あるかな?
車両の内容を調べているうちに、ふと不穏な情報が。
「紀勢本線では電子カードは使えません」
三重県の亀山から南はJRはICOCA等には対応していない。
(ついでに、ICOCAエリアからTOICAエリアに跨っての利用はNGらしい。近鉄ならそのままでOK)
現金は余分にあるから心配はないが、ICOCAのチャージはそれを含めているから、ちょっとムダになったな。
松阪まであと1駅で、停車中にアナウンス。
「隣りのホームの五十鈴川行きが先発です」
乗客、わらわらと隣りの電車に移動して、ボクだけ取り残される。
ナビタイムの指示とは異なるが、多数に従う。
結局は乗り換えて正解。なんと。
10:51 松阪着
早速JR窓口へ。1か所しかなく、3組ほどの行列に待たされる。
南紀3号の切符は「指定は一杯ですね。自由席でお願いします」だと。
しかも、2両編成で自由席は1両のみ。
これだと、座れる保証はないな・・・と、昼食に悩む。
コンビニに入ったが、弁当は選ぶ勇気なく・・・すぐ横にヴィドフランスがあったので、パンを2個ほど買う。とほほ、旅行の情緒もない(^^;
寒々としたホームの待合室(いちおう部屋になっている)でパンをもそもそと食べる。
出発時刻近くなり、自由席の乗車位置に並ぶ。
寒い。風花が舞う。
11:18 松阪発
席は確保。すぐ前は車椅子の人のために確保されたスペースで広々している。
なぜか2席ほど、自由席車両の中に指定席がある。
遅れてきた中国人観光客がそこに座るが、あとで車掌に「ここは車椅子の人のための指定席です」となんとか英語を交えて説明して立ち退いてもらっていました。そーだったのか。
車内では、やがて「××高校の生徒による、熊野古道の説明をおききください」とアナウンスが流れる。その通り、女子生徒の声で簡潔に熊野古道の案内が語られる。こんな列車はめずらしい。
その後も、ポイントとなる古道の峠とかでは「これから〇〇峠を通過します」と説明がある。
この地域がすべてこの世界遺産を大事にしているのだろう。
新宮が近づくにつれて、こちらも準備を始める。
多めに着ていたウエアを目立たないように脱いでリュックに仕舞いランに備える。
13:37 新宮着
駅前はだだっぴろく、方向がよくわからない。
観光案内所でマップをゲットし、これでまず熊野速玉大社への道を探す。
バスでも行けるそうだが、観光資料によれば1.5キロ程度のはずなので、ジョグで行く。
実際の遠さはたいしたことはない。
13:56 熊野速玉大社
それほど広くはないが、清楚な美しい社。
手水舎で、ちゃんと説明通りに手口を清める。以降、やり方は覚えてしまいました。
お参りするときに鳴らす鈴の音が、ここは「ガラガラ」ではなく「キャラキャラ」みたいに軽くて美しい。
八咫烏のお守りもあったが、ここではそんな鈴の音のするお守りを娘のために買いました。気に入るかどうかはわからないが。
それとご神木が「椰」というのも珍しい。樹齢1000年以上とか。
そんな「椰」のおみくじを買いました。「吉」。
次に向かうのは「神倉神社」。14:22
急な階段で有名。
犬を祭る神社が途中にあるので?、犬は参拝できないらしい。
さて、坂は・・・
キツい!
不揃いの石なので余計に危ない。傾斜キツい。
でも、これを積み上げた昔の人のことを思うと、そんなことは言っていられない。
降りてくる男性と挨拶。かなりゆっくり。
「下りは本当に怖いですよ!」
みたいなアドバイスをもらう。
それはもうすでに実感できる・・(( ´∀` )
竜の口山の鳥居を過ぎてからの急階段が5倍くらい続くくらいかな・・・?
でもたしか、ボクより年上な女性が降りてきていたような気がする・・
たしか、ここの祭りでは、この階段を松明を持って大勢の人が一斉に降りてくるという。
一度ここを登った人なら、怖くて見ていられないのではないか?
目的地の神倉神社には中国人観光客もいるが、多くはない。
ご神体の石のそばにはサクラも1本開花していました。
15:00 新宮最後の観光スポット 「浮島の森」
入園料110円^_^
「初めてです」と言うと、受付のおばあちゃんが説明を始める。
泥炭の上に出来ているから、浮いて見える。
牧野冨太郎氏がどうとか、寒帯と温帯の植物が混在して生えているとか・・
生憎、この季節は花もないので、なんとなく通り過ぎるが、公園自体は、入園料のワリには整備されている。
「また、花の咲く頃に来ます」とだけおばあちゃんに答えておく。
駅までの途中、ロクな昼食とっていないので、コロッケ屋をみつけて声をかけるが、「営業はこのあと1時間後からなんです」と言われる。
駅まで近づくと店があり、糖分を取ることにする。
でも、「今川焼ですよね?」
「そうなの。こちらじゃ、焼きまんじゅうって言うの」
1個80円。
電車の中でいただきました。^_^
15:31 新宮 発
ICOCAチャージの券売機があったので不思議でしたが、これは「ICOCAカードで切符が買える」という意味でした。ヌカ喜び
16:08 大泊 着
無人駅。これまでになく辺鄙な駅。
マップで今日の宿までのルートを表示し、それに沿って走る。
16:20 宿泊施設「森のさんぽみち」到着
交通量の多い道沿い。
すぐにチェックインして、最初の質問「コンビニはどこにありますか?」
たしか、コンビニは車で5分、とか書いてあったが・・そのカケラは見えない・・
宿の男性は地図を見せて「(歩くなら)そのトンネルを降りて、熊野市駅に向かって20分くらいですかね・・」
事情はわかった。走るしかない。すると宿の奥さん
「自転車とか、使われないですか?走る方がいい?」
「チャリ、あるなら使いたいですが・・」(自前をちょっと貸してくれるのかな?)
「500円でレンタルしてるけど」
たかがそれだけのためにレンタルは結構(( ´∀` )
荷物を置いて、空のリュックで走る。
いちおう商店街ぽい道に出るが、ほとんど閉まっているし、食べ物の店もない。
1.5キロほどでローソンに着き、弁当や酒など購入。
再び宿に戻り、本当は「ウエルカムケーキ」としてチェックイン直後にいただけるチーズケーキとオレンジジュースを冷蔵庫に入れておいていただいたものをもらう。美味い。
宿の主人は「古くて汚い宿ですが」と強調するが、ちゃんと塗り替えられていて古さは感じない。フロが狭くて深いことやトイレと離れていたり、洗面所はフロと一体化しているが、たいしたことではない。確かに湯舟に入ればフロの裏の配管が汚れているのはわかるが問題ナシ。
多分、トイレの狭さや便座が温熱でないことが、気になる人には気になるのだろう・・・
ボクは不満に感じるまで至らない。6000円ならこんなもんで十分。
ドジャーズ対パドレスと、W杯予選日本対北朝鮮の試合を見ながら、早め(10時くらい?)の就寝となりました・・
#旅ラン
#伊勢路
#熊野古道
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サブ(寒ぶ!)・エイジラン~50キロ
http://pmrider.exblog.jp/33680636/
2024-02-11T20:07:00+09:00
2024-02-11T20:13:23+09:00
2024-02-11T20:07:03+09:00
pmrider
ランニング
今回も70キロオーバーを目指したが、あえなく・・・50キロまで。
「サブ」が「~以下」の意味と考えて、今回は残念ながら、サブ・エイジラン。
かつて、ランの記録伸び悩みな同年代のランナーさんに「1年後現状維持なら、どんどん衰えていく我々にとっては、進歩、ですよ!」と励ましてあげたりしたが、自分はといえば、現状維持どころか衰えていく一方・・・
せめて、ここ4年くらいの毎年の慣習、エイジランを「やらないでおく」ことは避けよう。
朝5時半に起きて、朝食(昨晩自作しておいたサンドイッチ)と荷物の確認。
まだ外は暗いので早くても6時半出発を目指す。
結局、6:45出発。
気温はほぼ0℃。
風はなく、寒さは感じない。上着と手袋は装着。
児島湾大橋を渡るとき、日の出を見る。
今年は正月も仕事だったから、これがボクの「初日の出」。
南に橋を降りてみると、昨年までの細い歩道(といっても白線だけ)が整備されている。
ボクが毎年、よほど危険だったのではあるまいな(笑
ペースはいつもよりかなり遅い。キロ8分台。
長丁場だから急がない。
最初の16キロ、梶岡までは休憩できる場所はないので気を遣うが、大丈夫。
今日は自転車のグループをかなりの数見かける。
ランナーはほとんどいない。
8:45 鉾立
9:26 梶岡のファミマでオニギリ2個買って出発。16キロちょうど。2時間半経っている。オニギリの1個はここで食べておく。
9:55 出崎口。19キロ。3時間10分。かなり遅い。
気温はずっと低く、上着は脱いだが手袋は結局最後まで使った。
風が吹くとかなり寒い。
11:06 宇野駅。26キロ。4時間20分。
駅構内で座って、昨日自分で作った巻きずしを食べる。
今日、座ったのはこの数分。
さて、どうするか。
基本的には、児島ウルトラマラソンのコースを使うので、このあとはハピータウンの横を南下し海沿いを走る。
昨年はそれはパスして、ループ橋を通ってR30を北上した。そうすると距離は50キロとなる。
気候的には問題ない。にわか雨の予報もあったがカッパもある。
ただし、家まで戻るとき、最低でも明るいうちに帰りたい。
ヘッドランプもあるが、この寒さで終盤のナイトランはちょっと厳しい。歩きもはいるだろうし。
このあとはペースも悪くなるはずなので、ここで折り返すことにする。
その前に、ハピータウンでトイレを借りる。
中には「無印良品」のコーナーが広く、無料の「ウォーターサーバ」があったので、これを幸いにと水補給。
R30の歩道を走る。
脚が痛いのではないが、なんだかワープしたくなる。
いつもある、ボクの悪い癖。とにかく飽きてくるのだ。
昨年もこの道を走る岡山駅までのバスの時刻を確認したが、便数は少なく、タイミング的に乗るのは諦めた。
宇野線を調べると、13:23田井発の電車があるので、これから向かう道の脇の常山駅でその数分後に乗れば、もう安心して座って家まで戻れる。
時間はあと50分以上ある。
深山公園を過ぎて、距離は30キロを超える。
常山駅までいけば35キロくらい?
まてよ、ならば、昨年のデータで行けば残りは15キロ。
15キロは、たいした距離ではない。
歩いても3時間だ。
登りはちょくちょく歩くが、このなだらかな下り坂はずっと走れている。
・・・ということで、常山駅はパス。
走って行こう。
持ってきたパワージェルを飲み込む。
常山駅。まだ瀬戸芸の名残が?
14時頃、R30の途中、どこにも逃げ場のない道で雨にあうが、カッパでしのぐ。
やや強い雨は10分ほどであがる。
R30から笹が瀬令和橋に曲がったあたりから、右足親指付け根が、地面に着地するたびに痛む。
なるべく脚の後ろから着地するように変なフォームでしばらく走っていたけど、信号待ちで一度休むと、あとは痛みは和らぎました。なんで?
卸売市場を過ぎてから、またも雨。そしてカッパ。すぐやむ。
丁度、岡南大橋を渡るときで、薄く虹が見えていたけど、写すには薄すぎる。残念。
50キロをちょっと過ぎてゴール。
さすがに家の階段は登りも下りも苦しい。
家のヨメさんからは特に何もなし。
「50キロしか走れなかった」
「走れてよかったね」
おしまい。
夕食は、というと一昨日のシチューの残りでいい?、というので、これではあまりに誕生日の自分が可愛そうなので、近くのスーパーで総菜だけど買ってきましたとさ。
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こんぴらさん・初めて奥の院まで~12キロ
http://pmrider.exblog.jp/33676896/
2024-02-08T10:35:00+09:00
2024-02-08T21:17:34+09:00
2024-02-08T10:35:35+09:00
pmrider
ランニング
去年、小田和正「こんどこそ、君と!」ツアーの番組をみたら、小田さんが金毘羅の奥の院まで登ってる!スゲー!
ならば、登らねば(なんで?)
かといって、観光客が多いと、横を抜けていくランナーは迷惑となる。
丁度7年前のこの時期に、本宮までだが下から2往復した時の記憶があり、2月のこの時期なら大丈夫だろうと、決行。
7年前は丸亀からこんぴら街道を走ってこんぴらに着き、帰りは足が痛くなって善通寺まで戻って、電車でワープ^_^
今回、最初はJRで児島から善通寺まで行く計画を立てましたが、このルートで普通列車との乗り換えで行くと時間もかかる(1時間前後)し便数も多くない。片道850円くらい。
場合によっては急行を使うとすれば片道1300円か1600円。
プラス、児島駅前のパーキングが500円くらい?
一方、高速道路なら児島~坂出北はETCで1730円。帰りの坂出~児島は1800円。
うどん屋を探すかもしれないので、自由度から考えて(朝になって)車に変更しました。
2人で行けばさらに割安感があるから、一応ヨメさんに打診すると「今日は都合が悪い」そうだ。
まー、いままでに、階段1400段相当の運動はイヤがるだろうという推測や、「さぬきうどんは、もういい」発言(←非常に心外だ!)があったので、行かないとは思っていたが。
朝8:30に自宅を出る。
以前、前回の瀬戸芸に行ったとき、平日の朝の渋滞を考慮できずに予定が狂った記憶や、JR乗り遅れのトラブル回避の方策を考えての車の選択でもあったと思う。
1時間で児島IC通過。
実は、車を昨秋グレイスに買い替えて、いつかクルーズコントロールを試してみたかったのもある。
通行する車は少ない。瀬戸大橋は珍しく工事で車線が1車線になる箇所も2か所ある。
クルーズコントロールはちゃんと操作できました。快適快適、とまではいかないが、アクセルから脚を話しておけるのは楽。
しかし、非常時にすばやくブレーキを踏めるかどうかが、気になりました・・・
坂出北ICで下りて、ナビはすぐにR11へ行くよう指示するが、無視してしばらく浜街道を進む。
善通寺ではどこかパーキングに停めるつもりだったが、少し西のスーパー(Mセンター)に車を止めさせてもらう。
10:20
え?車なら、そのままこんぴらまで行きゃいいのに?
でも、ただ登るだけじゃ、つまらんでしょ!・・みたいな。
せっかくの時間、ある程度走っておかないと・・・
道端。
なんか相当何度もやられたようだ。怒り心頭?
