<ハラスメントについて>
会社の宴会。
忙しい時代で、参加できるのは多分年1回か2回くらいのペース。
しかも、酒は飲まないで、一次会が終わってから仕事しに会社に戻る社員もいた頃。
ボクがトイレに立ったあと、元の席に戻る時、冗談半分で、入り口近くに座る女性社員Eさんの肩を軽く後ろから揉んでから行きました。
「もう!びっくりするじゃない!」
と軽く叱られるくらいのレベルだが、翌日、課長から「PMさん、昨日、Eさんの肩揉んだでしょ?あれ、セクハラみたいだよ」
「え?!あれくらいで?」
「所詮は、本人がどう感じるかだからねぇ・・ちょっと注意したらいいと思うよ」
前からではなく後ろからだったので、問題ない筈^_^と言うことではなく。
確か、Eさんは30代半ば未婚、社歴もボクよりずっと長い。隣りのフロア同士で、セクションは違うが、仕事の流れの関係で話もするし音楽の雑談もしていた。
なのに、今更?
なんか気に触ることしたかな?
あまりに加齢臭が?^_^
今は、自分が、「嫌なこと」と、感じればすべて認められそう。
厄介な時代。
一方で、警備の仕事をした時、自分がパワハラを受けることになりました。
ボクを入れて3人のローテーションで回る職場。
1年ほど先輩のM氏は、前職は銀行員のようだが、あまり堅い感じはしない。
リーダー格(一番古株だから?)のS氏と、1時間ごとに受付・渡り廊下・休憩室にいるのを繰り返すだけの単純な作業。
しかし、理不尽なことが起きる。
例えば、
まだ、夏の頃。
3人の服装は基本的には同一だが、クールビズの半袖から長袖に変えるタイミングは、みんな一斉にやるのですか、とS氏に問うと、「個人の判断に任せる」と言われる。
10月のある朝、朝一番の勤務ローテで、余りに寒いので長袖を着ていく。(3人は基本的に毎日出勤だが、同じ出勤時間ではない)
しかし、ボクよりはるか年上の2人は、まだ半袖だ。
長袖を見て「事前に、変えるなら変えると言わなきゃだめじゃないか。自分勝手な判断はするな」と言われる。
「はぁ?」な世界。
朝の受付で、ユーザーの局長が出社する(前を通り過ぎる)と、横の出社ランプを我々が点けるルールがあるが、一人でやる業務上、どうしても数分、席を空ける時間帯がある。
ある日、(ボクの後の受付番がM氏)局長が出社しているにもかかわらず、ランプが消えていたことをM氏に強く非難される。というか、よく聞けば、「だから、ワシが叱られたじゃないか!お前のせいで!」と言うこと。
「多分、ちょっと席を空けた時、たまたま来られたんじゃないですか?」
「多分?多分とは何だ!」
もう、どうしようもない。
社員も出社してきているし、格好悪いので、早く終わらせるために、すみませんでした、と頭を下げると
「それで、謝ってるつもりか!いままでどんな会社で仕事してきたのか?!」
としつこく言われる。
ちなみにS氏の意見は「ランプは局長が自分でつければいいんだ。わしらは関係ない」でした。^_^
また、全くつまらない話だが、引き継ぎ者へのメモ(何時に、G様にJ社の方が挨拶に来られます、など)に書く文字が小さい、とM氏に怒鳴られる。多分、老眼なのだろうと、「どれくらいがいいですか?」ときくと、1.5センチ角くらいの文字らしい。紙が、すぐにいっぱいになる。しかも、ちょっと小さいと、また怒鳴られる。
こちらも呆れなから聞いていたのだろう。
「そんな反抗的な顔をするな!またやったら、会社を辞めると約束しろ!」
とも言われました。
アナタにそんな権限はありませんカラ。
他にも、古い名簿パネルの電灯切れが、元々光が暗くて分かりにくく、切れてそのままにしていると、またM氏に罵られる。
「お前、目が見えてるか?」
説明が長くなるので割愛しますが、そんな不快な事件は半年で10件以上はありました。
S氏はS氏で、ボクが注意されたミスを自分は平気で犯して、「別に、ええんじゃ」と答える。
一応のリーダーたるS氏の資質にも疑問がありました。
うつになって出社出来なくなる・・まではいかなかったが、悔しくて寝れない夜はいくつかありました。
度胸がないからか、臆病なせいか、言い合う勇気はありませんでした。社会人だし
でも、いくつか事件を書き出していくと、ボクの至らなさより、理不尽さが勝つ。
ボクらが休暇を取る時のピンチヒッターの、非常勤の社員にも経緯を話すと、ボクに同感してくれました。
だから、もう我慢するしかない。
無駄な時間やパワーを使いたくない。
でも実は、世の中の所謂パワハラ、というレベルまでは至ってなかったのかもしれない。
そんな経緯は、採用時の面接官でもある、上司には全部伝えておきました。
その結果、1年後、別の作業部署に異動となり、最後の挨拶で、こちらは普通に、M氏の前で、これまでの指導にお礼を言ったが、目の前のM氏からは、何もない。
まぁ、聞かない方が、良かったかもね。