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お盆の終わり。
一人暮らしの実母の家で、お経を読んで、送り火。
亡き父親は無事に家を離れただろうか。
なにか映っているかな、と、以前も写真に撮ったことがあるが、なにも啓示はない。
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いつもながら、「舟」の回収はゴミ収集車だ。
味気ないとは思うけど、そんな人が引きもきらない。
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お膳のものとお花を包むのは、ウチは白い紙だが、新聞紙もあり、菰もあり。
「人に見られるから、人それぞれなのよ」
母はつぶやくが、そんなとこで見栄張ってもしかたがないよ、と口に出すのはガマンする。

なんとなく、夏らしい天気が続かない、今年の夏。
父が亡くなった、25年以上前のあの夏にもよく似ている。

今のボクは、もうあまり小さくない、10代半ばのボクの子供とはあまり話をする機会も少なくて、何度も「これでいいのか」と自問することもあるが、それでは、ボクは、ボクの父にはどうだったろう、と、よく考える。
少なくとも、表向きは尊敬した態度ではなかったように思う。
亡くなった今は、ついに越えられなかった存在として残念な思いもあるが。少なくとも、面と向かって意見したり対立したことはない。それは、怖いからだ。決して勝てない、と思っていたから、逃げていた。
それを、父は、非難することもなく、病気を抱えながらいつも静観していたように思う。
それが、今のボクにできるか。
まだ、父よりも劣った存在であることは否定しない。
いつか、そんな思いを、子供達は理解するだろうか。
でもきっと、それはこういうふうに、話しかけることもできなくなってからのことなのだろうと想像する。
だから、それでいいのかも、と弱気な気分にもなるが、できれば、話し合えたほうがいいに決まってる。

そんな後悔はあるが、いますぐにはどうしようもない現実は、ひとまず脇に置いておくしかない・・・・
岡山県立大学にて。
娘をオープンキャンパスに連れて行き、迎えに行ったとき、ふと、噴水がキレイだったので。
小さいけど、ちょうど真ん中に収まっているのは彼女。
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