あと2キロくらい
「たいま」ではない
JR琴平駅を望む
登山タクシーだとこれくらい
11:23 参道口に着いた。
観光客は少ない。でも、外国人はいる。
最初は階段は2段で登る。
しかし途中からはキツくて1段に戻すが、もちろん歩く人よりは速い。
わにおじ?なんだこれ
ちょっとほっとする場所
旭社
2歳くらいの女の子が登ってたよ!スゲー
11:45 本宮。ここまでは何度も来た。
撮ってもらう。
さて奥の院へ
それまでは汗をかくほどだったが、ここからはかなり歩くせいか、汗が冷えて体温もぐっと下がる。
それでも、上から降りてくる観光客もまあまあいる。
登山ではないので「こんにちわ!」と声をかけても返す人はほとんどいない。(あほ)
ヨレヨレ・・ではないけど、手ごわい階段でした。
(これ、よく見ると、晴れ着の女性が写っています。あの階段を、スニーカーではなく草履で、こけて晴れ着が台無しになるリスクも踏まえてのパフォーマンス?!只者ではない?)
12:07 奥の院到着。正式には「厳魂(いづたま)神社」というらしい。
おみくじ、中吉。これくらいでいいや。
12:15 下山開始
12:35 本宮通過
あとはお土産など見ながら降りる。
10円パン?
昼食ではなく、補給食として、ちっちゃなパンならいいかな、と、店員さんに聞いてみると
、「1個500円です」と。
え!
「形が10円玉なんです」
確かに、そう書いてあるよ。なんだか自分が浅ましい。
なので、高いと思ったが、2個買う。
1個はお土産。
これも売るためのタクティクス?!(違うと思うぞ)
出来たてでお出しするので、5分ほどお待ちください、と言われるので待つ。
モッツァレラチーズ入りは、美味しい。ただ、500円は・・うーん・・
食べ終えて13:00
自分用に綾菊を買ってみる。純米吟醸1600円。
(この時点で、リュックにケースごと入れるにせよ、1時間ほど走って行くのは危険だと感じている)
お土産屋の店員さんに勧められて買う。ヨメさんへのお土産。
味ごとに色は4色ほどあるが、無難に。
ちょうどお昼すぎなので、うどんを食べるつもり。
大きなうどん屋があったが、観光客向けみたいでパス。
通りを降りてゆくと2軒ほどあったが、いずれも定休日。残念
右脚かかとの靴擦れがちょっと痛いのと、車で来ているなら、一旦早めに戻って、走ってはいくには遠いが、近所にある名店(ジャンボうどん高木とか香の香)に寄るのもアリかな、と迷う。
JRの時刻を調べると次発は13:13発なのでもう間に合わない。
その次は14:13だ。便、すくな!
少し体も冷えてきたので、うどんを食べて時間を潰すのが一番いいのだが、琴平駅までの道でもうどん屋はあるが、ぱっとしない。
「中野うどん学校」ではうどんは食べられないんですね(苦笑)
一旦琴平駅まで向かう。
そういえば、ここには「ことでん」もあるのだが、ことでんの線路は善通寺には向かわない。
ことでん琴平駅
もう一度そこらを走ったが、気に入った店は見つからず。
14:13 琴平駅発の電車(気動車?)に乗る。ICOCAが使えた!ほっ
14:18 善通寺駅
車まで戻り、着替えたらもう14時半を回っている。
よく考えると、さぬきうどんの店は、麺なくなり次第閉店。
以前も、15時に「麺や」で、そう言われて入店できなかったし、丸亀の名店「綿矢」は平日14時でも閉店してたな・・
いちおうナビで「ジャンボうどん高木」を案内させたが、やはり店はやってない。
他の店も、やってない店がある。
以前は、ここいらは「道を走ればうどん屋にあたる」状態の記憶はあるのだが、さっぱりうどんの看板がみつからない。
飯山町の「中村うどん」を考えたが、まさにここは既に閉店の可能性が高い。
土器町の「なかむらうどん」は、それほど行きたい気分ではないし、まだ時間がかかる。
結局、チェーン店を探すのが無難だ。
以前に丸亀で仕事していたときと、丸亀ハーフを走ったあとに寄った「はなまるうどん」の近くだったので、寄る。
15:00 ここの「釜揚げ・中」は岡山の一般店の1.5玉ではなく2玉であることを確認して。
5分ほど待って、ありつく。
15:15 坂出ICに向けて出発
15:50 児島IC
16:45 帰着
走行距離 130キロ
こんぴらさんの参拝客は平均すれば若い人が多いけど、シニアな方もいて、しんどそうに登っていました。
その横を駆け上がると「走ってあがりょーら!」と言われるのはちょっとカイカン・・・?
やはりすれ違う人の会話は日本語よりも外国語が多いような・・
単純計算ですが、ボクの場合、時間の目安
参道口~本宮 20分
本宮~奥の院 20分
#こんぴらさん
#階段登り
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大満足ではないが、「やることはやった」長崎旅行~その2
http://pmrider.exblog.jp/33590004/
2023-12-16T19:33:00+09:00
2023-12-18T19:38:09+09:00
2023-12-16T19:33:49+09:00
pmrider
ランニング
朝6時起床。
ランニング用に着替えて、昨日コンビニで買ったパンを食べて、6:40くらいには一人でホテルを出る。
やや肌寒いがいつものウエアで大丈夫。
まずは、昨日の長崎駅のイルミがきれいだったので行ってみたが、この早朝ではなにもなし(^^;
南下して、とりあえずの目的地、今日の軍艦島ツアーの集合場所を確認する。
出島から南に行くとガストがあり、その交差点を海に曲がるとピンクと青の幟があり、その桟橋が集合地点。
薄暗い中、ヘッデンはつけて走る。
早朝なのに、平日のせいか人通りは多い。
昨日も感じたが、公共交通のバスや電車はたくさん走っていて、乗客も座席はほとんど満杯なのではないかと思うくらいだ。
もちろん、観光客もいるのだろうが。
長崎というと辺境(失礼!)なイメージだが、岡山よりも人は活況を呈しているのではないか。
桟橋は確認できたので、今度は竜馬像のある風頭(かざがしら)公園に行ってみる。
たしか、昨日通ったオランダ坂の上だと思って行ってみると、標識みたいなのもない。
通りかかった男性にきくと、ここじゃない、ではどっち、とも言えないような方角にきてしまったようでした。
あらためてマップでみると、このランでは諦めた方がいいと思えたので、引き返しました。
その前に、出島のそばの「水辺の森公園」へ。
ここは気持ちのよい公園。
きてよかった。
神戸でいえばハーバーランドみたいに、市民が落ち着いて散策できる場所。
昨日登った稲佐山
今日の昼にするとすればこの出島ワーフ。
店は閉まっていたし、ゆっくり駆け抜ける。
文明堂総本店
7:45
ホテル帰着。約5キロ走った。
今日最初のフロに入る。
昨日は気づかなかったが、露天風呂がある。
青空の下の入浴。
無料サービスの「ヤクルト200」をもらって飲む。
昨日のオニギリではおなかが空いた、ホテルの朝食が食べたい、というヨメさん。
しかし、ここのはバイキング形式で2300円もする。
それより、軍艦島ツアーの集合地点付近にガストがあるから、そこで食べることにする。
8:40くらいにはフロントで傘を1本借りて、ホテルを出て、路面電車で行く。
しかし、最寄り駅の大浦海岸通へは、一旦中華街で乗り換えがある。
そこを走ってきた身としては、出島で降りてそのまま歩くほうがはるかに効率的なのだが、それを(歩きたがらない)ヨメさんに説明する苦労を考えると、ここはムダでも我慢する。
(中華街の駅は南北の道からちょっと東に逸れて、そこからまたもとの道に戻るようなルートで、あたかも、まっすぐ下に降りればいいのに「ト」の文字のように寄り道してから乗り換えするので時間がかかる)
〇 ✕
↓ ↓
↓ ↘→(乗り換え)
↓ ↙←
↓ ↓
ガストでヨメさんはベーコンエッグセットとかの朝食メニューでいいが、こちらはホットだけを頼みたい。
が、メニューにはない。店員にきくと「単品はございません」だと。
仕方ない。量が多いが朝食メニューを頼む。
ドリンクバーがあり、サーブされるまでけっこう時間がかかり、集合時間の10:10まで余裕と思ったのに、10時くらいに店を出ました。窓からは集合する人がもう多く見える。
受付で乗船にあたっての「誓約書」を書き、往復乗船料大人一人3600円と入場料310円を2人分支払う。
もう、49人乗りの船には大方の客が座っている。
二人掛けの席につく。
10時半出発予定だが、早めに出航したようだ。
女神大橋を出るまでは、対岸の三菱造船の施設の説明が続く。
イージス艦。建造費は1700億?
外海に出てからはかなりのスピード。
高い波もあったが、へっちゃらで航行している。
上陸は11時半と聞いていたが、11時過ぎには軍艦島の近くにいて、周りをゆっくり回る。
上陸予定の四角い壁だけの船場には別の業者の船が着岸してるし、まずは外観をどうぞ、みたいな。
客席から甲板に案内される。
最初から幾度か、船内のアナウンスでは「天候が悪化したり、波が高すぎたり、着岸地点への接岸が許可されなければ、上陸は出来ません。まだ、上陸できるかどうかはわかりません」と念押しする。
まー、知床のカズワンみたいに「商売ファースト」で事故になってはいけないしな。
一番「軍艦」らしいアングル
ようやく上陸許可がでる。
殺風景な桟橋の階段を上り、とりあえず島の奥まで歩く。
すぐにある地下道のような箇所で、今は通行止めになっている分岐道を行けば、かつての住民が上陸したルートらしい。
荒涼とした廃墟。
すっころんだようなでかいコンクリートは、波や風のせいなのだろう。
広場に集まり、島の説明をきく。
真水の確保が難しい・台風がくればひたすら住居の中で耐えるしかない・東京スカイツリーがそのまま埋まっているような深さでの酷暑(38℃くらい)な場所での採掘・でも採掘の仕事で生活費は安いし給料は多い、などの説明を受ける。
軍艦島は世界遺産、というイメージだがそうではなくて、日本中数カ所にある明治の建造物をまとめて世界遺産登録していて、その一部がこの島にある。
その一部は赤いレンガの壁(かつては地下から物資をワイヤーで引き揚げてくる装置のあった建物の一部)と防波堤に使われた石垣。それ以外は大正以降の建造物なので、「世界遺産ではない」ということらしい。
これもとても貴重ならしい建造物。
もう半年で崩壊すると言われています、とのことだが、それが2年前の話らしい(笑
次のツアー客が後ろに見えてきているので、そのまま戻る。
上に見える鳥はトンビらしい。
釣り客らしい人もいるので「ここ、釣りできるんですか?」と男性ガイドさんにきくと、漁業組合との力の関係で、壁より中にははいらない、ことで釣りは許されているらしい。まー、いろいろあるわな。
午後は雨予報だけど、雨はなんとかもちました。
12時頃に軍艦島を出て、かなりの速度で戻る。
次のハウステンボス行きの電車は14:02だから、早く戻って昼食の時間が増えるのはありがたい。
たしか、12:50頃帰港。
出島ワーフを行き、いろいろ目移りするが、ランチぽい店に入る。13時頃?
チキンステーキにする。
長崎駅までは、「すぐだから」とヨメさんをなだめて歩いていく。
13:50頃着。
改札の前で、なんか、ICカードの使用制限のある駅一覧、みたいな看板がある。
駅員さんに「ICOCAでハウステンボスいけますか?」ときく。
「いえ、いけません。そこの券売機で「二人切符」、を買ってください。少し割安です」
なんと。
事前にチャージしてきたのに・・
券売機の前で、不安になり、すぐ近くにいた駅員さんに確認。
これを2人分、でいいですね?
予定では往復1人3000円。これだと2720円。
まとめて往復にしたほうが便利ですよ、との忠告にも従いました。
シーサイドライナーで約1時間半。
かなり眠い。
15:34ハウステンボス駅着。
雨なのに、そこそこ客は降りる。
写真を撮るのにカッコ悪いから傘で行こうというのに、ヨメさんはカッパを着る。
確かに、まあまあの雨で、弱くなったり強くなったり。
橋を渡る前から、もうハウステンボス。
晴れていたらなぁ・・・
事前にネットでアフター3パスポートを購入済み。2人で10000円。
動画で見たように、とりあえずクルーズ船で公園の一番奥までいき、そこから戻るルートでヨメさんも納得する。
16時発の船にはぎりぎりで乗れず、15分あとの便に乗る。
やはりヨメさんの「乗り気なし」感が漂う。
下船場所で降りて、すぐそこのタワーに上る。ドムトールン展望室へ。
あとはぶらぶら・・
「こういう街並みなのね・・」とヨメさんつぶやく。
「だから、ヨーロッパの街並みを再現してるんだよ」
「そうなんだ」
えー、ハウステンボスをどんなとこだと思っていたのか???
光のファンタジア、とか宇宙のファンタジア、とかアトラクションを3つほど回る。
よく完成しているけど、なんとなくわくわくしない・・
18時前にはかなり暗くなる。
最初の予定では20:20発の電車で戻るので長崎駅には22時前に着くので、ちょっと遅い気はしていました。
なので、19:12発にするかな、とか考えていたのですが、ヨメさんは「もう帰ろう」と言い出す。
え?まだ2時間だよ?じゃあ3時間ならいいかといえばそうでもないが、もったいない・・・・
18:33発の便がある。
周りでは「18時からオープニングイベントがはじまりまーす」と聞こえる。
せめて、それは見ておかなくては・・
ということでヨメさんに納得してもらい、一連のパフォーマンスを見て、イルミネーションを見て、アンブレラストリートを見て、電飾のチューリップと風車を見て帰ることにしました。
しかし脚が痛い、とヨメさんは後ろの方からゆっくりようやくついてくる。
駅のホームまでの時間も計算できないので、早めに行かないといけないのに・・
最後までふてくされたままヨメさんついてくる。
かといっておんぶもできないダロ。
18:33の便に乗るとき、改札も駅員もいないようだったので、やはり往復切符を買っておいたのは正解。
改札を通ったことを示す自動改札機があったようだが、よくわからないのでそのまま通りました。
長崎駅では精算窓口を通ると「今後からちゃんと通してください」と言われたが、次って、いつだ??
