平成30年7月豪雨~災害ボランティア・7キロ
なので、この暑さ(最高気温昨日33℃、今日の予想36℃)を考慮して、早朝走る。
朝4:40頃
目覚めて、仕度しているだけで汗をぐっしょりかく。いわんや、ランニングをや。
湿度のせい?90%くらい。
7キロで終わっておく。
昼食のオニギリを買うために近所のファミマに寄ると、駐車場に知った顔の男性が。
自宅の向かいのYさんだ。
時刻は5時半頃。なんで、こんな早くに?と訊くと、Yさんの親戚が真備にいるので、これから向かう、と。
こういうやり方でないと、うまくボランティアはできないんだろうなぁ・・
朝9時から受付だそうだが、8時半には岡山市の災害ボランティアの基点となる大供公園へ。
でも、駐車場に案内する人が立っていて、鹿田駐車場が使えないそうなので代わりの駐車場へちゃんと案内してくれました。
岡山市、(というより、社会福祉協議会?)の対応は、普通。
保険加入→手書きの名札作成→ボランティアの注意事項(ペラ紙)を受け取り、付箋2枚に名前と携帯番号を自分で記入→グループごとにガイダンス
という流れなのだが、付箋に名前を書いたにもかかわらず、次の手続きは何か、とそばの若い男性関係者に2回きいたが、またも付箋のコーナーに並べ、という。変。
8名ほどのボランティアが半円形に並べられた椅子に座り、ボランティアの基本をガイダンスされる。
そして、今ある案件を紹介される。
メディアの報道とはちょっと違い、被災者の1クライアントから要請された支援を、ピンポイントで片付けるやり方。
「男性4名、女性2名が必要です。軽トラを使いますが、運転してやろうと言われる方いますか?駐車場が少ないので、誰かの車に同乗してもらいますが、車を出せる方は?」
みたいに、やりたい(やれる)作業の希望を募るようなやり方。命令や依頼ではない。
家の片付けで、水に浸かった畳を運んだりする仕事に参加することにしました
ゴミ袋・手袋・ぞうきん・土嚢袋・ポカリスエットなどを自由に持っていき、貸してもらえる軽トラの助手席で移動。
軽トラドライバーを引き受けた男性(H氏)は昨日もボランティアに参加したそうだが、「昨日は、依頼者からさんざん言われてさ!」とか事情を教えてもらう。
ずっと家の片付けができなかったせいもあろうが、クライアントの息子の男性から「段取りが悪い」などとボランティアメンバのほとんど全員にイヤミを言われていたそうだ。
「今日はそうでなければいいいけど」と苦笑のH氏。
ボランティアの心得で、依頼者のプライバシ保護のためにビシバシ写真を撮ってはいけない。
旭川の土手のそばの家まで、iPhoneのマップで道を確認しておき、ナビする。
「ボランティアセンターからきました~!」(と明るく笑顔で挨拶する、とマニュアルには書いてある)
と、片付け作業中の親子をみつけて、停める場所を確認する。
ある程度外に出してある、板や戸棚を軽トラに載せて、100mほど離れた集積所まで運ぶ。
濡れた古い畳2枚を運ぶには、重くて1枚で4人が必要。しかも、悪臭がする。
一緒に行動するボランティアメンバにはリーダーと、休憩指示メンバが暫定的に決められていて、15分ごとに「休憩してください!」と声をかけられる。
それほどの暑さは感じなかったけど・・
でも、確かにこれをお年寄りや、男手1人か2人で軽トラなしで片付けるのは、大変。
依頼者の親子と話していると、ここに一人暮らしの高齢女性は「ボートで避難した」そうだし、息子さんと見られる男性は「三重から戻ってきた」とか。
たまたま少し低い土地の家だから床上浸水したようだが、10mほど離れた高台の家は庭の芝生が青々としている。
植木の白い葉の部分が冠水位置を示しているこの家とはエラい違いだ。
実質作業時間は1時間くらいか。
移動時間もかかっているので、これで11時前。
ボランティアセンターに報告すると、今日は、これで終わり、受付の場所に戻ってきてくださいと言われ、用意した昼食のおにぎりは無駄に。
消化不良。明日もやる?(^^;)