熊野古道の中でも、次は大雲取越・小雲取越に行ってみるかー、と調べていくと、動画では1日で行く人もいるが、天候や気温のことも考えると、1泊が妥当。
でも、中間点の小口集落には宿泊施設が少なく、予約もほぼ入っている。
交通機関で途中まで行って戻って、というのもあるが、便数は少ない。
この春は諦めるか。
で、以前にも動画を見かけた「木曽路」。
たしか高校の修学旅行で妻籠をちょっとだけ歩いた記憶はあるが、特に何も印象がない。
そういえば、馬籠なら島崎藤村。
「夜明け前」は「島崎藤村の書いた著書」とだけ暗記していたが中身は知らない。
図書館で借りたが、1部と2部があり、さらにそれらに「上巻・下巻」、の都合4冊がある。
1部の上巻は読み終えたが、非常に読みにくい。
明治維新前後の中山道を舞台とした歴史小説のようだが、そこまでで読むのは諦めました。
ただ、行ってみようか、と。
距離を調べると80キロちょい。
3日で歩けるか、とAIにきくと、アナタのペースなら大丈夫です、と。
動画でいろいろ見ると、サクラの季節がよさそうだ。
でも山の中だから当然天候に注意。
3日間すべて晴れ、というのはムシがよすぎる。
会社のスケジュールに事前の休みも入れなければならないので、強引に日程を決める。
熊野古道中辺路みたいに、街道の途中で宿泊するつもりで、めぼしい宿の観光協会に電話すると、・・・
今(2月中旬)では街道沿いの宿の予約はほぼ一杯、一棟貸しみたいなものしかありません、と、ことごとく撃沈・・
ルートをよく見ると、木曽路はJRの線路沿いであり国道沿いでもある。
さらに各宿はJRの駅に近い。
観光協会からは「比較的宿泊施設の多い木曽福島を起点に移動する人もいますよ」とヒントをもらう。
ルートを3分割して、木曽福島の宿に連泊の予定でチェックインしてから、軽い荷物で1日目と2日目に歩くようにすれば楽そうだ。
木曽福島駅からスタートの駅まで移動し、その日エンドの宿のそばの駅から木曽福島駅に戻る。
AIにきいたら「それならいけそうですね」と言われる(^^
木曽福島駅の地図を見るとイオンがあるので、これなら買い出しにも都合がいい、とここに決める。
ホテルも「三河家」という比較的安い温泉つきホテルを予約できました。(2日で17000円)
メインのリュックの中に入れるミニリュックも購入(1500円)
さて、決行の日が近づくが、どうも雲行きが怪しい。
4/9~11の予定で4/10だけがどうしても雨予報が消えない。
しかも小雨どころではなさそうだ。山の中で泥濘でも困る。
そういえば中辺路も雨だった。
急な雨は困るが、わかっていれば準備すればいい。
カッパを着てミニリュックまでカバーできるか確かめて、頭のカバー部分はキャップに固定するためにクリップを忘れない。
シューズカバーは、くるぶしから雨が入らないようなカバーはあるがシューズ自体を覆うものは売ってない。
長靴のような形態のものはありそうだが歩きに支障がでてほしくない。
自作でゴミ袋でシューズカバーを作る。短時間でも使えればよい、みたいな・・
さて、4/9の朝。
5時半起きで朝食を済ませ、6時過ぎには家を出る。
駅前の会社の駐車場に止めて、スマートEXで名古屋まで。
7:06発。自由席は比較的空いている。
8:47 名古屋着。
乗り換えの通路は昔の岡山駅を彷彿とさせる地下通路。
いつかは京都駅や大阪駅みたいに大幅に整備するのだろうか。
中央本線に乗り換えて席に着いてから、事前に中津川までの特急券を岡山駅で買ったのに、在来線に乗るときICOCAと紙の特急券を一緒に改札で通さなかったのが気になったが、時間もないのでそのまま特急しなの5号に乗る。9:00発
車内では途中の駅を告げる案内があり「木曽福島」と聞こえる。
事前の情報では、「ICOCAは中津川より先では使えない」だったが、改めてAIにきくと「使えます」と。
そこらのメインの駅だから自動改札があるのかも?
