モテキ
監督は、30年近く前から現代まで、よくこの音楽を理解している。
橘いずみなんて、20代には初耳ではないか(大江千里もそうだろうが)
それでも、曲が流れるあらゆる場面にはベタで合う。
それでいて、ツイッターをメインに出した展開やエンディング。
卓越したセンスのセリフの妙も、エンドロールも、新しさを感じました。
モテキ、という定義にしては、ストーリィはそれほどでもないと思うが、麻生久美子の演技は真に迫っていて秀逸。
かなりカワイイのに、あそこまで邪険にされるのはシンパシーを感じる。
デートのときの映画にはオススメではないが、落ち込んだときには一人でみればいくらかダメージは消えるような気がする映画。