吊引き戸のメンテ
1週間ほど前から、フロに面する洗面所の「吊引き戸」(どう呼べばよいか、も、初めはわからなかった)で、閉めようとするといつも同じ箇所でつっかえるような堅い感触があり、ついには「開けっぱなし」にしていました。
でも、それだとキッチンから丸見えなので、脱衣所として使う、年頃の娘にはそうもいかないので、なんとか直す決心をしました。
もちろん、業者に頼めばカンタンなのだが、これくらいなら自分でやれるかも、という気持ちと、まあ待て、でも「餅は餅屋」というではないか、という思いが交錯していました。
業者を呼べば費用もかかる、という要素もあり。
さっそくインターネットで調べてみると、それらしいサイトはいくつもあり(そこで、吊引き戸、という言葉を発見しました)読みふけっていましたが、ウチのケースに当てはまるものがない。
一旦外してみればもっとよくわかるかと思ったけど、雨戸のように容易には外れない。
吊引き戸の上部
戸を繋いでいるのは上の2箇所。
ある部分に来ると異音がするので、とりあえず「シリコンスプレー」を買ってきて「シュー」してみたが変化なし。
椅子を使って、上からよーく観察すると・・どうも、留め金はネジ式のようだ。
適当に回してみる(とはいえ、専門のレンチなどなく、たまたまサイズの合ったものを使用)と、・・・あれ?なんだか、感触が違ってくる・・・・
両方をあれこれいじっているうちに、原因がわかりました。
要するに、天板となる柱と、引き戸が平行でないと、マトモには動かない。
ネジ部分
2箇所のネジを調節することによって、見事、直りました。ふー。
こういう情報は共有すべきなので、あとで中1の娘にも、(やや自慢げに)説明してやりました。
そのあとで彼女曰く
「でも、なんでそうなったん?」
そうなんだよ。
それが大事なんだ。
そのことに気がついた娘を思わず褒めてやりました。
気温の変化とか、もう築15年以上になる家の建材としての疲弊度とかあるけど、恒常的に発生するとすれば、それは意識しておかねばならない。
でも今は、昨晩から「どうして直せばよいか」を悩んでいた自分にとっては満足な結果が出せたことを、よく覚えておくことだけにしておこう・・・
または、同じような悩みに遭遇した人の参考となることを願いながら・・・