20時半過ぎに長崎駅着。
事前に、駅前に海鮮の店があったのをヨメさんと見ていたので、そこへ行く。
しかし、また道を間違える。駅前の歩道橋はかなり複雑に高く構成されているせい?(←単なる地理の無理解)
D水産は賑やかで、テーブルには牡蠣や貝類を自分で焼いて食べられるコンロがある。
生中で、ヨメさんの誕生日をお祝い。
マグロ尽くしの握りずしを注文するヨメさん。
こちらは単品で握りずしと、いろいろ・・・
ハマグリは焼いて食べたが・・・
なぜだか、海に近いから新鮮だと思ったのだが、意外に・・・(以下自粛)
寿司ネタはごっつい分厚いのにね・・
21:30宴会終わり
そうそうに出て、ホテルで落ち着く。
3日目
7時頃起床。
天気は曇りで、弱い雨の予報もある。
本当はぎりぎりまで観光して、15時前長崎発の便で帰る予定だったが、この天気ではどこにも行く気がしないしヨメさんが行かないだろう。11:45発の便に変更。
切符の乗り換えが同じになるように調整。
子供へのお土産を買う都合があるが、ガイドブックを見ると観光地の開店は軒並み10時だ。
ホテルのチェックアウトは11時。
お土産は駅で、新幹線に乗る前に買おう。
せっかく来たのだから、できるだけ街を見ておきたい。
一人で普通の服で8時前(大谷翔平ドジャーズ入団会見の前)にホテルを出て、眼鏡橋に向かって歩いていく。
かなり急な坂を実感する。
他にも変わった看板とか・・・
案外早くこれたかんじがして、ならば、竜馬像のある風頭公園はどこ?と調べると、道はすぐにいけそうだ。
問題は「山」。
細い山道が続いているように言える。
通じていることはわかるので、寺町のそばから階段を上り始める。
ジャケット上着と綿シャツは脱いでリュックに入れ、Tシャツのみとなる。
あまり観光客がこないような雰囲気の坂道をおそるおそる登る。
8:40頃
あった。
風は冷たいが心地よい。
降りる道は違う分かれ道を選びましたが、途中から行きと合流していました。
あとはホテルまで戻るけど、途中でヨメさんから、サロンパス買ってきて・コール。
こっちも歩きだし道はわからんし、ドラッグストアを探せるかわからないので一旦断ったが、途中の調剤薬局で売っていたので買って帰る。
それなのに、なぜか最後まで小さなこだわりで憎たらしい話をやめないヨメさん。
もう、一人で帰れ、JRの切符は渡してあるだろ!と言い放って先を急ぐが、ヨメさんが無事に乗り換え駅を乗り継いで帰れるとはとても思えないので、我慢して迎える。
長崎駅のお土産コーナーで、息子のリクエストの「かんころ餅」「いっこうこう」を探して買う。
今回はクリスマスプレゼントも兼ねるよ、ということで娘たちのも選ぶ。
これは自分用。
「はとし」
おいしい。ただし「今日中に食べてください」と。
ぐるぐる回っているとどんどん土産を買いそうになるのでいい加減にしておく。(笑
昼にはやや早いが「五島うどん」というのを食べる。
西九州新幹線~武雄温泉~リレーかもめ~新鳥栖~九州新幹線さくら~岡山
新鳥栖
15:13岡山着。
ほとんどうたたね。
予定では長崎駅北のエリアの原爆資料館や平和祈念像もあったけど、メインの場所は行けたから、いいとしよう。
しかし、やはりボクの旅は交通機関ではなく、なるべくランニングで回る旅でありたい。
地図と比較した実際の距離の感覚がわかるし、街の意外な面も発見できる。
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①大満足ではないが、「やることはやった」長崎旅行~その1
http://pmrider.exblog.jp/33589227/
2023-12-16T11:03:00+09:00
2023-12-21T14:37:11+09:00
2023-12-16T11:03:20+09:00
pmrider
ランニング
♪活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂
蔦や葛の香り背に 学生達が通る
あなたの横顔越しに シャボン玉がいっせいに
弾けた気がしたのは ああ紫陽花ですか
大学生時代に初めて聞いて、いつか行ってみたいと思って幾年月、そんな思いは最近まで全く忘れていました(笑
あとは、以前、初めての「長崎マラソン」開催時に「坂だらけのコース」と言われていて、どんだけー、みたいな興味もありました。
そんなかんじで、すったもんだの計画変更はありましたが、出発の日を迎えました。
1日目
朝6時に家を出発。「ICOCAカードは持った?」と車のシートに座ったあとのヨメさんに再確認すると、なんかゴソゴソしているので「家で探してこいよ」と。まったく。バッグを変更したせいらしい。
岡山駅から6:51発の新幹線に乗る。寒かったので、ちょっと気になった「雑炊缶」(140円)を買って車内で飲むが、これは、もういいや・・
12月ではあるが、天気予報では長崎市は日中気温は18℃くらいまであがる。
なので春仕様でセーターなどなし、ジャケットは春用の薄いもの、寒ければリュックに入れたウルトラライトダウンを下に着る、という準備。
NAVITIMEの指示通り、博多駅で乗り換え。
ハウステンボス号は、これ
武雄温泉まではリレーかもめ号。アーミーっぽい?
そのあと武雄温泉からは西九州新幹線に乗り換え。
よく見ると、リレーかもめ号にそのまま乗車していても同じ時刻に長崎に着く。
もしも席が込んでいたらそのまま乗るのが良いようだが、せっかくの初めての西九州新幹線だからいいっか、と。
西九州新幹線。
シートの色は、まさか、カステラ色?^_^(自由席)
大村湾
10:31 長崎駅着
いきなりヨメさんトイレへ。これから移動だというのに・・車内で済ませればいいのに。
トイレを見ると、大浦天主堂ぽくステンドグラスが。
まずはホテル「ドーミーイン鶴港の湯」に行き、荷物を預ける。
向かう途中の風景。クリスマスぽい。
大荷物から小型リュックに切り替える。
ドーミーイン。駅からは確かに近い
コースは全然決めていなかったけど、夕方には稲佐山に行くためにこの駅前に戻らなくてはならないので、一番遠くから回って戻ってくる、みたいなコースを考える。
ガイドブックを確認し、路面電車で大浦天主堂に向かう。
停車駅の名前と方向がやはりわかりにくいが、そのうちにだんだんわかってくるパターン。
平日の、もう通勤時刻はすぎているのに、客は多い。
一番最初の五島町からの便は、「いっぱいなので次の便にしてください」と言われました。
1両編成のせい?
中華街の停留所で乗り換え。
11:30
大浦天主堂に曲がった坂の途中で、有名な「角煮まんじゅう」を買う。450円。
ちっちぇー。でも、角煮ならこんなもんか。味は満足。
客はあまり多くない。
大浦天主堂。
ステンドグラスはやはりキレイ。(写真撮影禁止)
ここだけ明治初期から時間が止まったかんじ。
資料もたくさんあったけど、キリスト教についてはさほど興味はない・・(ゴメン)
これまでの迫害の歴史を知って欲しい、みたいな。
グラバー園まではスカイロードの予定だがそこまでの道は、そこらのガイドぽい人にきく。
一旦東に下っていき、あとは案内板に従う。
Youtube動画で見たのはエスカレータだったが、これはエレベータのようだ。
はて、間違ったかな、と思いながら同じような観光客がいるのでそのまま登る。
2機のエレベータを使い、第二ゲートから入る。610円
中は案外広く、案内板のお勧めルートはかなり長そう。
ま、一応辿っていく。
暑くなってきた。
リンガー邸。主だったリンガーさんはリンガーハットの名前のルーツ。
ここに来てナニだが、港の景色は、よくYouTube動画で賞賛コメントするほどではないとボクは思う。
狭い港町に白いビルが密接しているに過ぎない。
でも、真の価値は、この後行った稲佐山からの眺望にあると思う。
グラバー邸に向かうと手前で、無料写真撮りまーすみたいに女性から呼ばれる。
「無料写真サービス券」を入り口でもらっていたので、差し出す。
案の定、サービス版のモノクロを無料で差し上げますが、2L(くらいだったか?)のカラー写真は1500円で販売しています、記念に是非、と、富山にもあった同じ商売だとわかる。
ヨメさん、まんまと策にハマる^_^
ま、いっか
ちゃんぽんならここ山海楼だろうが、待ち時間を考えると、パス
13:00
ここらで、ヨメさん、脚が痛そうになる。
行く前に、気温の高めなことを知らせて、冬の服装は暑すぎるよ、と忠告したのに厚めの服で来ていたせいもある?
もう少しいけば、展望エスカレーターがある筈だったが、そのまま出ることにする。
昼食の場所を探す。
もちろん、ちゃんぽんと皿うどんを頼んで、シェアして味を見る予定。
しかし、定休日だったり、中華の店が少ない。
歩いて中華街まで行けば良いのだが、ヨメさんの気分すこぶる悪し。
歩けない、とボクの服の袖に捕まっているのでこちらはさらに疲れる。
しかし、無碍に離せとも言えず。
オランダ坂を通り過ぎてしまい、また戻って、登り坂を行くものだから、さらにヨメさん機嫌悪し。
なんとかマップをみながら、地理のわからないまま広い道の向こうにレストランがあるのを見つける。
しかし、この幹線道路は広くてなかなか信号を渡れない。
メディカルセンターのそば、「オープナー」というワインハウスで食事。
(店の外観写真は翌日朝撮り直し)
ヨメさんはパスタ、こちらは、やはり名物の「トルコライス」。
トルコライスの定義は、「豚カツ、ピラフ、スパゲティが一つの皿にのっていることを基本とする」らしい。悪くない味だが、だからといって特に印象に残らない。
さて、次は眼鏡橋だが、路面電車がなかなか来ない。
15分くらい待った?
歩けばよかった・・(でもそうするとヨメさんふてる)
停留所から少し歩いて川岸にでる。
気持ちのよい運河。
しかし、お目当ての「眼鏡」は、水が少なくて見えない・・・
川岸はきっちりと石で整備されていて、飛び石で渡ることもできる。
その上を歩いて行って川の真ん中で写真を撮る。
他の外国人(多分中国人)観光客と同じように。
そんな石橋は他にも5~6本あり、どれも風情がある。
ここらを走ると気分いいだろうな・・
あとは、稲佐山に戻るまでに「諏訪神社」に行く。
神社の参道に行くには、交通量の多い広い道路の下にある地下道を通るが、出口を間違える。
またもヨメさん「歩けない病」にかかり、鳥居の前で「座って待ってる」と。
階段は193段。
ビデオ撮りながら、一気に(でも歩いて)登る。
とても荘厳な、いい神社。
下りの眺めもいい。
ここからは、路面電車で一気に駅前まで戻る。
15:20頃
ホテルにチェックイン。
稲佐山は夜景だからすぐに急いでいく必要はないが、移動はバスだし、ロープウェイの時刻もちょうどにあるとは限らない。できれば早めに移動する、というと、またもヨメさんダダこねる。
もう稲佐山いかなくていい、あなた一人でいけば、みたいなことを言う。
まぁ、16時半くらいにでればいいから、と時間を稼ぐと、最終的には「行く」となる。しんどいなー
16時半頃に駅前のバス停に来るが、乗り方がわからない。
「そこに書いてある」とヨメさんが、何番のバスに乗ればいいかを見つける。
バスは10分くらいでロープウェイ入口に着く。
次のロープウェイ便は17:00出発。
乗り場は淵神社の横なので、いちおうお参りする。
事前にWEBからプリントアウトしていた往復割引券で一人1290円が1120円。
17時過ぎに展望台に着く。
長崎市の今日の日没は17時17分だから、まだ明るい。
風はやや冷たいが冬のそれではない。
観光客は多いし、修学旅行の学生も増えてくる。
17時半くらいまで手すりに持たれていたが、ヨメさんは「もう帰ろう」とぶつぶついう。
無視して45分まで待つと、さすがに美しい夜景が見えてくる。
後ろでヨメさんも「きれいね」と小さくつぶやく。
西側
18時前にはロープウェイに向かう。
18時の便で下に降りる。
駅までのバスは、どれにのればいいかよくわからなかったが、やっと1台バスがきて、バスに乗るのを待つみんなが、わらわらと入口に近づくバスの経路表示に駅前があるのを確認して乗り込みました。
駅前で、再び路面電車に乗り、中華街へ。
停留所からの方向に迷ったが、18時半頃、入口に来る。
とりあえずみつけた「西湖」という店に入り、
「提案だけど、ちゃんぽんと皿うどんのどちらも頼んで、シェアして味をみたい。キミはどっちがいい。違う方をボクが頼む」
いい提案だと思ったが、ヨメさん食欲ないとか、信じられないことを言いだす。
しかし、頼まないワケにはいかないので、並ちゃんぽんと並皿うどん(どちらにも「特製」がつくメニューもあったが、ノーマルで)と餃子をオーダー。どちらも850円。
どちらも味見すると、上に乗った「餡」は同じだが、ちゃんとおいしい。
しかし、ちゃんぽんをまずそうに食べるヨメさん。やがて、7割ほど残ったちゃんぽんを「もういらない。あなた食べて」と。え?
