鴨方(遥照山)あたり・ラン7キロ(VTZで100キロ)
「8年越しの花嫁」のロケ地が、「遥照山」という山だと。行ったこともないし、眺めのいい山という話もきいていない。
原作は実話なので、実際二人が出会ったのはここではなく奈良の生駒山だったそうだが、同じような風景の見える、この場所にしたとか。
生駒山の風景はTVで見たことがあり、ここと同じような風景が実際の目で見られるなら、とルートを検索。
できればランで行きたいが、家から行くほどのヘンタイランナーではない(苦笑)
マップで見つかった「徒歩」のルート。バイクで着替えを持って行き、新倉敷駅にある(だろう)コインロッカーに荷物を入れて走り出す計画。
これを「車」で検索すると、このルートは出てこない。半分は登山か?と予想。
今日は暑くなりそうだが、バイクではMA-1(もどき)を上着に着て、下がTシャツだと、ちょっと寒いくらい。
新倉敷駅には8:30頃着。
遥照山までは11キロだが、標高を考えると、どこかで坂になっているに違いない。
だから、初めからロード用のシューズを履いて行き、もって行ったシューズはトレイル用。
参考にするべき「登山関連」のネット情報では、金光からのルートがノーマルぽい。
バイクで下見に走り、途中から荷物はリュックに入れてそのままバイクを置いて歩いてもいい。
マップで案内された「備南街道」という道は昔からの街道ぽいが、狭いクセに車はよく通る。
ランニングで走るのはやや危険を感じる。
途中の「八島」という交差点を曲がると、はてな、デジャビュか・・そーか!福山まで抜ける広域農道への道じゃん。
かつてはよく走っていた道。
ここをさらに広域農道に入らずにしばらく北上し、分岐点を左に、山側に曲がる。
どうやら、これでいけそうだ。
歩いて登っているような男性も1人。
しかし、なんとなく、道が荒れている。
ついに、通行止め。万事休す。やはり歩いていくべきだったか。
「でも、バリケードが」
「危険だから、そうしとんじゃ」
ちょっと迷っていたボクに
「大丈夫。バイクならいけらぁ」
と言われたので、バリケードはちょっとずらして、通り抜けたのでした。
もう、ここに下りで戻りたくないので、バリケードは元通りに。
相棒
山頂か、と思った場所で、もう一箇所バリケードがあり、これも避けて進む。
快晴の日曜日の昼前だというのに、人は少ない。
カンバンを見ても「映画ロケ地です!」どころか「展望台」の文字もない。
少しウロウロして、運動公園の向こうがそれらしく見えたので、広場を歩いていくと、それらしい場所には出たが・・霞んでいる。残念。
「テレビでは、映画のカンバンとかあったみたいですけど」
「ああ、あれはもう撤去したみたいですよ。そこの据付式のベンチは、以前はなかったけど、そのとき以来そのままみたいです」
ほどなく、連れの女性ランナーも着く。
「金光から登ってこられたのですか?」ときくと「そうです。4キロくらいかな。ついでに、リニューアルした天文台にも行ってみる予定です」
金光からの登り道は木々が多く涼しくて快適だそうだ。
また、行ってみるか・・
あとは遠回りになるが、西側から鴨方に降りる道を走る。
でも、このまま帰るのもなんだかなぁ。
デニムの下はランニングの準備してるし。
駅ならコインロッカーがあるだろう、荷物を置いておけるので鴨方駅を目指す。
だれも管理人のいない駐輪場は「バイク100円。前払い」なのでとりあえず払う。
鴨方駅は予想外に小規模で、キレイなのだがロッカーがない。
困った。
少し遠くに、ハピータウンの建物があるようだ。あそこならあるかな?
トイレで着替えて、荷物をリュックにまとめて、ハピータウンまで1キロほど行くが、ロッカーなし。
まーいーかー
途中のカンバンで「かもがた町家公園」というのがあったので、そこまで行くことにする。
荷物重いし、気温も高くなってくる。
かもがた町家公園。入り口
遥照山よりははるかに低いが、風景はよく見える。
もしかして、駅の改札に行けば手荷物預かりできたのかな?とか思ったけど、後の祭り・・(^^;
結局VTZで100キロほど走って帰宅。
その前に、昼食に、以前から気になっていたうどん屋へ。
自分が通った高校とも近く、その当時から店があったことは覚えていました。
かけうどん大+揚げ、で505円。
麺は細い。
しかし、コシというよりは「ガマンできなくなって、3分のとこ2分でフタを開けてしまったカップうどん」みたいな麺は、どうなんだろう。
客は、どんどん入ってくるから、それがツボな人も、きっと多いのだろう。わからん。ここは、もういいや。