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無念!那岐山登山

9/11(日)
朝5時半起床。
準備して、6時に、息子と二人でクルマで出発。
予定通りだ。
目的地は、まずは「那岐山麓山の駅」。
カーナビにセットしたが、やはり、思ったとおりのルートを選択してくれないので、自前のルートをたどる。
到着予想時刻は、遅くて8時。
早朝の美作線は交通量もかなり少ない。
快適に距離をきざむ。

奈義町近くからは、ナビのお世話になり、無事に「山の駅」へ。
トイレなど済ませて、レストハウスの男性に、山の天気をきいてみる。
「雨は降らないと思いますよ」
雲は少し多いが、かえって気温の上昇にならなくてすむ。

そこから車で数分で、駐車場に着く。
クルマからなんとなくコゲ臭いニオイはするが、まあ、大丈夫だろう。
すぐそばの「蛇淵(じゃぶち)の滝」を見てから、登山道へ。
予定では、Cコースが往路で、Bコースが復路。
「熊出没注意」のカンバンがある。しばらくいくと、ラジオをつけっぱなしの登山客に会う。
「ここらへんで、1匹見つけたそうですよ」
しばらくいくと、やはりラジオや鈴をつけた登山客にしばしば出くわす。
まぁ、まだ、時期的には大丈夫だろうが・・・

はじめのほうで、分かれ道にある立て札には、「頂上まで2.5キロ」とか書いてある。
想定していたのは、登り2時間だが、たかが2.5キロなら、案外早く着けるかもな、と、息子と話ながら歩いていたが、・・・

山道は石が多く、ぬれているので、滑りやすい。
途中で出会った下りの人にきいてみると
「んー、ここで半分くらいかな」
とか。もう、頂上にかなり近い、と思っていたのに。
これは、心してかからねばなるまい・・

下りの人とすれ違うたびに、「あと、どのくらいですかね」と尋ねるが、思ったよりも距離が伸びていないので、がっかりすること、多し。
さすがに大学生の息子は、時々駆け足で登っていくので、こちらは途中で諦めることなく、ついていく。

ボクが背負ったリュックにはアクエリアス500ccとお茶500ccがあって、頂上で心置きなく飲む予定が、時々とる休憩で、ほとんどなくなっていました。
登山道のそばにあった湧き水を、カラのペットボトルに入れて持ち歩いてきたけど、これも、最終的には飲み干してしまいました。

登り道の途中。苔の先についた水滴が、なんだかキレイ。ときどき、「猫バスを待つトトロ」みたいに、風に揺られた木々から水滴が「ばばばー!」って降ってくるせい?
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鬱蒼とした森や、白い雲に追われた空の下、なんとなく、頂上ぽいとこに出たけど・・・・

眺望、まったくゼロ!

頂上近く。気温は20℃。涼しい!
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そこからすぐの、避難小屋に寄ると、かなり登山慣れしたかんじの女性がいて、ボクらがこの山ははじめてだ、と伝えると、この天気なので「お気の毒に」みたいな反応されちゃたよ・・・仕方ないけど・・・

頂上の石碑で写真を撮ったが、感慨はない・・・
ボクらと同じように、親子で登っていた2人も、「逆の尾根の展望台まで行って、もう一度戻ってみますか」と自嘲気味に話していたけど、おそらく、今日は、こんな状況が続いていたと思う。

結局、8時スタートで、10時着。ほぼ、予想通り。
15分だけ休憩して、10:15にBコースを下山開始。

さすがに、足元は相変わらず悪いが、登りよりは楽。

下り道から、やっと見えた下界
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道といっても、半分川が流れているような道をたどり、これまた予定通り、1時間半くらいで、登山口に戻りました。
11:45くらい。
さすがに、息子も汗ビショで、まいった様子。
ボクも足元はドロドロで、古いスニーカーも一部壊れていました。


あとで見つけた資料:駐車場の標高約500m。頂上は1255mなので、ざっと750mの高さを踏破したことになります。



一旦「山の駅」に寄って、服を着替えて、レストハウスでオミヤゲを。
ここの米粉パンは美味しい、ときいていたので、牛肉ハンバーガー(400円)とか、ちょっとしたものを買いました。

さて、もう一つの目的地のラーメン屋へ。
実は、2日後が息子の誕生日なので、そのお祝いも兼ねたつもり。
登山は「お祝いに、食事やモノを買うのもいいけど、きれいな景色が、もしも見れたら、それをプレゼントにしてやりたいんだ」と、息子にちょっとキザなセリフも言ってみたり。

R53を津山に向かい、広域農道にはいり、津山グリンヒルズ(?)の中にある、有名なラーメン屋へ。
13時頃。行列ができていると、ちょっと面倒だったが、幸い、3~4人くらいしかいない。ほとんど待ち時間はなしで店内へ案内されました。

「麺屋大輔」。
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メニュー
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ネットでは「とんこつがいいけど、中には、しお、を頼んでからトッピングをゴーカにする人も多い」と書いてありました。
息子は「とんこつがいい」というので、こちらは「しお」にして、食べ比べ。
どちらがいい、とはいえないけど、とんこつは、よく吟味されたスープ、という印象がありました。もちろん、「しお」もそれなりに美味しい。

ボクが頼んだ「しお」
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実は、自由に入れられる「高菜」が、絶品だと思いました。
ゆずこしょう、もイイ。

ノーマルで、替え玉にして、満足したのでした。


今回は、まともに風景が見られなかったので「リベンジするか?」と息子にきいたら「いますぐは、遠慮しとく」ということなので、いつかは、再チャレンジしなくては。
ヨメさんや娘も、誘ったけどこなかった。でも、それで正解だった。
ヨメさんは「もう、さきにおりて寝てるわ」というだろうし、中学の娘は「疲れたー!」と連発して、リタイアするに決まっている。
上の娘は、ムキになって、最後までつきあうと思うが・・

那岐山は、ネットでは「登山初心者向け」と書いてあったけど、ボクの実感では「では、中級者向けって、どれだけしんどいの?」と思いました。

登山って、里山レベルで満足してるのでは、ダメダメですね・・・
by pmrider | 2011-09-13 23:27 | 写真 | Comments(0)