10月25日(金)
薄い布団のせいか、2時に目が覚めてしまう。
なんとか寝ようとして、4時~6時まで寝てから、6:45の朝食に合わせて準備。
6:40頃には朝食の準備完了の館内放送がある。
7:25に出発なので、それまでには荷物もすべてまとめておいて着替えも済ませる。(とするように昨晩添乗員さんから指示が。)
(余談1:昔は仲間と旅行や合宿に行くと、たいてい誰か一人くらい時間やルールにだらしない人間がいるものだったが、今回はみんな規律をまもっていました。当たり前?)
(余談2:旅館を出るとき、入り口前でインカメラでヨメさんと写真を撮ろうとすると、バスガイドさんが(そういうのはまかせなさいよ)と自信たっぷりに言うのでiPhoneを預けるが、シャッター位置を押し続けるので動画になってしまう。これは昨日上高地で老男性に頼んだときと同じ。なぜ、普通に押せないのだろう。他の観光客や若い人は全く普通なのに)
朝食。
画面上端は、小型七輪で、長野(高山?)名物の朴葉(ほうば)味噌を焼いていますが、隣の席のご主人は「辛い!」と言うし、ヨメさんも「辛いからあなた食べて」と。
そんなことなかったけどなぁ・・
バスの席は公平性を保つためか、毎日日替わり。
1日目は左の中ほど(9列目)で、今日は左のさらに少し前(6列目)。
でも窓際は常にヨメさん(T~T)
昨日はバスが隣を流れる川の流れと逆に進んでいたが、気が付くと、今日は同じ方向。
日本海側に向かっていることがわかる。
富山県に入る。
昨年行った「おわら風の盆」に近いとなると感慨深い。またここに来たのか。
縦に並ぶ信号の理由のこともヨメさんに偉そうに説明する(( ´∀` )
9:30 「あるぺん村」の到着予定は9:10だったが、予定通り休憩とちょっとお土産を買う。
セブンが隣接していたので、水やお菓子を補給。「サントリーの天然水」ここでは「北アルプス」が泉源らしい。
10:16 立山ケーブル駅
ケーブルカーは40分発なのでほとんど時間はなかったが、ヨメさんが売店でクマのキグルミ帽子をみつけて「これ、いるんじゃないの?」と。
ちょうど、帽子のクマバージョンは、もしもあれば、おかやまマラソンで使いたいと思っていたので、レジで並ぶ時間があるかどうかも迷ったが、買いました(^^1300円
室堂の気温は11℃だと。
10:40 たしか傾斜角25度?たまたま前方運転席のすぐそばに立ったので、とほうもない坂に見える。
10:47 美女平 アルペンルートバス乗り場着
11:05 アルペンルート出発
席は右側。見事な雲海が見えてくるが、左側からならよく見える。ワインディングがきついので左にちょっと動くことも控える。
それでも時折大きく道が曲がって右からも雲海が見える、少ないチャンスになんとか撮る。
称名滝。止まってみることはできず、ゆっくり通過してくれるのでとりあえず中からフロントガラス越しに撮る。
でも、紅葉が美しく見えると思ってきたのに、これは残念・・・
11:50 室堂着
あるぺん村でもらったおにぎり弁当を食べる。
3Fの屋上の椅子と小さい丸テーブルスペースの席を確保する。
すぐに「隣いいですか?」と昨日の宮崎AさんBさんが声をかけてこられたので反対側の席へと座ってもらう。
こちらは少し厚着だが、宮崎Aさんの上着は薄いシャツ2枚くらいなので「寒くないですか?」ときくと、Bさんが「この人、もう5回目なんですよ」と。「慣れてるみたいです」。
それが正しいことは、すぐあとで理解できました。
おにぎり弁当はおにぎり2個とおかずがわずかな貧相な中身ではあるが、そういえば自分も以前から「山で食べるおにぎりは美味しい!」と言い張っていたはずだと、宮崎Aさんらと話していて思い出しました。だとすれば粋な計らい。
宮崎AさんBさんらはまだ食べ終わっていなかったので、お先に歩いてくることにしました。
予定は、みくりが池とみどりが池をまわる1.7キロの1時間コース。13:20の集合時間には間に合うはず。
12:10 スタート
道は大きな石を敷いた道なので歩きにくいし、走るのは無謀。
ヨメさんの歩みは遅いのでボクから遅れがち。
「どうすれば早く歩ける?」と問うと「リュック持って」だとさ!
仕方なく体の前にもう一つリュック抱えて歩いたさ!