これが夕食だし、せっかくの地元の代表的料理なのに。
言ってもムダなので、残りをさらえる。
満腹感はあるが、ちょっと苦しい。
理不尽さを抱えながら、ホテルに戻る。
入口横のコンビニではオニギリを買うヨメさん。なんのためにここまで来たのか。いやはや。
11Fの天然温泉はちょっと湯がぬるい。
「湯上り処」にある無料のアイスキャンディを2本持ち帰り、ヨメさんにもやる。
22時頃、これも無料サービスの「夜鳴きそば」をもらいに階下に降りる。
食べる人は多い。
大きさは半分。でも十分。
本当は出島にも行きたかったが、それは最終日に「観光のおさらい」で行くつもりでした。
つづく。
[補足]
中華街でヨメさんが食べなかった理由は、昼間にパスタだったので夜はチャーハンとかご飯ものが欲しかった、という。それとは別に、もっと高級なものが食べたかった、という。
でも、あの性格では、もしもかりにその通りにしたとしても、どちらにしてもまた別の理由でゴネられるかと愚考する・・・
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運動脳(アンデシュ・ハンセン著) 抜粋
http://pmrider.exblog.jp/33547619/
2023-11-22T11:46:00+09:00
2023-11-22T11:55:21+09:00
2023-11-22T11:46:08+09:00
pmrider
ランニング
ランニングに関する興味深い本。
いままでの自分を検証する意味でも、中身を記録していきます。
ランニングに携わる人すべての参考になる(かも)
・優れた脳、とは重さや大きさではなく「脳内連携」がスムーズにできるかどうかだ。
・ストレスを生む負のサイクルについて
刺激・興奮 → 偏桃体 → 視床下部(H) → 下垂体(P) → 副腎(A) →
<コルチゾール分泌増加> → ストレス発生
これを抑えるブレーキとなる器官が「海馬」「前頭前皮質」。
しかしコルチゾールやストレスにより、この器官は萎縮する。
ランニングすると、これもストレスなのでコルチゾール分泌は増える→
ランニングを終わると分泌はすぐに減る。
しかし、定期的にランニングすると、分泌量があまり増えなくなる。
さらに、前頭葉が大きくなる。
∴ストレスは軽減できるようになる
・海馬について
脳の両側に一つずつ備わる。記憶のほか感情制御・空間認識の機能をもつ
海馬は運動によって最も恩恵を受ける場所である。
・前頭葉について
衝動を抑える・抽象的思考や分析的思考を行う。理性ある行動に導く。
例)飛行機でエアポケットに入ってもパニックにならず「こんなことは前にもあった。大丈夫」と考えて安心できる
・偏桃体について
恐れや警戒をするための器官。物理的にこの器官のない人間は、何に対しても恐れを抱かない。
(クモ・ヘビなど怖がらない)
・GABAについて
GABAは脳内の変化を抑制する働きがある。
運動をすると活発なニューロンが生まれる→脳が興奮(ストレス発生)
なのだが、同時に 「ニューロンの乳母」と呼ばれる、GABAを含む物質が生まれる。
(→脳の沈静化)
海馬からは「ニューロンの乳母」が作られる。
∴海馬の機能UPで気分を落ち着かせられる
・集中力を高める
「報酬系」(美味しいものを食べたり親友と会うことで、側坐核からドーパミンが分泌される。これを得ることは人間の生存本能、というシステム)の利用
ランニングする→ドーパミン分泌増加→集中力を高める→前頭前皮質(周りの雑音をフィルターで取り除くような役目)に影響
ADHDの子供に毎日5分の運動習慣で改善効果がみられる。
・「うつ」への効果
抗うつ剤を使ったグループと週に3回30分の運動を行ったグループでのテストでは4か月後の回復数は同じだった
さらに半年、抗うつ剤とセラピーと運動のいずれかを任意に選んで継続したテストでは運動した人は8%の再発率だが抗うつ剤の人は38%の再発率
・セロトニン(おちつかせる)・ノルアドレナリン・ドーパミンが混じりあっているのではなく、ネットワーク化して機能して心と身体の健康を保っている。これらを運動で増やすことができる。
・BDNF(脳由来神経栄養因子)
「脳のこやし」。頭部を損傷すると放出される。うつ病の人には少ない。
増やすには薬や注射は無理(血液脳関門を通過できない=脳にたどりつかない)。
運動でのみ増やすことができる。
・ランナーズハイ
継続的に、かつ少なくとも45分は走り続けないとランナーズハイは得られず、誰しもが得られるわけでもない。これに関わるのがエンドルフィン。
脳内モルヒネ=エンドルフィンは、1976年に発見された、鎮痛感・多幸感を得られる物質。
しかし、エンドルフィンの分子は大きいので血液脳関門を通過できない=脳にたどりつかない。
また、モルヒネ・エンドルフィンを遮断する物質を投与されたランナーも、ランナーズハイを得られる。
その他の要因として「内因性カンビノイド」がある。これだと血液脳関門を通過できる。
内因性カンビノイドは、マリファナを受容する物質でもある。
そのほかにもランナーズハイには諸説あるが、内因性カンビノイドが分泌されるには1日45~60分のランニングが必要である。
さらにいえば、原始人が獲物を追っていると体脂肪が減り「レプチン(食欲を抑える)」が減るので、お腹が減る、すなわち獲物を諦めずに追え、という太古からの遺伝子の高揚感で発生するという説もある。
・記憶力
「選択的忘却」・・マラソンランナーが、ゴールして「もう走りたくない」と言いながら、数日後にはまた走り始めること。
アメリカで120名を2つのグループに分けて、運動するグループと運動しない(=ストレッチ等心拍数があがらない)グループで実験した結果、
1年で海馬は[運動G]+2%[運動なしG]ー1.4% 成長もしくは減退した。
ランニングには単語暗記能力があり、運動習慣のある人は暗記力が向上する。(20%向上)
ランニングしながら(トレッドミル?)暗記すればより効果的。ただし、長くやりすぎると逆効果。ウルトラマラソンやトライアスロンでは期待できない。
原因はBDNFが増えるためで、短期記憶が長期記憶に転送されやすくなるため。
関連性(顔と名前の一致)のトレーニングには筋トレが向いている。
・脳細胞
脳は25歳から1年で0.5%ずつ小さくなっている。
人の脳細胞は成人になると増えない、との通説だったが、成人でも増加する証明あり。さらに、運動すれば細胞の新生は2倍になる。
・有名人における運動の活用
村上春樹の執筆中の生活パターン。
4時起床~10時まで仕事~昼食後10キロランニング~水泳や読書や音楽鑑賞~21時就寝
スティーブ・ジョブズ・「ウォーキングミーティング」歩きながら会議。マーク・ザッカーバーグやジャック・ドーシー(ツイッター創業者)もこれを模倣。
創造力は増す。(アイディアを出す・ブレスト)
・認知症予防他
9歳児が1回20分の運動をすると読解力が上がる。
10代の人間が毎日12分ジョギングすると読解力と視覚的注意力が増す。
週5日意識的に歩くと認知症発症率を40%減らせる。
アルツハイマーは遺伝的要素があるが運動の方が重要。
歩いたり走ったりすると、脳の様々な領域が協調して活動している。
認知症予防には。筋トレよりもランニングやウォーキングが効果的。
サクセスフル・エイジング「幸福に老いること」
・ブルーゾーン(幸福かつ健康に長く生きられる地域として人口統計学者が名付けた地域)
イタリア・サルディニア地方
日本・沖縄
コスタリカ
スウェーデン・スモーランド
どこでも人はよく体を動かしている。
<結論>脳の老化予防には(以下のどれか)
1.毎日or週5日 20~30分歩く
2.週3回 20分ランニング
3.水泳 (上記と同等の強度)
4・サイクリング(上記と同等の強度)
なお、「脳トレ」はゲームがうまくなるだけで脳には影響しない。
<最後に>
ヒポクラテス「人間には歩くことがなによりの妙薬となる」
]]>
おかやまマラソン2023〜無念だが満足
http://pmrider.exblog.jp/33535697/
2023-11-14T19:40:00+09:00
2023-11-15T18:40:29+09:00
2023-11-14T18:50:19+09:00
pmrider
ランニング
昨年は雨のせいもあり、自己ワーストの5H20Mくらいだったこの大会は、2015年から、連続ではないが5回目となる。自己ベストに近い4H31Mを記録したのもこの大会だ。
2021年1月から、毎月練習200キロのノルマを課して今も続いている。この実績が成果につながることを願って今回走るが、現実は甘くない。
朝7時くらいのコンディションは気温11.2℃ 湿度87%。曇り、一時にわか雨。風は強くはないが、ある。
いままでの大会の中では走るにはベストなのではないか?
大会当日。朝5時半には起きて、自分で作った多めのサンドイッチを食べて、途中でトイレに行かなくて済むように準備。6時過ぎには準備完了。早めに出るか。いつもは家から始発のバスでいくが、今回は、岡山駅近くに仕事場がある関係で、通勤用の駐車場に停める。6:45くらいには駅西口を出て歩く。着替えは済ませており、ウルトラライトダウンを上着にして、荷物はすべてリュックの中。アリーナではやることがないので、上着をいつ脱ぐか見極める。(寒いので)ぶらぶらスタート地点に行くと、SS野さんに会う。前々回には応援のSS野さんと沿道で会い、もう、走らな〜い、みたいなことを言ってたと思うが、走るんですねー、とか。ついでに写真を撮ってもらう。それを見ていた県外のランナーグループがSS野さんとボクの二人を撮ってくれて、その代わり、そちらも撮ってあげました。たしか、大阪や神奈川のランナー?
7:50からスタート地点に入れるので、それくらいの加減で、上着を脱ぎ、荷物を預ける。寒くて寒くて、というほどではない。今年はEゾーンから。目標タイムを控えめにしたせいだ。まあ、始めはゆっくりでいいやー、みたいな。しかし、これは裏目に出る。8:45スタートまでかなり待つが、なんだか人が密集しているせいか、寒くはない。ちょっと小雨が降るが、雨と言うほどではない。有森さんらの陽気(?)な応援メッセージのあと、スタート、と言われるが、一向に進まない。
多分、スタートラインまで2分以上かかったのでは?無事走りだしたが、この周りはペースよくない。あとでRunKeeperでみたら、3キロまでキロ8分。途中で止まる時もある。これでは完走もおぼつかない。でも、走るぶんには楽なペース。ちょっと尿意を感じて8キロあたりで立ち寄るが並ぶし時間ロス。(そのあとは一切トイレはなし)曇り空だし暑くはない。マイペース(キロ6分半ば)で行ける。給水エイドは寄らない。持ってきた水のボトルで走りながら飲む。そんな人は周りにはいなかった。シャインマスカットは、わざわざ並んだのに品切れ。何かお菓子があったが、先を急ぐ。いくつかの関門は30分くらいしか余裕がない。折り返しで、持ってきたエナジージェルを補給するつもりだったけど、応援の人が続き、立ち止まるのを躊躇う。ようやく空いた場所で補給。ここまで固形物は食べてない。このあと食べたのは「みかんクッキー」と「バナナ」だけ。
今回のおかやまマラソンで、一つ残念なこと。たしか、折り返しを過ぎて中間点までの21キロ地点くらいで、前方に倒れたランナーあり、そのそばに立ったままのランナーあり。声をかける。「どうしました?」立っていたランナー「いや、この人と接触したんだが、救護が来ない」20mほど先に、ボランティアのウェアの男子学生がいたので「ボランティア!救護呼んで!」と叫ぶが、反応がない。大声でもう一度「ボランティア!救護!」と叫ぶ。やっとこっちに気づいたようだ。倒れていた男性は額から少し血が流れていたが、立ち上がって、意識はあるようだ。これを確認して、こちらは先を急ぐ。ボランティアは、応援の声をかけるだけでなく、もっと、緊急時には連絡機器が無ければ走ってリーダーに伝えるとかしないと。
またも小雨の中、千両街道を北上。やがて雨は止むことは予想できた雲の様子。
今回は31キロ付近で娘に被りモノを持ってきてもらい、そこで帽子とチェンジする予定なので、なんとしても辿りつかねば。いくつかの坂道は、ゆっくりでも歩かないで進むので、数人を必ず抜く。で、平地でまた抜かれる^_^
いままでは、自分の練習のホームコースでもある浦安付近も風景を見なかったが、今年は、ああ、ここで走ってたよな、歩道ではなく道路を走れるとは滅多にないな、と、少し余裕が。コースの難関と言われる「岡南大橋」もいままで何百回も登った場所。止まらず抜いて走る。橋を降りてしばらくして折り返すと、娘とヨメさんが手を振る。をいをい、ヨミさんが直前で「応援にはいかん!」と言い出したので、忙しい娘に頼んだのに・・「なんとか応援に来れたのよ!」と、普通は「脚、痛くない?」とかランナーを気遣う場面で自分のことしか話さない。ヤレヤレƪ(˘⌣˘)ʃ写真は撮ったが、娘との写真は撮れなかった。不覚
とにかく、シカを被って走り出す。ラーメンエイドではラーメンではなく、ボトルに水を自分でカップから注いで補給。旭川土手は横風があり、せっかくの後ろのメッセージがめくれて読めないように感じる。歯がゆいメッセージには「歩いたらおえん」と書いたので、自分が歩いたら「ダッサ!」みたいな声かけられそうなので(実は、そういうふうに自分をインスパイアする目的もある)歩くと同じような速度だが、とにかく、「走る」。
当然のように、沿道からは「シカ!頑張れー!」とか、自分にピンポイントな声援があるのは楽しい。でも中には「トナカイー!え?トナカイかな?シカ?」みたいに間違えられる。だいたい6:4でトナカイが多かったかも^_^時々「シカです!」と振り返る。
かなりくたびれた上に、なんだか体の上半身が右に傾いているように感じる。自然と右に曲がっていく感覚。自分の意識では体は真っ直ぐなのだが。知り合いのS野さんがいたので写真も撮ってもらい、あとでみたら、確かに傾いていました。かなり疲れてた?
それでも、不思議なことに、「ああ、疲れた、脚イタイ、リタイアすれば楽かな」みたいなネガティブな感情はありませんでした。新鶴見橋や万(よろず)橋の登りも、大半のランナーが歩く中、スイスイ、ではなく、よろよろと抜いていく。時計を見てリミットを考える気もなく、スタジアムの入り口で間に合ったことだけ理解。トラックもなぜか遠回りの一番外を出来るだけ頑張って走るが、全くスピードがでない。内側を走れば、有森さんや山口衛里さんのハイタッチもらえたのに。ゴールのゲートのタイムは、たしか5H50Mあたり。なんてタイムだ。関門ギリギリ近くまで遅かったとは。ゴールしてから、いつもの儀式、振り返ってお辞儀しようとすると横から迷惑そうな目線で「そこ、救護の出入り口なので、よけて」と注意されて、慌てて立ち去る。さんざん。イバラギ知事とハイタッチ出来たがメダルやタオルをもらう列に並びそこねて慌てる。木村屋のパンと大手饅頭をもらうのにも、並んだ列で、モノが足りなくなる、みたいな。つくづくついてない。
多くのランナーと同じく、脚が痛くて早く歩けない。迎え(?)の家族が並んでいる向こうまで歩くとき、せめてちょっとだけ座れるスペースがあればなぁ、と思う。これはきっと、大会あるある。
手荷物を受け取るアリーナ裏までやっと歩き、中で着替えるために座るのも難儀。だから、イヤなのではないが。楽しみの代償の一つ?