じゃあ、中津川で乗り換えの予定だったが、その方が早く着く。
車掌さんに中津川から木曽福島まで特急券の追加料金(660円)を払うことにする。しかし
「木曽福島で降りられると、乗車券はICOCAではダメです」
「え?(AIはそう言ってたのに・・)」
でも、早く着くならばそれがベター。
「木曽福島で乗車券は現金でお支払いいただくことになります」と言われる。
すぐさまAIに問いただすと「すみません、間違いでした・・」と。もう!
10:25 木曽福島駅
「いかにも田舎」の駅の受付で切符を出して説明すると
「乗車券の支払いはここではできません。ICOCAも乗車のままなので専用の機械で処理が必要になります。」
と、特急券と証明資料の紙切れを渡されました。2360円を支払う予定だが
「明後日になるけどいい?」「大丈夫です」
贄川駅までの電車を待つ間(約30分)、ホテルまで荷物を運ぶのはリスキーなのでコインロッカーを使う。
一杯なら「手荷物預かり」もあるがそちらは受付は17時まで。コインロッカーが空いててよかった・・・400円。
ちょっと身軽になる。
周りに外国人が目立つ、いつもの旅。
観光案内所に入り、木曽路のガイドマップをもらう。
「道はわかりにくいですか?」
「そうですね、でもこれ(ガイドマップ)があれば大丈夫ですよ」
と言われる。おまけに
「今、奈良井宿から鳥居峠までが工事中で、迂回路があります」
と地図を示される。かなり山側を歩くようだ。
「でも鳥居峠には行けるんですよね」「はい」
しかし・・・(;'∀')(フラグ)
<簡単な位置関係>
贄川宿
|\
平沢 7.3キロ
|/
奈良井宿
| \
鳥居峠 5.3キロ
| /
藪原宿
| 7.5キロ
宮ノ越宿
| 7.0キロ
福島宿
11:03 木曽福島発
11:35 贄川着
下車したのはボクとあと一人くらい?
中山道を歩くのはボクだけ。
風が強い。寒いほどではないが。
関所跡があるが、先を急ぐ。
でっかい栃の木。
ボコボコだが迫力ある。
ここらにはテッポウ水仙やレンギョウが咲き誇る。
お昼がまだなので途中の道の駅でそばをもらう。
「すんきそば」1280円
特産の野沢菜を乳酸菌発酵させたものを温かいそばに乗せたもので、ちょっと酸味があります、と説明されるので頼んでみる。
お勧めだけどちょっと待たされる。
普通のかけそばに、それほどの酸味ではないが野沢菜らしきものが乗っている。
悪くないけど、ごく普通。ほんとはザルソバを食べたかったが・・・
13時過ぎ 「間の宿」平沢
雁行と呼ばれる街並み。
漆器が有名だそうだが、もらったガイドブックを見ながらでも道がよくわからない。
地図上の距離と実測の距離が感覚的にわかりにくい。
13:30くらい 奈良井宿の手前
外国人グループがまた道の真ん中にでてカメラを構えている。
シャーネーナー、と思いながら近づくと、なんだか様子が変。
線路の向こうに、野生の動物がいる!
