住む人がいなくなるということ・17キロ

おそらく2歳くらいの頃のボクの息子。ボクの数少ない傑作写真の一つかな。(実母はパネルにしてずっと飾っていてくれた)
写真の引き伸ばしも、ボクがキタムラカメラの2Fで現像して作った。
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2/4にグループホーム(GH)へ移った(移らせた)実母は、時々GHの職員に聞いてみると、夜はやはり「帰りたい」と懇願しているという。
不憫なのだが、母のためにガマンするしかない。

その間にも、兄は実家の始末を着々と済ませていて、電気や水道も今月で止まる。
冷蔵庫の中身の整理も、除菌処理も。さすがだ。
しかし、実家がやがて無人の空き家になるかと思うと、寂しい。
もしもいつか時が経って、母の最期の願いで「家に帰りたい」と望んで、それを叶えることは、荒れ果てた家の様子を見せることになる。
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GHに移るときには持っていかなかったはずの最近の写真アルバムを持っていってあげようと、土曜日に実家に寄ってみる。がらんとしているが、やや掃除されているようだ。
介護用ベッドの搬出のためだったのか?

仏壇で線香をあげて、ちょっとの時間亡くなった父の位牌を拝む。
写真アルバムは見つからない。兄が気づいたのだろうか。

このままいつか一気に物を整理するのだろうが、その前に、ボクが撮った写真とか、置物の皿とかを母は大事に飾っていてくれていて、それを持ち帰ることにしました。
上の写真もその一つ。
他に、大学のときに作った全倍の写真パネルと、中学のとき作った、「火の鳥」を削って表現した丸皿。



日曜日。
走るルートを、児島半島時計回りグルリンパに計画していたけど、なんとなく気が乗らない。
今の仕事も、家族からの孤独感も、閉塞感満載だ。
母のことを話しに行こうか、と、以前にもやった、「墓参りラン」。
前は夏でビールだったが、今回はワンカップを買ってリュックに入れて走る。

百間川河川敷に車を置き、9時過ぎに出発。
気温はたしか3℃くらいだったと思うが、上着は着てきたけど、要らないと判断。
風も弱い。
ちょうど、ペルピエの人達が練習を終えていたように見えたが、走ってゆくと、みたような男性とすれ違う。挨拶はなし。
しばらくして、女性ランナー。もしや、顔を良く見ると、いつぞやもこの河川敷の別の場所ですれ違った、玉野のH井さん。ということは、さっきの男性ランナーはダンナさんか。
また会いましたねーとか、ちょっと話をしてから、別れました。

ペースは、ほとんど変わらない。
ほぼ5’50/キロあたりで2秒ほどブレる。
まぁ、フラットな道だし。
金曜に行った眼科でも説明したが、1年ほど前から、右目の調子がちょっと悪い。
見えにくい、ということでもないのだが、「××を広げますので薬を入れます」という検査を3ヶ月ごとに始めてから、なんとなく。その検査後は必ずしばらくの時間見えにくくなるのは予定通りだそうだが。
道は明るいが、なんとなく右目を左目でカバーするように見て、走る。
気にならないときもあるのだが・・

道の途中。どう見ても工事中みたいだが「営業中」とカンバンのあるうどん屋。
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8キロちょいで墓に着く。
お供え。
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亡父に心の中で報告する。
なにか助けてもらえないものか。
夢で会えるかな?
ワンカップはまかって帰る。

市街地を北から見る。
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17キロ。
来週のきびじマラソンに向けて、これくらいでいいだろう。
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by pmrider | 2018-02-18 17:44 | 写真 | Comments(0)