テニスコート近くから駅までの無料シャトルバスに乗り、西口からパーキングまでゆっくり歩く。
昨年からさらにワースト記録を塗り替えてしまった虚しさはあるが、それほど落ち込むことはない。まだ、走るのをやめることはないだろう。例えばハーフからやり直すとか、逆にロングのマラニックに集中するか。おかやまマラソンは抽選だから、もっと大会に出たい人のために今後はエントリーは控えるか。
多分、あの距離をほとんど止まることなく6時間近く走れたのは、やはり沿道の声援のおかげだと信じる。小さいお子さんとのハイタッチは力になる。小さい手には、それなりに柔らかく、漏れなくタッチする。車椅子で来られて、わざわざ手を振ってくれているご老人には涙が出そうだ。
結果は残念だけど、このコースを走れて、本当によかった。ありがとう。
[補足]被りモノについて。夏に宮島に行った時のお土産。暑そうだったので、始めは、蒜山新庄フォレストレイルのエイドの時、「賑やかし」で使うつもりでした。その後、おかやまマラソンの日が迫ると、あまり暑くなり予想だったので、ここでも、使うことにしました。でも、鹿なんてそんなに旬な話題でもないし(熊ならまだしも?!)、ここは7年前に応援したように、メッセージでランナーも自分も鼓舞したい。で、これ。]]>
初めての富山へー②~朝ランと市内観光編
http://pmrider.exblog.jp/33424275/
2023-09-04T23:39:00+09:00
2023-09-18T16:02:14+09:00
2023-09-04T23:39:00+09:00
pmrider
ランニング
やはり喉はカラカラだ。
このホテルは7:30~9:00までで朝食無料サービスがあるので、それまでにランニングから戻って、シャワー浴びる自分だけのミッション。
気温26℃ 湿度84%のうんざりするコンディションなのだが、できるとこまでやるパターンで、準備して6時にはフロントにキーを預ける。
とりあえず、富山マラソンコースを調べた結果、ゴール直前の富山北大橋を渡ってみるルートで行く。
あとは適当(笑
斜張橋
北陸新幹線
神通川を渡り、土手沿いコースに出る。
これなら安全。
北に見える中島大橋まで行くコースを選ぶが、やや遠くない?まあいいや。
やがて、問題がわかってくる。
中島大橋はバイパスぽい建設なので、土手から登るルートがない。
少しオロオロして、遠回り。
橋を渡ったのはいいが、予定していた環水公園までの運河沿いの道に出るルートがよくわからない。
まあいいや、と一番はっきりした道を南下し、富山駅北口を経てホテルに帰着。
約11キロ。
回ってみてわかったのは、富山駅周辺が予想より「都会」だった反面、少し離れれば、やはり地方都市(いい意味で)。
神通川の河川敷は自然豊かで、まだ活用の余裕がある。
ドラッグストアのチェーン店も知らない名前。
ほぼ予定通りのタイムスケジュール。
着替えてから、2Fの食堂へ。
和食と洋食に分かれたバイキング形式。
オニギリベースでちょこちょこオカズを選ぶ。
でも野菜ジュースとか牛乳とかコンソメスープも。
9時頃チェックアウト。
ここは、路面電車が楽しい。
「ロデヲタ?」なら、ずっと飽きない?
またも蒸し暑い空気の中、駅のロッカーに荷物を預ける。
手頃な大きさのは、ほとんど使用中。
500円のロッカーが空いていて、500円硬貨が受け口に入らない・・・ナゼ??
100円硬貨専用、と書いてあるのを見過ごしたのはこちらも悪い。
駅の窓口で両替してもらったが、その間にロッカーが他の人にとられたら困る・・
結局とられることはなかったけど、そのあと、同じように悩んでいたような人あり。
「両替しましょうか?」
「いや、100円足りないだけなんで・・両替してもらいます」
横にはICOCAで精算できるタイプのロッカーもありましたが、空きはなかったようでした。
身軽にはなったが、暑さは致し方ない。
まずは市役所の展望台を目指す。
変わった飲み屋
市役所の入り口で職員さんに尋ねて、そこをそのまま入ればいい、と言われる。
建物はかなり手が込んでいる印象。
すぐそばのエレベーターへ。
地上70mだそうだ。
曇りのため、山は全く見えない。残念。
富山城に行こうと思ったが、上から見えたので、いっか^_^
5人ほどのグループさんの記念写真を撮ってあげる。
富山県民会館。美しい。
駅まで戻り、岩瀬浜行きの路面電車に乗る。
電車内は、涼しい〜
20分くらいで岩瀬浜駅。
その前の競馬場前で降りる人多い。
後で、その方が周りやすいことを知る。
10:40 岩瀬浜駅着
「カナル会館」という施設に行ってみたが、なんだか寂れてる・・
水辺プロムナード、とか名前はあるが、人はいない^_^
港に向かって歩いていくと、富山港展望台があり、大型観光バスが止まっている。
気持ちはわかる。
港で商売して儲けた豪商?の家の立ち並ぶ街並みを行く。
暑いのでパスしたかったが、立ち寄ってよかった。
観光バスから降りる客もここらをゾロゾロ歩く。
土産を見るのと、涼むために、カナル会館へ。
途中の人魚。
自分用に冷酒グラス。
魚や海老の柄もあったが、富山ならば、これかな?
250円もする、岩瀬浜限定、みたいなどら焼き。
2個買って自分とヨメさんに。
勘定のあと、帰りの路面電車の時間を店員さんに聞くと、「あと2分で出ますね。ダッシュしたら間に合うかも」。
ダッシュしました。^_^
間に合った。
最後の観光?目的は、「富山ブラック」。
ネットで調べて、駅近くの店を探す。
「いろは」というらしい。
ノーマルなブラックラーメンの大。1070円。
丁度昼時(12時過ぎ)だったので、行列だったらイヤだなと思ったが、ガラガラ。
逆に、これも人気がないのかと心配だ。(どっちや)
ただの濃い醤油味やないかーいー〜みたいな口コミも別のブラックの店で見たけど、予想よりは濃くない。
太麺なので、ボクの守備範囲外。
悪い味じゃないけど、これはもういいや。
出汁の美味しさはない。
焼き豚はグッド。
ここは地下1Fの店だが、1Fはおみやげコーナーがある。
家族用のをまとめて買う。
薬膳ぽいスイーツがあり、下の娘に買おうと思うが、味がいろいろあるので女性店員さんに聞いてみる。
「薬にもなるスイーツ、と書いてあるけど、実際の味はイマイチなことないかなぁ」
「一見グロテスクなものもありますが、・・えーと、これとこれなら、色も良いし私も食べておいしいと思いましたよ」
「じゃ、それをください」
結局、職場用のもすべて買う。
駅に戻り、スマートEXの段取りして、帰りの北陸新幹線とサンダーバードの特急券を買おうとするが、みどりの窓口は行列だ。
自動券売機で操作するが、ちょうど横に男性JR職員がいたので、頼んでみる。
「ICOCAで乗車券使って、あとの特急券だけ買いたいんですが」
「えーと、できますが・・・乗継割引ができませんがいいですか?」
「(どうせ1割とかの割引だろ)いいですいいです。」
無事に切符はすべて揃った。
しかし、乗継割引とか言ってたな、調べてみるか・・・え?えええ?
・JR西日本では、新幹線と在来線の特急を乗り継ぐと、在来線の特急代金が半額になる。
そうか!
だから、行きのサンダーバードの特急券がNAVITIMEのと違ってたんだ!
往復で2000円の割引をチャラにしたか・・・もったいないけど、ICOCAにチャージしたぶん、手持ちの現金の持ち合わせが少ないのできっと足りなくなるから、結果としてはOK。
もう一度駅のお土産コーナーで日本酒を探すが、見つからないのであきらめる。
富山始発の新幹線「つるぎ」は既にホームに停車していて、中はガラガラ。
しまった、先頭も撮っておけばよかった・・・
13:43発
14:06 金沢
サンダーバードへの乗り換えはそのまま自動改札を通るが、新幹線特急券とサンダーバード特急券とICOCAをうまく通す自身がないので改札の係員に声をかけてICOCAはそこのリーダーで処理してもらう。
こういうときの正解は何だろう。
サンダーバードで新大阪、そして岡山へ。18時頃。
お土産を上の娘の行くに運ぶ。ついでに下の娘のぶんも預けて、後で取りにくるように段取り。なんて優しいオヤジだ。^_^
片道約500キロの旅。
一番欲しかった結果は得られなかったが、いろいろ見聞できた2日間。
初めての富山、ありがとう。
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初めての富山へー①~おわら風の盆編
http://pmrider.exblog.jp/33424210/
2023-09-04T23:21:00+09:00
2023-09-18T16:02:28+09:00
2023-09-04T23:21:21+09:00
pmrider
ランニング
多分、母は70歳代だったと思うけど、旅行のあとでその写真とか現場で売っていた団扇とかを見せられても、こちらは「ふーん」としか返せない。
亡くなる前に、ずっと通っていた歯科医の先生にボクの診療のある日、母の死を告げたとき、「そうですか。・・そういえば私も、風の盆のおみやげをもらいましたよ、懐かしいですね」と言われました。
YouTubeで動画はたくさんあり、見てみるが、胡弓の音色は魅力を感じるが、只の「盆踊り」に、そこまで人を惹きつける要素があるかどうかは不明。
ならば、確かめるしかない。
あのとき、母の感動をスルーしたことを後悔して母の供養にもなるだろうか。
いや、そうだったらいい。
ライブと動画では感じ方は違うと思う。そう思いたい。
かくて、富山旅行を敢行。
NAVITIMEを活用する。
行程はJRでは3つに大きく分かれる。
岡山→新大阪はスマートEXで。(岡山→京都ルートもでてくるが、それだと割高)
新大阪→金沢 特急サンダーバード
金沢→富山 北陸新幹線
プランの例で、ちょっと安いルートがあり、それは金沢→富山を新幹線開通以前の在来線が第3セクタ化されて2つの会社(IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線)で運営しているルート。
ローカル線を行くのもいいかも。金沢から富山まで1時間かかるけど、行きはそれほど急いでいないので、沿線の風景も見れるから、それで行く。
その代わり、帰りはこれも初めての北陸新幹線にする。
ICOCAでさっと改札を通るのがスマートだと感じているので、できるだけそれで行ける方法を探っているが、特急券だけ買って、改札では
①特急券
②ICOCA
を通せばささっと通れるはず。
そのトライの意味ももつ。
「おわら風の盆」は毎年9月1~3日の夕方18時頃からの開催で、今回は会社の休みを1~2日に取り損ねたので、3~4日に取得。
3日が最終日の日曜日、4日が月曜日。
3日間もやれば、多くの観光客は週末の1~2日に集中して、翌日が平日の3日には少しは閑散として見やすいのではないか、という算段。
だから、3日は19時からなので、午後イチに富山駅について、少しぶらぶらしてから夕方移動で十分だと考える。
最初は岡山駅を9:20発の予定。
当日朝は6:30には起きてしまい、時間を持て余す。
まてよ、いつもそうしているのだが、早く行ければ早く行ったほうが、イレギュラーな事象に対応しやすい。
もう一度NAVITIMEで確認。
8:20発でも同じシナリオで行けそうだ。
準備はほとんど出来ていたので、出発する。7:20
ガソリンを入れておく。177円(カードなのでこれだが店頭表示は184円。高いぞ、オラ)
仕事場のパーキングは駅のそばなので、車はそこに留める。
まるで秋のような空。今日は涼しかったらいいけど、ダメだろうな・・
岡山駅でもサンダーバードの特急券は買えるはずだったのでみどりの窓口に行くが、8時からの開店を待つ人が数人並んでいる。
券売機を操作すると、岡山発の特急券しか買えない。
諦めて、新大阪で買うことにする。
新幹線はいつものスマートEXで入場。自由席なので、予約したのと違う便でもOK。
8:20ではなく一つ早い便に乗れそうだったので、それで。
連絡のサンダーバードの特急券を買う時間の余裕ができる。
8:55新大阪着。
新大阪駅の券売機はたくさんあるけど、サンダーバードの特急券を買おうとすると、予定していたNAVITIMEの金額と違う。
ちょうど倍額。(1210円→2420円)
操作を誤って往復にしたかな?とか思いながら操作しなおすが同じ。
仕方なく普通の「切符売り場」の列に並ぶ。
一つ早い便で来たおかげだ。
窓口ではやはり「2420円です」と言われるので、仕方なく支払う。
NAVITIMEのバグか?とネットで調べると、ありえない話ではないようだ。
やられたか!
しかし、それは誤解だったと気づく・・(後述)
ついでに「改札では、この特急券を入れて、ICOCAをタッチすればいいんですよね」
「いえ、ここはもう構内ですから、そのまま乗車してください」
だとさ(苦笑
9:17発
かつて、そう、28年も前に、ソフトウエア開発の仕事で、毎週月曜には富山県の高岡市からさらに雪深い福野というちいさな町の「日平(ニッペイ)トヤマ」というユーザの現場に電車で約7時間ほどかかって移動し、週末までひたすらビジネスホテルと職場(工場)の往復仕事で、それは朝8時くらいから深夜0時頃まで続くのが常でした。
常に進捗の遅れと仕様変更の調整。
納期はあっても捗らない作業にみんなが焦る。
季節は冬で、道にこそ雪は積もってないけど、脇には地元では見ることのない嵩の雪がありました。
いつしか、金曜に家に戻ることすら許されず、持ってきた下着類はホテルのクリーニングや自分で部屋で洗ってユニットバスの上で干して、そのまま次のまた次の週も仕事を続けていました。
今回はさらに遠くの富山ですが、サンダーバードに乗ると、そんな暗い過去の時間を思い出すようで苦痛でしたが、スーツを着て仕事用のバッグを抱えるのと、旅行用のリュックを抱えるのとでは、やはり気分は違う。
というか、嬉しいかな悲しいかな、すでに記憶は消えていたようでした。
おそらく、立ち寄ったとしても、街の面影はがらっと変わっているだろうし・・
(帰りにちらっと見た高岡市の駅近くにはイオンモールもできてたし・・)
11:58 金沢
金沢からは在来線のローカル線に乗り換える。
ドアを開け閉めするときは横のボタンを押さなければならない車両だが、それでも車掌さんはことあるごとに「乗車いただきありがとうございました」と車両の端で挨拶する。
経営状況はわからないけど、仕事への真剣さは伝わってくる。
窓外の景色は、まさに実りの秋。
稲刈りが今にも始まりそうな黄金色の季節。
金沢からの「IRいしかわ鉄道」。
ウィキによれば「IR」は「愛ある」に通じ、「I」は「J」の前、すなわちJRより上のサービスを目指す、という意気込みだという。がんばれ。
終点の「倶利伽羅」はかつて源氏(源義仲)と平家の戦いのあった場所。
やっと思い出した(笑
13時前、富山到着のアナウンスが流れる。
やれやれ、まずは駅前の「富山ブラック」のラーメン食べて、できれば市役所の展望台もいっとく?いや、まずはホテルのチェックインだが、14時からのチェックインだから、どう時間ツブすかな~みたいな。
でもアナウンスはとんでもないことを言い出す。
「おわら風の盆に行かれる方は、かならずみどりの窓口前で整理券をもらってください。整理券がないと高山本線(おわら風の盆の開かれる町に行くための、「越中八尾駅」行きの路線)に乗車できません。なお、整理券があっても、乗車定員を超えると乗車できません」
列車が着き、改札を出て1Fを見ると、なにやらテーマパークぽく通路が設定され、行列ができるのを抑制しているようだ。
掲示板に貼られた時刻表では、乗れる電車がどんどん赤線で消されているようにも見える。
とはいえ、予定では荷物は一旦ホテルに預けて、ミニリュックで移動するつもりだったので、開き直って駅のすぐ南に見えるホテル・αー1に向かう。その前に、八尾の飲食店の状況がわからないので、食料としてセブンでオニギリ2個確保。しかし、同じことを考えている人はいるようで、オニギリの棚はほとんど売り切れ。
チェックインは14時からなのはわかっているので、手荷物だけ預かってください、と頼む。
もちろん了承されたが、チェックインする時間が夜中になる可能性がある、と告げると、とりあえず簡易の受付書に名前と住所を記入しました。
必要なものだけミニ・リュックに移し、持ってきた大型リュックはフロントに預ける。
「3日目だから、もう人は少ないと思ってたのですが」とボク。
「いえ、3日とも連泊してこられている人もいますよ」
「ほんとですか!」
「早く行かないと、八尾にも行けないかもしれませんよ」
「わかりました!ありがとう」
駅に戻る。
そこらにたくさんいる関係者を捕まえて、今から行ける便の乗車券とか整理券をきく。
ICOCAは使えないらしい。
往復(330円×2)660円購入。
(行ってみてわかったが越中八尾駅はかなりの古い駅なのでカード読み取り機などない)
あちこちにいる係の人の一人に聞く。
「今から乗れるのは何時発?」
「えーと、13:36なので4番のグループでお願いします」
すぐそばの長机で臨時販売してる場所で切符を買い、別の長机で整理券をもらう。
「(時間が迫っているので)すぐホームに行ってください」
あちこちに係の人がいるので、案内はスムーズだ。
電車に乗り込む。
でも、満杯でもなく、そのまま発車してしまう。
もしかして、もう少し後の便でも行けたのか・・・・?