筋骨隆々なのでクマかと思ったが、鹿にも見える。
外国人に「ベア?ディア?」ときくがわからなさそう。
写真に撮ってAIできくと「ニホンカモシカ」だそうだ・・
結局じっと置物のようにしていたまま。
え?置き物だった?!^_^
13:40 奈良井宿
宿の入り口から通りを通って、鳥居峠までの迂回路はまた入口まで戻るかんじ。
宿の雰囲気はなかなかなのでした。
水も、湧き水を補給しました。
木曽の大橋
今日、宮ノ越宿までが当初の予定だったが、できれば木曽福島まで戻ることが目標。
明日の雨を考えればできるだけ距離をかせぎたい。
14:10
迂回路の途中の二百地蔵と杉並木。並木はまっすぐではなくそれほどでもない。
迂回路の標識が分かれ道にあるので、急坂だが登っていく。同じ方向の人はいないが向こうから来る人は少しいる。
しかし、民家の畑で行き止まりだったり「立ち入り禁止」の看板にぶつかり、万事休す。
奈良井宿への分かれ道があったので引き返す。
案内所の男性に事情を話すと
「ああ、ボクも迷ったんですよね、あそこのここを上に曲がって・・・」
と説明を始めるが、もういい。
「他に、歩いて(次の)藪原宿に行く道はない?」
「ないです・・」
迂回路ならちゃんと看板立てればいいのに・・でも工事期間は4/24までなのでもうすぐ終わるようなので、そこまで気が回らなかったのだろうか。
JRで次の駅藪原まで行くには15:36まで待たねばならない。今が15時くらい。
食べ歩きする気分にもなれないが、ハラも減ってたので「五平餅」を食べる。500円。
餅というよりダンゴ?味噌がつき普通だが口が汚れて食べにくい。
外国人に人気の店のようで、若いお姉さんは英語も交えて接客している。
かなり慣れたかんじ。
15:41 藪原駅
このまま鳥居峠をパスして宮ノ越宿に向かうこともできたのだが、なんだか悔しい。
予定とは真逆だが、鳥居峠にアプローチして引き返すことにする。
駅の外に出てから、方向感覚がおかしいことに気付く。
ガイドブックの道案内はこの駅の正面ではなく裏から始まっているからだ。
道にいた人に方向を確認し、向かってみるが、不安。
地下道を通って線路を越えることに気付く。
標識等の道案内は不親切に思える。
「ここぞ」という分かれ道に欲しいのだが・・
道は登り基調。
工事区間もあるがなんとか進む。空は曇りで、ライト類のない状態でこの時間帯の登山はちょっと危険を伴うことも考えながら、それも最後の「言い訳かな:と自嘲気味(^^
山道の真ん中で茶色で動くものがあり、サルだとわかる。
どうしようか・・と思っているとサル達(3頭くらい)はがけ下に降りてくれました。
山道はやがて終わり、案内板の前でゴール(にしました。本当はもう少し上がって茶屋があるみたいだが)。
16:34
あとは藪原駅から木曽福島駅まで戻るしかないな、とナビタイムを見ると、17:36発で検索が途切れている。
え?これ以降は便がない?
まー、田舎ならあるあるかな・・
(補足:あとで見ると、このあとも便がありました)
下りはまあまあのペース。
累積標高338m。
あとで考えると、道案内には「峠の茶屋まで行けますが奈良井宿までは行けません。引き返してください」と書いてありました。
もしかして、奈良井宿からうまく鳥居峠に来たとしても、通り抜けられなかったのでは?
17:15 藪原駅
無人駅のようで、改札はそのまま入り、バスみたいに整理券をとるタイプ。
17:51 木曽福島駅
荷物をコインロッカーから出してホテルに向かう。
手荷物預かりにしていたら、鳥居峠に行く選択はなかった。
食料確保のためイオンに向かうが、こういう土地特有で、もしも食堂などで済ませようとしても、18時にはほとんど店仕舞いしてしまうことは感じていました。
ましてやコンビニがない。いや、1軒はあったか?
酒と弁当を確保し、ホテルまで歩くが、車道の脇の歩道は狭くなんか遠く感じる。
iPhoneのナビを使ったが、よくあることで、ホテルの正面ではなく裏に行くルートを案内される。まいった
もう真っ暗だし。
ホテルのロビーでは外国人タムロする。
フロントの女性も日本人ではない。
別の客が「部屋でビーエス、見れる?」とフロントの女性に何度も尋ねるがいいえ、とも言わず聞き直して、要領を得ないようだ。
「衛星放送だよ」とアドバイスしてなんとかわかったようだが・・・(あとで自分で見てみるとBSは見れました)
部屋は普通のビジネスホテルと違ってムダに広いかんじ。
多分昔の旅館を改造?でも不満はない。
フロは温泉だそうで、今まで入った温泉よりも快適だと感じました。
フロで一緒した客はいない。
弁当を食べたあとで気付いた、共用の電子レンジ。
水を買ってきてからわかった、廊下にあるウォーターサーバ。
これで2泊17000円なら十分。
あちこちで看板を見た酒「七笑」
甘口だが美味しい。
でも夜中に一瞬もどしそうになった・・酒のせいではなかろう・・
つづく
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