そしてヨメさんはスタスタ前にどんどん離れていく。
さっきまでボクがそうしていたのが癪だったのだろうか。
Tシャツ姿の外国人観光客もいた理由はようやくわかる。暑い。
ダウンジャケットも上着すら不要。
アップダウンはあるが、苦しいほどでもない。しかしペースはあまりあげられない。
ちょっとだけ走って、動画をインスタのストーリーズへ。
みくりが池も、みどりが池も、そこに映る立山連峰も、すべてが美しい。
みくりが池
みどりが池
しかも、ファインダーで残した映像より実際の目で見た映像が数倍心にしみる。
以前は風景画を描くくらいなら写真で残したほうが美しいし手っ取り早いのに、なんで描く人がいるのだろうと思っていましたが、こういう風景では、逆に絵画で描く方が実際のイメージを表現できるのではと感じました。
もちろん、プロの写真機材にはかなわないけど、絵の具と自分の感性さえあれば表現力ではきっとかなう時もあるはず。
山に惚れていつか登ってみる、というところまでは行きませんでしたが、2か月前、あそこを走る、30名のTJAR勇者がいたんだよなぁ・・・
この立山の石碑のあたりから、撮影ポイントで写真を撮っている二人連れとかに「写真とりましょうか?」「ええ。ありがとうございます」「じゃ、こちらもあとでお願いします」というパターンが続きました。
13:30 トロリーバス出発
今年11月30日で運行終了。1996年4月からの28年の運行に終わりが。
13:38 大観峰 着
階段を登ったとこに展望台がある、ときいて50段ほど頑張って登ったが、それほどでもない・・・
14:05 ロープウェイ発
満員近くなので、窓際には行けず。ほとんど見えない。チクショー。でも、せっかく窓際だったとしても、今回は期待していたほどの見事な紅葉はみえなかったのがせめてもの慰み?
14:12 黒部平 着
14:45 黒部ケーブルカーに乗る
斜度は31度。登りのケーブルよりキツい。
人のせいで前が全然見えなかったが、前方の風景をちゃんと撮れる位置でスマホで動画とってる人がいて、それを後ろから盗撮(( ´∀` )
14:55 黒部湖 着
ダムに出ると、いきなり寒風が!すぐにダウンを着る。
他の参加者と記念写真を撮り合いながらダムを渡る。
もう放水はないし、下流が北側なので日陰。なのでちょっと迫力に欠ける?
渡り切った場所に、うまいことジェラート屋があり、ラズベリー&バニラのソフトクリームを2人で食べる。(450円。シェアじゃない^^)
あとは15:55までに電気バスの駅にいくだけ。
外階段を使えば15分で展望台にいけるそうなので、ちょっと弱腰なヨメさんに行こう、と声かける。
その途中に、「新展望台」という下り階段があったので行ってみると、多分放水を見るためのポイントのようでした。
今回は関係ないので戻るが、その登り階段がけっこうキツい。
さっき下った箇所に戻ってから再び展望台に上るのはヨメさんにはカコクな気がしたので、トンネルのような道とスロープを使ってとにかく駅まで行きました。
15:30 あと20分くらい時間があるので、ここからも展望台には行けるので、ヨメさんは残して一人で階段へ。
220段、と書いてあり、これは以前のブラタモリで見たことあるぞ。
確かにタモさんはここを登ったはず。ならば行ってみよう、と最初は2段とびで急いだが、途中でしんどくなる・・
展望台には無事に着き、ここがよくある黒部ダムの紹介に使っているシーンだと合点がいきました。
16:05 電気バス 発車
16:15頃 扇沢駅 着
16:20 帰りのバスに乗って出発
17:30 栂池高原ホテルセルリアンアルペン到着
今度はホテルの前に土産物や酒売っている店があるので、またも2Fに(エレベータなし、螺旋階段あり)チェックインしてから、すぐに買い物に。
温泉にはいる。
18:30 夕食
豆乳鍋は美味しかった。ごはんはお替り自由。
デザートの杏仁豆腐に使っている寒天は、もしかして以前にハマって作っていた「かんてんぱぱ」ではないかな、と、食後に席を立ってから係の女性にきいてみる。ビンゴ。伊那食品は長野だし。
20:20 航空機チェックイン(搭乗のちょうど24H前)
さて、行きもそうだったように、帰りもeチケットでやってみる。
試しに、20:20の数分前にチェックインすると次に進むボタンが無効になってはいるが、空き状況は見える。
え?え?ほとんど埋まっていて、一人席ばっかし!
スクロールすると、3人席がある。最後尾の列!
時間を待って、慎重に素早く、端の2席を選ぶ。
・・・ちゃんと取れました・・・
毎回、こんなドキドキにならずにチェックインできないものか・・
そうそう、昼間にコンビニで買った富山のお菓子、すっげー美味しかった!
つづく