20分かかるので、オニギリは車内で食べる。
ます寿司おにぎり、ごはん柔らかすぎて「ますのすし」とは似ても似つかない・・でも230円。
無事、越中八尾駅着。13:53
ここにも風の盆関連で警備ぽい係員が数人いる。
駅前の案内所で女性に地図をもらう。
「タイムスケジュールありますか?」
「ありますけど・・(とラミネートされた資料を見せてもらう。あとで考えると、これを写真に撮っておけばだいぶん状況は変わった)」
「町ごとに、時系列にこういうふうに回れば、というオススメルートありますか?」
「いや、それは・・出し物も時間も替わることがあるので」
「まあ、適当に歩いていれば、どこかでやっている、みたいな?」
「・・そうですね・・」
この認識があとで後悔を生む。
さらに
「みんな、夜中まで見ているんですか?」
「・・でも、昨日は駅で帰る客が待たされたそうです」
「積み残し、ということ?」
「ええ、1時間以上待たされたとか」
「21時くらいで?」
「はい」
これも困ったことだ・・
暑いけど、頑張って、とか言ってそこは終わる。
まだ昼2時の日差しだが、時折吹く涼しい風がもっと夕方に吹くことを願いながら歩く。
持ってきたタオルは首にかける。
もともと、坂道が有名な町だというので、人が少ないうちに写真を撮るには適している。
神社にお参りしたり、ペットボトルの水を買って補給したり。トータルで2Lくらいは飲んだはず。
聞名寺(もんみょうじ)はさながら縁日で、たまらずかき氷を頼む。
おわら資料館は200円で入場できて涼しかった。
踊り子さんと一緒に記念写真を、という場所があり、100円なら、と撮ってもらう。
顔はわからないけど、踊り子の男性と女性は、腕のシワからするとかなりのお歳?
100円のは2L版で写真がちっちゃいけど同じ写真でキャビネ版で大きいのは「1500円です。どうですか?」
と言われるので、やっと商売の筋書きがわかって、断る。
まあ、だいたい、100円で満足ゆく記念写真撮ってもらうと、逆に申し訳ないし、バランスを考えれば、これぐらいかも。
300段くらいの階段を登って「城ケ山公園」に行くが展望なし。
そのまま南に移動し、一番奥の若宮八幡宮へ。
途中の展望台ぽい案内の場所へ階段を登るが、やはり展望なし。
養蚕が盛んだったということでカイコを祭る神社へ。
おたや階段
ここは人気ありそうなのでパスだな・・
石垣
そろそろ、観光バスチームが来る。
これまでの客層としては、やはり高齢者が多い。
でも、この坂の街を敢えて選ぶのはナゼ??
17時すぎ、空腹のあまり縁日ぽい場所でお好み焼きを買う。600円。
18時。諏訪町(日本の道百選)の道端で座りやすい場所にとどまる。
あちこちにベンチがあって、座っている人に料金がいるのか尋ねたら「今は座っているけど、しかるべき人が来ると譲るみたい」だそうだ・・
あ、そうだ、でも、YouTubeで見た早乙女衣装の町流しはここではなくて東新町だったよなぁ、と移動する。
ぼんぼりと飛行機
そこで待つうちに、向こうの方で地元の女性と観光客の会話が聞こえる。
ここは19時からではなくて、20時ですよ。19時からはステージで踊ってますから、と。
思わずこちらも直接きいてみると本当のようだ。
ならば、と、さっきの諏訪町に戻るが、あまりいい場所は残っていない。
19時までもうちょいだが、暑さもあり、立ちん坊だし、もう、見なくてホテルに戻ってもいいかな?みたいな気持ちも浮かんでくる。
やっと、町流しが始まる。
かなりゆっくりとこちらに近づく。
伴奏は、胡弓のいい音色があっていいのだが、成人ではなく子供の踊り子も混じり、いい意味では「微笑ましい」のだろうが、ここまできてみる「エンターテイメント」としてはかなり不満だ。
十分に踊りができない部分がある。
通り過ぎたあとは、次の町に向かう。
しかし、どこでやっているか、情報不足。
なんとなく賑やかな通りに行き、警備の人に「これからですかね?」と聞いても「いやー私らには何をやるかわからんのですわ」と言われる。
とりあえず、20時からが確実な東新町に戻る。
開始する少し前に、踊り子だろうが若い女性が「今日は、輪踊りなのにね(みんな空しく町流しを待ってるね!)」みたいに話しながら通り過ぎる。
時間がきても向こうで人が集まる気配なので、こちらも行ってみる。
他にもおなじように席を離れる人がいる。
既に多くの人に囲まれた先で、踊り子は決められたエリアでぐるぐる踊っている。
ほぼ終わりに近い。
やがて終わり、「えー、子供たちはお菓子をもらってください。これで解散とします」みたいな声が聞こえる。
横にいた地元の人ぽい女性に「これで終わりなんですか?」
「解散、て言ってたから。」
「ほかにもう町流ししてる町はありませんか?」
「(スマホ画面で確認して)遅い時間にやるか、今なら西町かなぁ・・」
「ありがとうございます!」
そちらに向かうと、人が集まっているので、町流ししているのはわかる。
メインストリートは人でいっぱいなので、外から回ってみるが、そこも人でいっぱい。
ようやく見れる場所を見つけたが、もう終盤。
結局、YouTubeのような動画は見れず。
これのどこがいいんだ、という不満が残るけど、帰る時間を考えると、もう粘れない。
お母さんは喜んでいたけど、ボクには残念ながら理解できなかった。
仕方ないよね。
駅までの道はかなり長く感じる。
そう言えば、今時の観光地にはつきもの?の中国人観光客や欧米人観光客は、他の観光地よりは目立たなかった気がする・・
21時前に駅前では入場規制のようなものがあり、4人1列で並んで待つように言われる。
先頭で待機する。
入っても問題ないと確認されたから、改札を通る。
車内は通勤電車並み、ではないにしろ立つ人も多い。
こちらは座れたけど。
21:20過ぎ富山駅着。
いちおう周りの飲食店を見たが大方は21時までで終了。
飲み屋はあったが、この汗臭い服のままでは入りたくない。
やむなくセブンでヤキソバとかツマミぽいのを買う。
水は2L。
ホテルにチェックイン。
ごく普通のビジネス。
さっさとフロ。
本麒麟500CCで夕食。
明日に続く。
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無念!当然!?NPTTC(那岐ピークス)2023~20キロでリタイア
http://pmrider.exblog.jp/33287643/
2023-06-05T12:34:00+09:00
2023-06-06T12:26:42+09:00
2023-06-05T12:34:35+09:00
pmrider
ランニング
5年前にも出た大会。
那岐山からの稜線を走るコースが素晴らしいのだが、そのためには50キロ以上を走るロングコースへのエントリーが必要。
28キロのミドルコースは、この時はその前までで引き返すコース。
それでもいいか、とエントリーしたが、あの稜線への未練捨てきれず・・
前回からはミドルでもあの稜線を走るコースだが、ちょっとキツそうだ。
コロナ禍もあってご無沙汰。
5月に、エントリー期限迫る!のSNSの書き込みを見るうちに、数値上は
30キロ 獲得標高2200m
だと認識する。
そういえば3月に高野山に登ったときは
21キロ 獲得標高1300m
だった。約5時間半。
もうちょい頑張れば、行けるのではないか?みたいな色気が(^^
そして、決断。
[前日受付]
後述するが、当日受付はバタバタしそうだと思い込んで、前日に受付を済ませることにする。
ただし、必携品のチェックは通るように準備しなければ。
ほとんどの物はいままでに買いそろえていたが「ポイズンリムーバー」は、なし。
というか、大会案内にも「何々等、ファーストエイドキット」と曖昧な部分と「ポイズンリムーバーは必要です」と明確な部分がある。
前回もエントリーしているKさんにメッセンジャできくと「要らないんじゃない?」みたいな答え。
一方で、メールで本部に問い合わせた結果は「必携品です」と明言。
5年前にも、実際は必携品のすべてのチェックはなくて、「保険証(コピー不可)」にも違反していた(というかもってこなかった)けどお咎めなし。
実際問題、持って行ってもハチに刺されても、自分ではその箇所(首とか)を正確に見ることはできないように思うし(傍に人がいれば別だが)アブに刺されてのちに腫れていても、ノーケアみたいなこともあったし・・
なぜか一緒についてきたヨメさんに話をすると「そりゃー買わないとおえんが」みたいな。
市内のモンベルやアウトドアショップでは確実にあると思ったが、ホームセンターならどこにでもあるだろ・・みたいなノリ。
周匝付近の「ジュンテンドー」で店員にきくと「今はないです。注文があれば仕入れるみたいなもんですから。でも、ザグザグさんなら扱っているかも」
では、手前にあった「ザグザグ」に行くが、やはり「ありません」と。
一旦道を進み、津山ICの北のザグザグでは、在庫を確認してくれたが、なし。
「近くの店に、あるかどうかきいてみます」と、電話してくれる。「(ここから数分の)河辺店にあるそうです。お取り置きしますのでお名前を」
河辺店に着き、無事購入。1080円。
13:00 勝北スポーツ公園。
受付にはM田さんもM嶋さんも。
明日使うものを詰めたリュックを開ける。
でも必携品チェックはホイッスル・エマージェンシーシートほか4点ほど。
え?せっかくポイズンリムーバー買ったのに?
おまけに、ホイッスルがくっついてたザックを、昨日大き目のリュックに変更したので「ホイッスルがないと受付できません」と。「あそこで販売していますので」と、300円で買う。
以前の通りの大会の雰囲気を盛り上げるゲート。
実はこのとき、とんでもない勘違い。
ミドルはスタートとフィニッシュの場所が違うので「バスで送迎します」と説明がありました。
なので「朝は集合場所の勝北スポーツ公園から、何時から運行するの?」ときくと「え?」みたいな。「いえ、あれはフィニッシュ後に奈義中央広場に送迎するので、ミドルの朝の集合場所は奈義中央広場です」
・・・うっかりとんでもないポカやらかすとこだった・・
以下は個人的覚えのデータ
10:00 出発
11:00 吉井IC
12:00 大阪王将
13:00 勝北スポーツ公園
13:50 奈義中央広場
~美作道の駅~セブンイレブン~
16:00 帰着
往復 188キロ
[大会当日]
朝4時起床。
体調によって、山の中でトイレが近くなることがないよう、最近は少なめの朝食とする。
でも、そうすると途中でハンガーノック気味になって慌てて補充食を口にするのだが。
5時前出発。気になるのでGSで2000円給油。
5:20 瀬戸IC
5:35 吉井IC
~湯郷のセブンイレブン~
6:25 奈義中央広場(早すぎ)
まだ、走れる格好の人はほとんどいない。
でも写真は撮りやすい。
ほとんどのランナーはザックにうまくコンパクトに詰め込んでいてスマートだが、こちらはカッパがかさばるし、ファーストエイドキットも安心できるようにいままで使ってきたと同じ内容なので大き目になる。
ボクの場合は目的は「トレイル・ランニング」よりも「トザン・ウォーク」だから、あまり気にしないようにする。
それにしても天気はサイコーだ。(いまどきの表現なら「お天気すぎるー!」?なんだそれ、みたいな)
ゲストはヤマケンだけど、いまさら一緒に写真撮るのは恥ずかしいな・
行きに一瞬横を駆け抜けていかれたっけ・・
8:00 スタート
なるべく後ろから、迷惑にならないように進む。
なんだかあまり調子がよくない感じ。
それにしても、最初は一辺倒な坂道。
いつもなら途中で歩くだろうが、今日は止まらない。みんな、そうだから。
やがて、またもこの大会で勘違いしていたことに気づく・・
コースマップで次のエイドは「蛇淵の滝」とある。
そこは登山口であり、車で何度か行った場所。
そこからダーっと那岐山に登るのだ、と思い込んでいたのに・・
「那岐山麓 山の駅」の入り口の道をまっすぐ行けば登山口のはず。
カメラマンのK山さんがいたので、一瞬だけカッコつけて走る(ポーズ)。
しかし、前方のランナーは山の駅の右奥へ進み、やがて山道へ。
こういう登山ルートもあったのかな?でも、蛇淵の滝は確実に那岐山登山口だから標高は低い。
ということは、ここを登って、わざわざまた降りるのか?
確かに、A1蛇淵の滝、は5キロ以上先だったと思うが、まだ3キロしかきていない。
暑さの汗で下着までぬれてくるけど、暑さよりも、坂道の長さと、想定外のコースで精神的ダメージ・・?
目の調子も、左目だけが頼りなので軽率に下りで脚を置く場所を決められない。
むしろ登りは快調だが(苦しいが)、普通はペースを稼げる急な下りでペースダウン。滑りやすい道だし、逆に小石や木の根があるので、こけやすい。(と判断しました)
どんどんランナーに道を譲る。
ほとんどミドルのビリだったと思うが、ロングのランナーはたびたび走り抜けていく。
もう、最初のエイドでやめて帰ろうかとも思う。
しかし、この天気なので、今日那岐山に登らないのは本当に勿体ない。
最低でも那岐山には登ろう。
森林造成中みたいな、工事用道路に出る。
比較的フラットだが、キャタピラーの溝が固まり、こちらもあまり安全な道とはいえない。
9:40頃 A1蛇淵の滝
オニギリをもらう。
水を補給して1L分にする。
コーラやスポドリをもらう。
食べ物は前回に比べて種類は少ない。
バナナとかあったらよかったのに・・
トイレのあと9:50再スタート
10:30 5合目 9キロ地点
このあとは、登りに加えて、さらにぬかるみがあり、「石の上はすごくすべりますから気を付けて!」と下山してくる登山客の方に声をかけられる。
泥に指を突っ込みながらなんとか進む。
11:25 那岐山 山頂
このBコースは以前は下りで通った。
このとき登りはCコースでたしか1H40Mかかったから、同じくらいか。
ゆっくり下界を見る。
朝はあれほど晴れ渡っていたが、今はやや曇っている。
山なら仕方ないですね、と通りかかったランナーさんと話す。
11:40 いよいよ、縦走コース。
下りだが、やはりどんどんとばす勇気ない。
動画も撮りながら進む。
やがて、滝山までの途中の展望台で、どうやら後ろから女性ランナー二人と美人のスイーパーさんがくる。
ついにきたか(笑
女性ランナー2人はいずれもボクとほぼ同年代だと見える。
歩くボクの横を走って抜いてゆくのだが、ときおり脚をさすったり、登り階段では苦労しているので、ボクが何度もおいつく。
前の男性ランナー3人とも合流して、抜いて、スイーパさんがそちらにつく、というのを繰り返す。
ふと、ボクの右足太腿で登りにふんばると、内側が攣ったように痛む。まずい。
何度か痛むが、次第におさまる。
でも、これでは、またもっと痛むと、この山の中ではリタイアもままならない。
A2の14:30の関門まで30分を切る。
どうしようか、としばらく悩みながら進み、再度同じような痛みがあった(すぐにおさまった)ので、スイーパーさんにリタイアを告げる。
でも、A2までは自力で行けますから、と。
もっと後尾にいたはずの20代くらいの男性ランナー一人が見えないが、彼もいち早くリタイアしたのだろう。
告げると、スイーパーさんは無線で連絡をとり、さっさと先に走っていきました。
あとエイドまで4キロ。
もう大きな登り坂はない。
たしか5年前はここを登ってきたはずの急なルートを、なんとか転ばないで降りていく。
後ろから来たロングのランナーは瞬時に足場を見極めて走り去る。
それを参考にこちらはゆっくり(苦笑)
15:20 A2エイド
7H20M 獲得標高1565m
<参考>
スイーパーさんからは「5年前のミドルの方がハードだったときいてますけど」と言われました。
2018年のミドルの記録。
獲得標高差 1724m
でした。
とりあえず、飲み干してしまった水のペットボトルに水をもらう。
スポドリ・コーラと俵オニギリ3つと梅干し。
スタッフからは、駐車場まで送る車があるが、人がまとまってからにするので、ちょっと待ってくださいと言われる。
結局、一人で送ってもらったのだが。
ルールとしてはゴールの勝北スポーツ公園まで(そこから、奈義中央公園までバスがでる)だが、車を置いているので、直接奈義中央公園に行ってもらう。
ドライバーのスタッフさんはM松さんとも知り合いでOTRAにも参加しているので知ってる人かな?と思いながら、名前もきかずそのまま車を降りてしまいました・・
16:00 着替えを済ませて、奈義中央公園を出る。
~ダイレックス経由~
18:25 帰着
[その後]
右足の痛みはそれほどでもない。
翌朝両ふくらはぎの裏が痛む。
階段が降りにくい。フルマラソンの翌日でも、こんな痛みはなかったのに。
那岐ピークスの大会関係者の皆さん、お世話になりました。
ありがとう。
でもたぶん、このリベンジはしません。
というか、目的は山の風景だったから、また行きたかったら登山のつもりで那岐山を訪れるでしょう。
那岐山から滝山の縦走は果たしたかった夢の一つ。
それで十分。
こんな天気の良い日に無事に走れた(歩けた?)ことに感謝。
[ヒトリゴト]
ミドルの完走者は男女合わせて350名くらい。
募集は500名だったので完走率は7割くらい?
(ソレガナンダ)
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②島根半島めぐり~出雲大社から境港まで・2日で約600キロドライブー2日目
http://pmrider.exblog.jp/33273455/
2023-05-25T23:16:00+09:00
2023-05-27T12:36:52+09:00
2023-05-25T22:52:24+09:00
pmrider
ランニング
やはり、ホテルらしく空気は乾燥して喉が渇いて、夜中は途中で何度も目が覚める。
それでも睡眠不足まではいかないで、朝5時15分頃には起きてしまうぢぢい(笑
寝ながら考えていたが、朝もフロに入るとすれば、ランニングから帰って部屋着に着替えて大浴場に行くのは面倒。
せっかく部屋には檜風呂があるのだから、それで入ろう、とすぐに起きて来たヨメさんに提案し同意を得る。
確認すると、檜風呂はボタン一つ押せば、10分で湯舟の2/3まで湯が満たせるらしい。ありがたい。
準備をして、5:50には入り口を出る。
車に乗せた電動アシスト自転車を出して、ヨメさんは最近買ったヘルメットを装着している。
それだけで、いっぱしのライダーに見える。
天気は曇りだが、明るくなりつつある。
緩やかな坂道を登ると、鳥居がある。
これが出雲大社らしい風景。
ここで、かつて写真を撮ってもらったのだと合点がいく。
「向こうに白い鳥居が見える」
とヨメさんが南を指さす。
予定コースはこのあと西行きだったが、回って帰るにはそちらでも一向にかまわないので、そのまま下り坂の門前町を抜ける。
土産物屋が並ぶ。(当然、まだ営業はしていないが)
周辺は工事中だが、昔からある高い鳥居がある。
いずれはここが出雲大社の玄関口になるのだろうか。
出雲仕様ローソン
たまにすれ違う地元の人には「おはようございます」の挨拶。
ちゃんと返してくれる。
海辺だが、いくつかアップダウンの坂がある。
これがブラタモリ的には断層崖(^^?
曇り空だが海辺に出る。
もともとサイクリングロードが整備されている。
さらに北に進み、「稲佐の浜」へ。
なぜ、あんな岸壁に鳥居が?みたいな名所。
せっかくだからお参りしておく。
島の北側は「立ち入り禁止」だが、もしかしてあそこを登ろうかと考える人への警告なのかな、とかヨメさんと話す。
戻り道はまたも登り坂。
でもノンストップで走る。
スタバ
えびすだいこく100キロマラソン・ウサギ
ほかにも
7時過ぎには宿に戻り、部屋の檜風呂に入る。
香りはGOOD。
快適^^
前日、朝食の予定時刻を聞かれて「8時くらいかな」と言うと「込みますので少し早めがいいかも」と言われたので、7時半には朝食の場所に行きました。
また夕食みたいに配膳に時間かかるかな、と思ったけど、最後のごはん物を選んだあとはすべてテーブルに並びました。
ご飯に添えるオカズとして、納豆や味噌やシラスがあったけど、「粥」にしたのであまりいい選択できなかったかな・・
概して満足だけど、課題は、のどぐろの干物を焼いたもの。もう一度テーブルの「網焼き」で温められるのはいいけど、かなり小さいし、小骨を避けねばならないので面倒。
カレイならバリバリいけたのにね。
8時くらいまでかかりました。
8:50 宿を出発
最初の目的地は、個人的に行きたかった「久手」。
この経緯は別の記事で記していますので、こちらをご覧ください。
https://pmrider.exblog.jp/33270111/
9:50 波根西の珪化木
10:15 掛戸松島
10:50 GARB
TVで紹介されていた、最近オープンの崖カフェ。
海の風景は駐車場からでも十分満足できるのだけど、ここはオープンは11時。
ちらっと見たメニューでは追加のコーヒーでも800円。
元々エクスペンシブな印象。
予定では、ここでコーヒーでも飲んでから、出雲大社近辺で出雲そばを食べる計画。
(出雲大社に来ると、食べ物といえば、出雲そば、で、食べないと後悔しそうな雰囲気がある。え?ボクだけ?)
入り口の店員さんには、オーダーは食事のみです、と確認したので、ここはパスする。
11:30 出雲大社門前町の駐車場
そばの店は多いが、食事は結局鳥居のそばの店に決める。
オーダーするには「このQRコードを読み取ってください」と言われる。
こちらはすぐさま読み取れたけど、デジタルなリテラシのないご老人にはどう対応するのだろう?
ヨメさん単独だったら、サジ投げて店を出てしまいそう(笑
3色割子そば(1250円)
割子は1枚追加しました。(310円)
冷たすぎて味がよくわからんが、出雲そばを食べた、という満足感(←そこ?)
ヨメさんが宝石使ったブレスレット買いたいというので品選びに付き合うが、・・・長い・・・。
3軒ほど回る。
ヒマなので店員さんと話す。
「ここいらは、めのうが有名なんですよね?」
「そうですね・・でも、今はほとんど産出されないから輸入物ばかりなんです」
ごく普通の、どこにでもある宝石を使っているなら、わざわざここで買う必要はないよ、せめて、ここ出雲で買った痕跡のあるモノを買ったら?ほら、途中に白いウサギの形の石のある、これなんてどう?・・みたいにヨメさんにアドバイスする。
ようやく決まる。
あとはボクの職場へのお土産と、子供たちへのお土産を買う。
子供たちには、美味しそうなチョコをヨメさんが選ぶ。
12:30 出雲大社 OUT 通算337.8キロ
12:45 出雲IC
13:10 宍道湖PA IN
眠いのでコーヒーを買う。
13:25 OUT
ベタ踏み坂を通る
14:00 水木しげるロード
来たことのないヨメさんは「お化けなんて、どうでもいい」とノタマう。
最近、旅行に行くと「聞いた話より、実際に見たこととは違うね。行ってみるのが一番!」とか言っていたクセに(苦笑
もう、これでは総距離600キロを超えることは明らかで、若干疲れも感じていたけど、「ここまで来たなら」というセコイ(笑)執着心で来ました。
18年ほど前に、娘二人を連れて山陰の海水浴場に連れていき、帰りにここに寄ったことはあるけど、今回はさらにお化けの像ははるかに増えているし観光客も多い。
お化けのブロンズ像の出来栄えは見事。
もしも悪戯で安易に壊されると悲しい。
歩くうちに、ヨメさんも「面白い」みたいな反応に変わる。
着ぐるみ?の砂かけババアと写真。
一切喋らないけど、なにげに中は女性スタッフぽい印象。
14:50 水木しげるロード OUT 通算412キロ
15:25 米子IC
16:20 北房JCT
16:55 岡山IC
ここまでで燃費は16キロ/L もう16年目のストリームだが、立派なもんだ!
18:00 帰着 燃費15.8キロ/L
疲れは、さほど感じない。
ストリームの窓ガラスが埃だらけなのが遠出の軌跡。
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吉備高原・鳴滝ダム周辺彷徨いラン
http://pmrider.exblog.jp/33226253/
2023-04-25T09:25:00+09:00
2023-04-25T19:37:00+09:00
2023-04-25T09:25:54+09:00
pmrider
ランニング
でも、午後からは早く帰れそうなので、ランニングと、タケノコの買い出しに行くことにする。
午後からの市内の青空市や産直市では、良いタケノコが売り切れているのは予想できたので、せめて産地に近い場所へ。
こないだ高梁まで行った途中の「きびプラザ」あたりに行くことにする。
以前の練習会でエイド代わりにしていた小さな産直市場に寄ったが、売り切れ。
きびプラザ近くの店では、ちょっと緑が目立つものしか残ってなかったけど、時間長めに煮ればいいかな・・と。
450円。
これも勉強だ。
さて、ここまで来た途中のアップダウンの道は以前の児島100キロの練習会で来て(来週にもあるけど仕事なのでパス)起伏が大きいのは知っていました。
それより、ちょっとショートだが、昨年ヨメさんと来てランニングで向かった、鳴滝ダムを経由するコースを行こうか、と決める。
(でも結局獲得標高は240mくらいありました)
最初はひたすら下りなので、あとのことを思えば、あまり楽でもない。
同じ量を登るのだから。
前回よりちょっと分かれ道を変えると、覚えのない道にくる。
マップで見れば、南に行きたいのに、東に遠ざかる道を進んでいる。
マズい。
来た道を引き返し、マップでかすかに見える、ダムへ山越えの道を探す。
人家があり、男女の人がいたので、
「こっちに行けば鳴滝ダムでしょうか?」
「なるたき?」と女性が聞き返す。地元の人で鳴滝ダムを知らないワケはないと思うが・・不安
男性は「こっちは違う。向こうだ」と、またも来た道を指さす。
「こっちからも行けますか?」と聞いてみる。引き返すのは面倒。
「いけないことはないけど・・イノシシ柵を抜けないと」
いちおう、先へ行くが、リードなしの犬に、噛みつかれそうな剣幕で吠えられる。
その先のイノシシ柵の向こうから(飼い主と思われる)男性が来る。
「鳴滝ダムなら、あっちだよ。ガードレールの見える道の向こうだ」
仕方ないので引き返す。
さっきの男性ともすれ違い、「あの、ユンボの置いてある道の向こうへ行けばいい」
と教えてもらう。
ユンボはガードレールとちょっと離れた場所にあるのだが、ユンボを目標にする。
さっきは柵があったから行かなかったけど、道は柵の向こう側に続いているので、今回はがっしりした柵を開けて、またもとに戻す。
登り坂だから大丈夫かな、と進むが、柵のせいで行けそうな道が塞がれていて遠回りになっているようだ。
やがて、さっきの犬の飼い主が作業しているのが見える。
またも戻ってきてしまったようだ・・
(仕方がない人だな)みたいなそぶりで、「あっちだよ。ガードレール!」と男性が叫ぶ。
今度はガードレールを目印に進むが、かなり道は荒れている。
草の下にはアスファルトがあり、かすかに白線が見えるので、かつては道路だったことはわかる。
しかし、枝が目の前に垂れ下がった場所もあり、ほとんど人の通らない道なのは明らかだ。
イノシシやヘビが出てきてもおかしくないが、身を守る術も隠れる場所もない。
マップではダムに近づいていることだけはわかるので、進む。
やがて、広い道に出る。
湖が見えた。
前回の11月はチャリのヨメさん同伴だったのであきらめた、湖を周るハイキングコースへ行ってみる。
時刻は16時過ぎ。
天気は曇りで、あまり山中をうろつくのは避けるべきだと考える。
ただ、途中のハイキングコースの看板からして、たいした距離ではないことはわかる。
ダムの堤防から数十段の階段さえ登ってしまえば、あとはフラットな山道。
キャンプ施設の場所に出るが、今では利用頻度は低いことはわかる。
オリエンテーリングのコースらしき山道はわかりにくく傾斜も急な場所がある。
ロープ場も。
山を越えてから、人ひとりとして会いませんでした。
結果としては山越えのコースも知ることができたし、結果オーライでまあまあ満足なのですが、味を占めて何度も行くようなコースではない。
帰ってから作ったタケノコご飯は、予想よりも固くなく、揚げを買ってなかったので、代わりのエノキで済ませましたが、悪くない。
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奈良・旅ラン・2日目~吉野山から飛鳥の里へ
http://pmrider.exblog.jp/33183322/
2023-04-05T15:52:00+09:00
2023-04-15T10:59:17+09:00
2023-04-05T15:52:15+09:00
pmrider
ランニング
朝5時半起床。
・・というか、寒さで目覚める。
「ここは山だから朝は冷えますかね?」と昨晩、民宿のご主人にきいたら、「さあ、そんなにでもないかな」みたいな答えだったので、エアコンなしで寝ていたが、たしか外気温は5℃くらいだったはず。
エアコンつけて、丹前では寒いのでさっさとウエアに着替える。
寝ながら予定を考えていましたが、決まり。
民宿に荷物を預ける件はOKをもらっていたが、明日またここまで登るのは避けたい。
ランの服装で出発してすぐに岡寺に行き、民宿からすぐ下の周遊バス停でバスに乗り、橿原神宮前駅へ。
ロッカーに荷物を置き、吉野へ向かう。
帰りに明日香村を周るには、橿原神宮前駅からでて橿原神宮前駅に戻るよりも、観光地を回って戻る方が効率的だ。
すなわち、一番南の「キトラ古墳」からスタートするために、橿原神宮前駅の3駅手前の壺阪山駅で降りてから、北上するルートで行けばムダがない。
昨日の夕食後に、朝が早いので先に宿泊費は精算させてもらいました。
6:15 玄関におられたご主人に挨拶して宿を出る。岡寺までは2分くらいだよ、と教えてもらう。
登り坂を進み、岡寺に。
昨日の夕食時、同宿の家族の男性が「多分朝早くは開門(?)してないと思うけど、潜り抜けられると思うよ。ウチもそうする予定だよ」と言われていたが、特にゲートはなく、入ってみる。
仁王門
ここに男性が一人おられただけ。
手水
三重の塔
シャクナゲが咲く
ご本尊様、写したあとで撮影禁止だとわかる。
公開しないので、許して。
絵馬の代わりの球
出るときになって、拝観料があったことに気づく(汗)
バス停で6:43の便を待つ。
観光用兼生活用みたいなバスに乗る。
6:58 橿原神宮前駅着 7:21の便には楽々間に合う。
ロッカーはすぐ見つかったが、使用料は400円で5百円玉は使えない。サイフには300円。困った。
駅にも誰もいない。
ふと見ると隣には自動販売機。
ちょうど水を買いたかったので、これで札を崩せて事なきを得たのですが、自販機はこういうラッキーも営業戦略?いや、便利な使い方ですけど(^^
まだこんな朝早くなのに、「いかにも吉野山」な人が多い。
8:08 吉野駅着
わらわらと改札に急ぐ集団。
電子カードではなく普通のキップの人も多いようだ。
駅員さんも、混雑には慣れたように案内をアナウンスしている。
念のために、という程度でトイレに行っておきたかったが、満杯なので先を急ぐ。
ケーブル乗り場。
まだ行列は少ない。
でもケーブルの「降り場」は、まだまだこの坂道の序の口。
坂を避けて長い行列に並んで乗るほどのメリットは感じられない。
下千本の眺めの良さがウリならば、今の時期は遅いかもしれない。
分かれ道。
「階段なし」の「七曲り」は六甲山でいえば険しい坂道のイメージがあるので「急坂階段あり・近道」を敢えて選んだけど、あとで下りで通るとなだらかな傾斜の、でも距離の長い道。
桜を楽しむにはいいかもしれないけど、ボク的には行きも帰りも(特に帰りは)近道が良い。
それでも、とんでもない長さや傾斜の階段でもないし(とボクは思う)
相当な人込みを覚悟していたが、さすがにこの時間帯はまばらだ。
交通規制も始まらない(一部区間で9時から)ので、車もよく通る。
人が邪魔なのだが、クラクションを鳴らす車は皆無だ!偉い。
急坂を登り切り、大橋。
ここまででケーブルは終わりだ。
キツネのお面の売り子さん
黒門
早く走ることはなく、土産物も物色する。
「葛」があまりに目立つので、葛餅くらいは買おうかと考える。
吉野杉の箸は買うつもりだったが、逆に安すぎて、人にあげてもありがたみはないよなぁ・・(^^
銅の鳥居
金峯山寺(きんぷさんじ)
仁王門は工事中。
特別御開帳、だったが1600円もするのでやめました。
吉水神社は9時から開門。
8:50に来てしまって、多くの観光客が待っていました。
まいっか、帰りに来れたら来ようっと、Uターン。(フラグです)
勝手神社は入り口見てスルー
見事な桜が見える休憩所でおばちゃんが熱心に客引きしていました。
おそらく、見る価値は大きそう。
急ぐので、覗き見(笑
ここからでも十分かな?
中の千本 9:00
上千本に近づき、休憩用にさくら餅を買ってみる。
上の千本 9:39
ご夫婦の写真を撮ってあげて、その代わりに撮ってもらう。
他にも別のご夫婦の写真を撮ってあげたり。
吉野水分(よしのみくまり)神社までちょっとの、展望所(名前はわからないけど動画ではよくみる)
さくら餅をいただく。
葉っぱまで食べられるそうで、葉は苦みはなくやらかい。
春っぽいね!
花矢倉展望台
駐車料金2000円!
でも、そんなに良いともいえず・・
吉野水分(よしのみくまり)神社 10:00
このサクラはまた別格のような・・
参拝者のご夫婦の中には「どう読むの?みずわけ?」みたいに神社名を解決しないままお参りしていた人いたけど、神様、大丈夫かな?機嫌悪くない?
高城台展望台は、動画でもあまりお勧めではなかったのでパス。
金峯神社はスルーして奥千本に向かう。
ここからは高野山を思わせる山道だ。
満開近いが、間引きされたような間隔なのだが、十分美しい。
やはり葉桜ではなかった。
よかったよかった。
春を愛した西行法師は、元は都を守る兵士だったか・・。
細いしちょっと危険だが走りやすいトレイル道。
開けた広場で、他の人とおなじように、休憩するため、コンビニオニギリを食べる。10:53
距離は7キロを超えているので、予想よりは長い。
でも、ここからは下り。
下りでも急な坂は怖くて走れないが。
比較的立派なクルマ(BMとかクラウンとか)が後ろから来て人の間を通り抜ける。
道が狭いし、車も低速で、うまく動けない。
ちょうどいいので、その直後を走って抜けると、いちいち人の横を避けるより楽だ。
今回は土産物は、さすがにめったにこれないここ吉野で買うことにしていたので、ちょくちょく店に寄る。
吉野杉の箸
葛餅と葛湯
サクラに乗ったウサギの置き物
奈良漬
3年物750円。スーパーで買うと思えば高いが、お土産の煎餅を買うことを思えば割高感はない。一応試食してみた。
12:08 吉水神社
帰りに、おうそうだ、朝行けなかった。面倒だけど行くか・・と立ち寄ったのですが、間違いを冒さないでよかった!
ここに来たことのある人から吉水神社に寄らなかったと話したら、思い切り馬鹿にされる確率ほぼ100%。(きっと)
ここを見ずして、吉野山に来る価値なし!(キッパリ!)
どうやらゆっくり昼食をとる時間はなさそうなので、途中で食べるために草餅を買う。1個130円。
ケーブル駅はこの時刻でも行列長い。
しだれ桜
人が多くて急げないが、12:50くらいに吉野駅に着く。
13:12が次発なのでメシにする。
さっきの草餅を食べてもいいが、休憩で座れそうな縁台は土産店の前にある。
柿の葉寿司を店で買い、そこで食べることにする。650円でサケ・サバ2貫ずつ計4貫。
香りは良い。味はシンプル。
資料によれば単純計算で片道2時間半かかる。
今回は休憩2回入れて往復4時間半かかりました。
ご参考になれば。
さらば吉野山。ありがとう。
さて、次の計画だ。
壺阪山駅は14時頃降車。
橿原神宮前駅16時過ぎの便に乗ればうまく連絡できることを調べて、15時時点で到達した場所で再度方針を決めることにする。
信号待ちで、お年寄りの男性にキトラ古墳までの道をきく。
ナビ通りだ。マチガイナイ。ありがとう。
やや暑いが、気温のワリに体感は悪くない。
14:10 キトラ古墳
ただの円墳ではなく、同時期の高松塚古墳との相違点などナゾは深い。
非常にカネをかけてハイソな施設という印象。
子供の公園としてもとても評価が高そう。
時間があるときまたゆっくり来たい。
高松塚古墳に向かう。
途中から、昨日夕方トボトボ(笑)飛鳥駅から歩いていた道に合流することがわかる。
14:45 高松塚古墳入り口
よく見れば、途中でショートカットすれば近道だったのに。失敗
気持ちの良い芝生広場。
ゆったりしたスケジュールだったならここでのんびりできたのに!
14:53 高松塚古墳
観光地だけど、自然に配慮した静かな環境を作ることへの地域の意識を感じる。
どうか俗物化しないでおいて欲しい。
埋葬された高貴なお方のためにも。
時間がヤバい。
再度ナビタイムで検索すると、橿原神宮前駅16:37発がギリで連絡うまくいきそう!
もう、飛鳥寺にも立ち寄れないので、目的地を厳選する。
石舞台古墳と、写楽クンの酒船石には行きたい。
聖徳太子生誕の橘寺はパスだ。
途中の亀石 15:17
アルマジロのいた日本ならアルマジロ石?うーん、趣に合わない?(笑
橘寺の周辺
15:40 石舞台古墳
マップのナビで橿原神宮前駅までの所要時間を調べると、歩きでは間に合わない。
仕方がない。
酒船石は諦める。
他にも諦めた場所はあるから、次回までの宿題にするとしよう。(笑
このロケーションではバスも電車も使えない。
タクシーという手もあるが、容易には捕まらないし探したり待つ時間が勿体ない。
こういうときのために、「脚」はある!(かっちょえー!え?そうでもない?)
歩きではぎりぎり間に合わないので、走れば半分くらいにすることはできる。
かといって、もう今日は20キロ以上坂道歩いて走ってきたから、フルパワーは無理。
それでも下り道なので段々到着予想時刻は早くなる。
最後に登りや狭い歩道があるのはご愛嬌?
16:25頃 橿原神宮前駅
ロッカーを開き荷物を持って駅の中のトイレへ。
多目的トイレがあり、悠々と準備を済ませる。
16:37発の近鉄準急に乗る。
車内はかなり閑散としている。
途中の待ち合わせで「青のシンフォニー待ち」とアナウンスがあったので、ホームに出て写したけど、失敗(笑
松原あたりまではゆっくり、そこからは加速して大阪阿部野橋駅へ。
地下鉄乗り換えの距離が心配だったが、マップで見ると、天王寺駅と隣接しているとは!
しかし、地下鉄の発車予定時刻を過ぎても発車しない・・
なんかトラブルらしい。
新大阪駅では13分の連絡。
いつものようにコンビニでビール買えるだろうか。
喉が渇いているので水も買いたい。
多分3分ほど遅れて新大阪駅着。
途中の売店ではレジに人が並んでいるので、パスする。
自販機で水だけ買って自由席に乗り込む。
席確保。
「さくら」に乗るのは初めてかもしれないが、特に感想なし。
19:09 岡山着
改札を出て「ヴィ・ド・フランス」で食パンを買う。
「1斤を4枚で」と頼むがなかなかできない。
見ていると、新人に切る方法をレクチャーしてるよ。
こちらはバス乗り換えの時間もあるので、今すること?それ。
レジもポイント払いかなにかで滞っている。
急いでいる客多いレジは現金オンリーにすればいいのに。
ポイントなんてタカが知れているのに。
バスの時間もネットの情報が古いせいか、予定より2分早くて焦ったよ!
なんとか家に帰還。
以前の旅行時には帰ればほっとする気持ちもあったが、今は、もしも旅を続けられればそのまま続けたい。
体はやや疲れているが、知識や経験を駆使して対応する旅には魅力と満足感を禁じ得ない・・・
[データ]
第1ステージ 吉野山
累積標高差 651m
第2ステージ 飛鳥
累積標高差 153m
動画はこちら
https://youtu.be/hPUdZWVFn44
[同じコースを旅する方への参考データ]
奈良 吉野山行き経費 初期 チャージ
2874 2000 4月3日 ICOCA分
JR 岡山ー新大阪 5610
osakametro 新大阪ー天王寺 290
JR 天王寺ー奈良(JR) 510
近鉄 近鉄奈良ー橿原神宮前 1110
近鉄 橿原神宮前ー飛鳥 200
2110
4月4日 ICOCA分
近鉄 橿原神宮前ー吉野 560
近鉄 吉野ー壺阪山 1040
近鉄 橿原神宮前ー天王寺 760
osakametro 天王寺ー新大阪 290
JR 新大阪ー岡山 5610
2650 残数
114
ICOCAで使用分 4760
スマートEXで使用分 11220
計 15980
1日目 宿泊費 5500
若葉丼 990
若草山入山 150
春日大社若宮寄進 500
賽銭合計 300
鹿みくじ 600
大仏殿入場料 600
みたらし団子 100
昼食のそば 950
ロッカー 400
飛鳥駅近くのコンビニ 751
2日目 ロッカー 400
両替用に自販機で水 130
桜餅 350
賽銭 300
吉水神社 200
おみやげ(置物) 600
おみやげ(葛湯と葛饅頭) 1700
柿の葉寿司 650
草餅 260
水(新大阪) 120
バス往復 880
計 16431
当日支払総計 21191
後日引落分 総費用
11220 32411
旅程の最終的な
最低必要経費
23160
↑食事とおみやげのみこれに加算される
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